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BMW Archive

 工房ご来房の皆さま、こんばんは。SOARISTOです。0xF995

 BMW 5シリーズ(E60/E61)に「M5用パドルシフト」を取り付けた車体に対し、ステップトロニックをより能動的に操作し、より深く「駆けぬける歓び」を味わうための装置(以下、装置。実現する機能は後述)の製作を検討しております。

BMW M5 Paddle Shift
(交通安全の川崎大師の御守りがチャームポイント)0xF9C7

 装置には、非常に高度で高速な処理が求められるため、制御用のマイクロコンピュータを搭載しますが、車載用として十分な品質、耐久性を確保するため、プリント基板を製作する必要があります。

 しかしながら、少ロット生産では、現実的な価格で実現することができないため、最低限、10個以上の装置をまとめて製作する必要があります。
(私の分を差し引くと、最低限、9個以上)

 そこで、この装置に対し、どの程度の需要が見込まれるものなのか、この場で希望数を調査させていただきたく存じます。

〔実現する機能〕(予定)

 通常のステップトロニックの動作では、「ノーマルモード」から「スポーツモード(マニュアルシフト)」に切り替えるためには、ATゲートを「D/S」の位置に入れます。

 その状態でシフトダウン(またはシフトアップ)すると、常にそのギアでホールドされます。

 よって、例えば、エンジンブレーキを掛けるために「M2」まで落とし、また通常走行のためにスポーツモードに戻そうとすると、いったんゲートを「D」に入れ、さらにまた「D/S」に入れ直さなければなりません。(ツーアクション)

 また、例えば、信号待ちで、スポーツモードで「M2」まで落としたことを忘れ、そのままスタートすると、ギアがいつものようにシフトアップしないため、「あれ?」っという感じになります。

 これは、例え「M5用パドルシフト」を装着したとても、まったく同じ動作をします。

 そこで、「M5用パドルシフト」の制御信号の一部を利用して、以下のような機能を実現することとします。

  (1) 「D」の状態で、パドルシフトの「+」「-」のどちらかを操作すると、瞬時に「D/S」の状態に遷移する。
  (2) 上記(1)の状態で、しばらくパドルシフトの操作をしないと、自動的に「D」の状態に復帰する。
    (信号待ちの時などを想定)
  (3) 「D/S」の状態、または上記(1)の状態で、左右のパドルシフトを「同時に引く」と、瞬時に「D」の状態に復帰する。
    (ATゲートに触れずにチェンジ)

 これにより、ステップトロニックをより能動的に操作し、より深く「駆けぬける歓び」を味わうことを目標とします。
(命名、「アクティブ・シフター」(仮称))

〔対象車種〕

 ・以下の条件を同時に満たす車種

  (1) BMW 5シリーズ「サルーン(E60)」および「ツーリング(E61)」
  (2) 「M5用パドルシフト」が取り付けられ、正常に動作している車体

〔予想価格〕

 ・1万数千円程度。
 (装置(「アクティブ・シフター」)本体のみ。「M5用パドルシフト」関連一式は、別途準備のこと)

〔ご希望方法〕

 ・本調査への返信を以て、ご希望数としてカウントさせていただきます。
 (掲示板へ書き込みください)

〔ご注意事項〕

 ・本調査は、あくまで前述の機能を有する装置に対し、どの程度の需要が見込まれるのかを把握するためのものであり、本調査への返信により、装置の製作の確定および装置の確保をお約束するものではありません。

 ・装置の製作が確定した場合には、改めてメールにてご連絡させていただきます。

 ・装置の実現する機能、取り付け方法、アフターサポート等については、万全の体勢を整える予定ですが、あくまで個人の趣味の延長線上のものであり、メーカー同様の品質、安全性、サポートを保証するものではありません。

