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BMW Archive
2006/01/02

 皆さま、新年0xF89F0xF9E5、あけおめ、ことよろ、でございます。0xF995

 「一年の計は元旦にあり」。昨日今日と、今年一年について、いろいろと考えておりました。0xF9C5

#現在、このような本を読んでおりまして、ちょっとかぶれてます。

 つぎつぎに、とは言わないまでも、今年もまた新たな作品に取り組む予定ですので、引き続きどうぞよろしくお願いいたしますです。0xF9C6

 さて、たくさんいただきました年賀状の中に、このようなハガキが入っておりました。BMWの新しいショールームのご案内です。

bmw_ad2006.jpg

 ここでいう「平凡な高級車」って、どのことを指すのでしょうねぇ。0xF9D1

 まさか、自分たちのことを“平凡”だとは言わないでしょうから、やはり、昨年来の一大広告で自らを“高級”だと宣っている、某「国産ブランド」のことを指しているのでしょうか。

#ちなみに、こんな本があります。

 あるいは、わざと自分たちのことを“平凡”だと言って、躍起になって成り上がろうとしているヒトたちを、一歩引いたところで冷めた目で見ているようにもみえます。

 う~ん、なかなかにアグレッシブなキャッチですねぇ。さすがは外資系、とても日系企業ではここまで言えません。0xF9F8

#BMWの挑戦的(挑発的)な広告戦略については、この本に詳しく述べられています。

 アグレッシブついでに、海外での広告を。

mercedes_bring.jpg

    A MERCEDES CAN ALSO BRING DRIVING PLEASURE

 直訳すると、

    「メルセデスもまた、“駆けぬける歓び”をもたらすことができる」
となります。

 ベンツのトランスポンダー、運んでいるのもベンツ、ではなく5シリーズ(E39)。日本で言えば、トヨタ車を日産ディーゼルのトラックで運んでいるようなものでしょうか。

 う~ん、いいですねぇ、このシニカルというか、アイロニーな具合が。自らの広告にスリーポインテッドスターを入れてグッと持ち上げておきながら、ドカンと突き落とす、みたいな。0xF9C7

 直接的な比較広告ではなく、上手くひねってあるところに、大人のエスプリを感じます。個人的に広告大賞をあげちゃいたいくらいです。0xF9F8

#今年も辛口0xF9F0で行こう、うん!

2005/12/18

 "聴覚的に分からないなら視覚的に"ということで、スペクトル分析をしてみました。

〔エンジン音1のスペクトル分布〕

Analyze Air Intake Sound

〔エンジン音2のスペクトル分布〕

Analyze Air Intake Sound

 さて、1と2の違いは?

2005/12/18

 で、何がしたかったかというと、これです。

〔エンジン音1〕


(右クリックでメニュー)

〔エンジン音2〕


(右クリックでメニュー)

 皆さん、1と2の違いが分かりますでしょうか?

2005/12/18

 まずはじめに、TOYOTA 2JZ-GTEのエンジン音です。

 いまとなっては、国内最後の「ストレート6+ツインターボエンジン」となってしまいました。


(右クリックでメニュー)

 シーケンシャルツインターボの過給音が、い~い音してます。0xF9CE

 吹け上がりが若干鈍いようにみえるのは、踏み込み量を加減したためであり、実際にはもっとビュンビュン回ります。
(ECUの変更によりレブリミットがカットされているため、気を遣ってます)

 つづいて、BMW N52B30Aのエンジン音です。

 2005年春から国内に投入された、BMWの誇る「新世代ストレート6エンジン」です。
(世界初マグネシウム合金エンジンブロック、第二世代バルブトロニック)


(右クリックでメニュー)

 「これってバイクのエンジン?」と思うくらい、鋭い吹け上がりです。0xF9CF

 BMW独特の「ビ~ン」という音が特徴的です。この特徴は、高回転になるほど強くなります。まるでエンジンが「回せ、回せ!」といっているかのようです。

 このエンジン音だけで、「Bimmerになって良かった~」と思えるくらいです。

#この歓びは、LEXUSでは味わえなかったでしょう、きっと。

 2つのエンジンをざっくりと対照すると、2JZ-GTEが「弦楽器のような艶やかなエンジン音」、N52B30Aが「管楽器のような乾いたエンジン音」、となるでしょうか。

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吸気音比較 (1)
2005/12/11

 2005年8月27日~28日の2日間、「富山巡礼の旅」に行って参りました。

bbs-toyama01.jpg

 SOARISTO号の隣りは、前日に納車となったばかりのtom_ari号。

 この時点では、日本にまだ10数台しかデリバリーされていない、正真正銘の「M5」(車両価格:1,330万円~)です。0xF9CB

 富山と言えば、行き先はもちろん、F1をはじめ、数々のレースシーンに世界最高水準のホイールを供給し続ける、「日本BBS」さんです。
(正確には、その製造元である「ワシマイヤー」さん)

bbs-toyama02.jpg

 今回は、juinさんとtom_ariさんのお取り計らいで、日本BBSさんの常務取締役じきじきにご案内いただけることになりました。

 技術屋の端くれとしては、これまで履いてきた「Super-RS」や「LM」が、どのような環境で作られているのか、とても興味があるところです。

 また、日本BBSさんのプレスリリースでは、このほど国内最大級の「9,000トンプレス機」が完成したとのこと。これは見逃すわけにはいきません!0xF8F2