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Car Archive

 またも、だいぶ間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

Yupiteru Drive Recorder DRY-WiFiV5d

 前回、Pioneerさんのドライブレコーダーユニット、「ND-DVR1」をリヤに取り付けたところですが・・・、

 思うところあって、Yupiteruさんのドライブレコーダー、「DRY-WiFiV5d」を改めて購入しました。

 例によって、指定店専用モデルですが、20,000円でゲット。0xF9F8

Yupiteru Drive Recorder DRY-WiFiV5d

 開封の儀。

 またも、お届けモノが。0xF9C7

Pioneer, Navigation System, AVIC-RZ99

 Pioneerさんのカーナビゲーションシステム、「AVIC-RZ99」です。(オープン価格、購入価格:69,755円)

 「楽NAVI」の最上位機種で、2015年10月に発売されたモデルです。

Porsche 911 Type 997, Dual Drive Recorder, Back Camera, DIY

〔関連情報〕
   ・「デュアルドライブレコーダー&バックカメラ(1) - 取付準備」(2015年8月30日)

 なぜに「CYBER NAVI」ではなく、「楽NAVI」にしたかというと、以前に購入した「ND-DVR1」と接続するためです。

 「楽NAVI」は、ND-DVR1をナビから操作できる「ドライブレコーダーリンク」に対応していますが、「CYBER NAVI」は、なぜか対応していません。

 「CYBER NAVI」と「楽NAVI」との関係は、ちょうどPorscheにおける911 CarreraとCaymanとの関係のように、“楽NAVIは、CYBER NAVIを(価格的にも性能的にも)抜いてはならない”というテーゼがある、のだかどうだかは分かりませんが、

 こちらも、最新モデルであるCayman GT4のポジショニングよろしく、「CYBER NAVI」にない機能が「楽NAVI」にあったりする、ようです。

 前回の続きです。

 バックカメラの取り付け(配線の引き込み)と同時進行で、ドライブレコーダーのリヤ用のカメラを取り付けます。

Drive Recorder, Yupiteru, BU-DRS911, OP-DRCM1

 こちらは、以前に取り付けたYupiteruさんのセパレート型ドライブレコーダー、「BU-DRS911」のカメラです。
(正確には、オプションの増設カメラ、「OP-DRCM1」です)

 これに替えて、Pioneerさんのドライブレコーダーユニット、「ND-DVR1」を取り付けます。

Drive Recorder, Pioneer, ND-DVR1

 カメラを取り付ける前に、少し工夫しておきます。

 カメラの取付ステー(リヤウィンドウ側)には、両面接着シートが貼り付けられた状態になっていますが、この両面接着シートの色が、「グレー」になっています。

 このままリヤウィンドウに貼り付けると、外側から見た際に、やたらと目立ってしまうこと必至です。

 前回の続きです。

 またも、だいぶ間が空いてしまいましたが、以前にリヤバンパーに埋め込んだ「バックカメラ」の配線を、車内に引き込みます。

Drive Recorder, Security LED

 まずは、作業スペースを確保するため、エアクリーナーボックスを取り外します。

Drive Recorder, Security LED

 リヤバンパー中央から出てきているのは、Pioneerさんのバックカメラ、「ND-BC8」のケーブルです。

 前回の続きです。

 今回の「セキュリティLED制御回路」では、常時電源(BAT), アクセサリー電源(ACC)の、2つの電源線が必要となります。

 常時電源は、その名のとおり、バッテリーから常時電源が供給されているもので、アクセサリー電源は、イグニッションキーをキーシリンダーに挿入した時に電源が供給されるものです。

#国産車や多くの輸入車の場合には、キーをシリンダーに挿入すると、ステアリングロックが解除され、「ACC」の位置まで回すと、アクセサリー電源が供給されるようになっているのが一般的です。

#一方、Porscheの場合には、キーをシリンダーに挿入すると、ステアリングロックが解除されるとともに、すぐにアクセサリー電源が供給されるようになっています。
(もしかすると、Porsche伝統の「ル・マン式スタート」を素早く行うため、あえて一段抜いた機構にしているのかも知れません)

 また、以前の「PSE制御回路」では、イグニッション電源(IGN)が必要でした。

 イグニッション電源は、エンジンが掛かっている状態(キーをシリンダーに挿入し、「ON」の位置まで回した状態)の時に電源が供給されるものです。

 これら、3種類の電源線が必要となり、それぞれをヒューズボックスから取り出すことにしますが、この際、きちんと系統立てて、電源線を整理することにしました。

#わざわざそこまでする必要もないのですが、まぁ、技術屋としての“気持ちの問題”ということで。0xF9C5

Drive Recorder, Security LED

 ヒューズボックスから電源を取り出す方法として、エーモンさんから「平型ヒューズ電源」という製品が発売されています。

 しかし、Porscheで使われている「平型ヒューズ」においては、許容電流量が10A, 15A, 20Aのラインナップしかなく、今回、アクセサリー電源の取り出しを予定している7.5Aのものはありません。
(最近のクルマで広く使われている「ミニ平型ヒューズ」においては、7.5A, 10A, 15A, 20A, 30Aの、幅広いラインナップがあるのですが)

 ラインナップのない電流量に対しては、「フリータイプヒューズ電源」という製品があり、これを使えば、7.5Aにも対応させることができます。

 しかし、この製品は、ヒューズ本体を収容する「ヒューズホルダ」が別パーツとなっており、これが嵩張って、Porscheの場合には、ヒューズボックスの蓋を閉めることができません。

 そこで、「ないのなら 作ってしまえ ヒューズ電源」(字余り)ということで、電流量に合わせた特製の「平型ヒューズ電源」を作ることにしました。

#別メーカーの「平型便利ヒューズ」という製品を使えば、簡単に解決できますが、まぁ、「何事もお金で解決」というのも、いかがなものかと思いまして。0xF9D1
(大した金額ではありませんが)

Drive Recorder, Security LED

 まずは、“取り出される側”の「平型ヒューズ」です。(画像手前)

 これに加工を施します。