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BMW Archive

 またも、ずいぶん間が開いてしまいましたが、前回の続きです。

 HIDフォグランプの本体を加工します。

 このユニットは、ARISTOの時代に購入し、530i M-Sportにキャリーオーバーし、さらに今回、M3 Coupeにキャリーオーバーします。かれこれ、10年近く使っていることになります。

High-Wattage HID Fog for M3 Coupe

 HIDフォグランプ本体の色は、もともとは「シルバー」ですが、M3 Coupeのインテークに埋め込むことを考えて、「マットブラック」(つや消し黒)に塗装します。
(530i M-Sportの時も、同じような加工をしました)

High-Wattage HID Fog for M3 Coupe

 こんな感じで、しっかりマスキングしてから塗装します。

 自分で言うのもなんですが、“塗装ワザ”については、幼い頃から培ってきた経験で、かなり成熟の域に達してきたと思います。
(なんと言っても、M3 Coupeは、1/1のプラモデル(ダイキャストモデル?)ですから)

 塗装の直接的な技術も重要ですが、塗装する際の環境作りも重要だったりします。
(これについては、別の機会に詳しく)

High-Wattage HID Fog for M3 Coupe

 塗装が完了し、パーツを組み合わせた状態です。

 M3 Coupeのインテークに埋め込むのが、楽しみです。

2009/07/19

 BMW東京さんにて、「Mモデル テスト・ドライブ・フェア in 天王洲」が開催されるということで、

M Test Drive Fair in Tennozu

 歩いて行けちゃう距離なのですが、環境に厳しく(?)、クルマで行ってきました。

 試乗できるモデルは、
   M6 Coupe / M5 / M3 Coupe / M3 Sedan / Z4M Roadster
に加え、
   Z4 sDrive35i / 335i Cabriolet / 335i Coupe / 135i Coupe / 130i / 120i Cabriolet
と、まさに「駆けぬける歓び」を体感するにふさわしい、フルラインナップが揃えられています。

M Test Drive Fair in Tennozu

 招待状のとおり、ショールーム内には、歴代のM3が展示されていました。

M Test Drive Fair in Tennozu

 ピット内には、M6 Coupeが、リフトアップされた状態で展示されていました。

M Test Drive Fair in Tennozu

 普段は見ることのできない、アンダーボディーです。

M Test Drive Fair in Tennozu

 NASAダクトも凄いですが、フィン状の細かなパーツが、あちこちに付いているのも凄いです。

 BMWでいうところの、「エア・フロー・コントロール」ですね。

M Test Drive Fair in Tennozu

 ということで、M6 Coupeに試乗してきました。

 試乗車は、まだ1,000kmほどしか走っていない、おろしたての2009年モデルです。SMGⅢの変速プログラムも、最新版です。

 スタートスイッチを押し、10発のシリンダーに火を入れて、いよいよ試乗開始です。

(以下、編集中)

 この「Mモデル テスト・ドライブ・フェア in 天王洲」は、明日の7月20日(月)まで開催されています。

 しばらく放ったらかしになっていた、この企画ですが、

High-Wattage HID Fog for M3 Coupe

 フォグランプの取付予定位置です。

 エアインテークの部分は避け、ラジエターグリルの左右に取り付けることにします。

High-Wattage HID Fog for M3 Coupe

 ということで、加工用のラジエターグリルです。

High-Wattage HID Fog for M3 Coupe

High-Wattage HID Fog for M3 Coupe

 前回のバージョン2.5の試作から、約1ヶ月が経ちました。

White Angel Eye

 夜間のテスト走行でも、熱容量的に問題なさそうなので、正式に、左右1セット、製作してみました。

White Angel Eye

 ちなみに、某B社のHPでは、先日まで、3 Series Coupe(E92)向けに、
   「WHITE RING No.9.2」
という製品がラインナップされていましたが、この製品がラインナップから消え、新たに、
   「WHITE RING M3 Doping Edition」
なる製品が計画されているようです。(2009年7月5日時点)
   ttp://www.brex.jp/jp/
   (頭にhを付けてコピペしてください)

 いや~、“ドーピング”って、すんごいネーミングですね~。

 バージョン2.5を、M3postに公開したのと時を同じくして、旧製品が消え、新たに計画されているというこの製品。

 ちゅーこく四千年の会社ですから、どんな製品だか(どんな形状だか)、とても楽しみです。

2009/06/19

 昨年に引き続き、ひと足早く平日に、「東京スペシャルインポートカーショー」に行ってきました。

 昨年は幕張メッセでの開催でしたが、今年はまた東京ビッグサイトに戻ってきました。
(家からメチャメチャ近いので、こちらの方が有り難かったりします)

 今回も、juinさんのお取り計らいにより、ゆっくり観て回ることができました。
(juinさん、ありがとうございました)

Tokyo Special Import-Car Show 2009

 ということで、VIPパスをいただいた、「日本BBS」さんのブース。

BBS RE-V

 BBSさんの新作、「RE-V」です。

 REの直系、アルミ鍛造1ピースホイールで、その名のとおり、スポークがVシェイプをしています。

BBS RE-V

 BBSさんのお家芸、LM-Rと同様に、スポークの側面が「肉抜き」されています。

 機械加工で切削して、最後は手作業で仕上げてあるそうです。

BBS RE-V

 New Z4へ装着したところです。

BBS RE-V

 スポークのデザインが、リムの外周ギリギリまで延びているので、同じ19インチでも、かなり外径が大きく見えます。

BBS RE-Mg

 上段に鎮座ましますは、「RE-Mg」サマです。

 定価:207,900~219,450円で、4本でホイールだけで約100万円です。
(「いつかはマグ鍛」)

Double Forged Wheel

 二重鍛造で作られたホイール(DFW)が展示されていました。

 これまでの鍛造ホイールは、アルミのビレット(円筒状の塊)を、9,000Tプレス機などで鍛造・成型していましたが、DFWでは、ビレットを一旦ホイールに加工しやすい形状に鍛造し(一次鍛造)、さらにホイールの形状に鍛造・成型します(二次鍛造)。

 これにより、金属粒径を5~10μmと緻密化し、単位体積当たりの強度を増すことで、結果として、ホイール全体で1~2割程度の軽量化を図ることができます。

 実際に、サンプルとして展示してあった大口径ホイールを持ち上げてみると、(マグ鍛ほどではありませんが)軽々と持ち上げることができます。

Double Forged Wheel

 従来の製法と、DFWとの比較です。

 スポーク(縦の部分)の肉厚が薄くなっていることが分かります。さらに、リム(横の部分)の肉厚も薄くなっています。

Double Forged Wheel

 BENTLEYに純正採用されているホイールです。これもDFWのようです。