 ・また、装置に起因して発生したいかなる事故、損害にも、装置の製作者および取り付け者は、免責とさせていただきます。

 ・本調査に返信いただいた方は、当工房における装置製作の主旨を酌み、上記内容にご同意いただいたものといたします。

〔その他〕

 ・本調査は、製作上の最小ロット数(9個)に達し次第、終了とさせていただきます。

 以上、需要調査へのご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。0xF9EB

 M5用のパーツが届きました。0xF8E6

#また無駄遣いしてしまいました~。0xF9C7

m5_parts01.jpg

 まずは、M5用の「キドニー・グリル」です↑。

 縦フィンの部分が、メッキ加工されています。

m5_parts02.jpg

 つづいて、M5用の「i-Driveコントローラー」です。

 円周状にヘアラインが入っているので、アルミ削り出し、かと思いきや、プラスチック製でした。よくできてます。

 PIAAのWhat's Newを見ていたら、このようなニュースが↓。

   「最新!!H.I.Dコントローラー近日発売!!

 キャプションは、

   ~世界初!!運転席から照射光の色温度をコントロールできる!!~

だそうです。

 相変わらず、「世界初!!」とか「最新!!」とかのワードがお好きなようで・・・。

#まぁ、四十過ぎてイイ歳こいて、茶パツで、オレンジ色のスーツにオレンジ色のネクタイをなさっているような方が率いているような会社が(以下、280ps自主規制)。0xF9D1

 個人的には、この一件以来、「ひとり不買運動」を展開中であり、この手のキャプションは「まったく信用していない」ので、どーでもいい訳ですが。

 「HIDバラストのハイワッテージ化」の発表から、ちょうど3年が経ちましたが、生意気な言い方をさせていただければ、

   「やっと追いついたか」

という感じです。

 その昔、「ソニー・モルモット説」というのがありましたが、「LEDポジションランプ」といい、「ホワイト・エンジェルアイ」といい、今回の「ハイワッテージ・バラスト」といい、SO社に対するP社のように、需要が顕在化してくると、アイデアをパチって出してくるみたいな感じです。

#まさかこのサイトはご覧になっていないとは思いますが。0xF9D1

 一部の方には、たいへんお待たせいたしました。「M5用パドルシフト移植」ですが、遂に完成いたしましたっ!!0xF9CF

 パーツ一式は、すでに昨年の7月(しかも納車の1週間前)に手に入っていたのですが、忙しさにかまけて、いままで放ったらかしにしていました。0xF9C7

 このほど、WDSにより制御信号の解析が終わりましたので、遅ればせながら、取り掛かることにしました。

〔M5用パドルシフトの移植〕

M5_paddle10.jpg

 バッテリーのマイナス側端子を、M10のレンチを使ってサクッと取り外します。

M5_paddle11.jpg

 オリジナルの「M-Sport レザー・ステアリング・ホイール」です。

2006/06/14

 Nicoleさんの新しいメンテナンス・ブースで、「Alpina B7 Supercharge」を見せていただいた後、ショールームでセールスさんと、「今期もBMWさん、好調のようですねぇ」なんて、雑談をしていたところ、

   「750iが来ているのですが、試乗なさいますか?」0xF9C6

   「え゛ぇ~っ! いいんですか!?」0xF9CF

ってことで、ひょんなことから、BMWのフラッグ・シップを試乗できることになりました。

 さっそく、Nicoleさんのモータープールに行くと、

750i-01.jpg

   (ドカ~ン!)

 いましたいました、デカいのが↑。(しかも、左ハンドルぢゃないかい)0xF9C7

 BMW 750i (車両本体価格:11,000,000円~)
   全長:5,040mm、全幅:1,900mm、ホイールベース:2,990mm
   車両重量:2,040kg、車両総重量:2,315kg
   エンジン種類:V型8気筒DOHC、総排気量:4,798cc
   最高出力:367ps/6,300rpm、最大トルク:50.0kgm/3,400rpm
   0-100km/h加速性能:5.9秒

 ちょっとその大きさと価格にビビりながらも、涼しい顔をして、さっそくエンジン・スターティング・スイッチを押して、8つのシリンダーに火を入れます。

   「ドゥグゥ~ン!」0xF9A3

(以下、まだ編集中)

 ところで、まったくのべつけんですが、職人さん、また何か良からぬことを考えてるみたいですよ↓。0xF9C7

eagle01.jpg