SOARISTO工房 Logo
Car Archive
2007/11/25

 購入から2年が経ち、“DIYしたい病”も沈静化の兆しが見えてきたため、トップページの画像をアップデートすることにしました。

 愛車をファインダーに収めるなら、やはり晩秋の澄み切った空の下がベストということで、いつもの撮影ポイントへ。

2005 version

 2年前の、ほぼノーマル状態の530i。

2007 version

 現在の530i。

 外見的な違いは、ルーフがカーボン調になっていることと、フォグランプがHIDになっていることと、キャリパーがゴールドになっていることぐらいでしょうか。

 あと、ホイールがパツパツになってますね、特にリヤが。0xF9C7

2005 version

 2年前のリヤです。

 当時は、苦労してアンダーディフューザーにカーボン調シートを貼り込みましたが、その後、しばらくして、純正でカーボンディフューザー(51120404935:84,000円)が出ましたね。

2007 version

 現在のリヤです。

 ホイールは、BMW純正のアルミ鍛造、ではなく、BBS RE19インチです。

 やはり、ゴールドのキャリパーと、ホイールのパツパツ度合いが目立ちますね。0xF9C7

2007/11/17

 「未知との遭遇」、それは夜も更けたとある主要駅。

 他のタクシーとは明らかに異なる、黒くてデカい物体が、音もなく近づき。

 ルーフ上に“カタツムリ”が載ってはいるものの、「まさかそんな・・・」。

 呆気に取られているうちに、パカッと大きなドアが開き。

BMW 750iL TAXI

 フルレザーのリヤシートに身を沈めると、フロントシートとの距離がやたら長い。

 「こっ、これはっ!!」、750iLではないでつか。

 さすがBMW自慢のV12。戦艦のような巨躯が、みるみる加速していきます。しかも、大地のような剛性感。

 運転手さんは、口ひげを蓄えられた優しそうなおじさん。

 道中の話題は、もちろんクルマの話。

 「本当にクルマがお好きなんですねぇ」って、いえいえ、運転手さんには敵いません。0xF9C7

 7シリーズ(E38)のタクシーは、首都圏では、ハイヤーを除いて、「おそらくこの1台しかないのではないでしょうか」とのこと。

 到着後、家に走って帰ってデジカメ撮影。

 後から気づいたですが、ナンバーも「・750」になっているではないでつか。

 「さっすが~」。0xF9CF

2007/09/30

emblem01.jpg

 Z4のフロントエンブレムの外径が、φ70mmであることが判明。

emblem02.jpg

 さっそく購入。

emblem03.jpg

 Z4のエンブレムを加工します。

 エンブレムの裏面2ヶ所に位置決め用の"ツメ"があるため(写真左)、ルーターを使って削り取ります(写真右)。

emblem04.jpg

 BBSのセンターキャップを加工します。

 センターキャップは、BBSのエンブレムが台座に両面テープで貼り付けられています。ヒートガンで暖めながら、隙間にカッターを入れ、2つを分離します。

 分離した台座を脱脂し、Z4のエンブレムを貼り付けます。

 前回のリヤ編に続き、フロント編です。

spacer01.jpg

 ローター関係を洗浄し、脱脂します。

 スペーサーをハブに組み付ける際には、軸受け部分にシリコングリスを塗っておきます。
(ハブ面には絶対に塗ってはいけません)

 軸受けにグリスを塗っておかないと、スペーサーがハブに固着し、点検の際に外せなくなってしまいます。
(こんな基本的なことすら知らない(知っててもやらない)ショップがあるようですが、後先考えないというか、これだけ回転精度とバランスが要求されるところをハンマーで叩くなんて、考えただけでも恐ろしいです)0xF9D1

spacer02.jpg

 塗装完了です。

 前回は書きませんでしたが、スプレーで塗装する際のマスキングは、「これでもかっ!」というくらい、入念にしておきます。

 特に、キャリパーの裏側のブレーキホースや、ブレーキフルードの空気抜き栓のキャップなど、ゴム製の部品には、塗料が絶対に掛からないようにします。
(塗料が少しでも掛かると、経年変化でゴムが劣化します)

 最近、クルマ関係のネタが少ないとお嘆きの貴兄に。0xF9F8

 昨年冬に部品を買ったっきり、ほとんど放ったらかしになっていたこの企画ですが、突然、思い出したかのように再開します。0xF9C7

 まずはじめに、道具たちを紹介します。

spacer01.jpg

 msano7さんに教えていただいたトルクレンチ。

 ほとんどの日本車の規定トルクは103N・mですが、BMWの規定トルクは120N・mのため(7シリーズを除く)、一般に市販されているホイール用のトルクレンチでは、必要なトルクで締め付けられません。

 このレンチは、プリセット型のトルクレンチで、"握り"の部分にゲージがあり、"握り"を軸方向に締めたり緩めたりすることで、28~210N・mの間でトルクを設定することができます。

 なお、トルクレンチは、使わない時は設定トルクを緩めておきます。
(常にテンションが掛かった状態で保管しておくと、ゲージのトルクと実際のトルクがずれてしまい、使い物にならなくなってしまうためです)

spacer02.jpg

 こちらも、msano7さんに教えていただいたシザーズジャッキ。

 このメーカーさんのシザーズジャッキは、ヘッドの大きさが55mm×30mmになっていて、ちょうどBMWのジャッキポイントのガイドホールにぴったり収まります。
(一般に市販されているシザーズジャッキをいろいろ調べましたが、どれもヘッドが大きすぎて、BMWに合いませんでした)