前回の続きです。いよいよ、カッティングシートを貼り込みます。
こちらが、カッティングシートを施工する七つ道具です。
「M Performance Side Strips」の取り付けマニュアルには、「ボディーが乾いた状態で施工してください」と書かれていますが、「BMW Performance Strips」の時と同様、“水貼り”します。
まずは、いつも以上に入念に洗車します。
洗浄剤は、市販品によくある、“気休め”の(泡ばっかり出る)洗浄剤は使いません。業務用の、“ボディーの汚れを落とすこと”に重きを置いた洗浄剤を使います。
ボディー表面に付いたピッチやタールは、デュポン社製の「プレップゾル」を使って、完璧に落とし切ります。
はじめに、リアのパートです。
ホイールアーチのプレスラインに合わせて、エッジから2~3mm程度のところに来るように、慎重に位置決めします。
(“水貼り”なので、何度でもやり直しが利きます)
位置が決まったところで、スキージ(ゴム製のヘラ)でしごいて、中に残った水分を完全に抜きます。
つづいて、フロントのパートです。
フロントには、位置決めをするための「ガイド」が付いています。このガイドに従って、「M Performance Carbon Front Splitter」のエッジから、サイド側で6.2mm、フロント側で5.8mmのところに位置決めしました。
スキージでしごいて、固定します。
ということで、完成です。
本来はサイドステップのところもありますが、全面を貼ると、派手になり過ぎるので、フロントとリアだけにしました。
あくまで、「Moderate Tuning」ということで。
こうやって見ると、Mのトリコロールが、ワールドカップの時のフェイスペインティングのようです。
なかなかイイ感じです。0xF9C6
これで、来週(11/9(金))開催される「NICOLE Circuit Day」への準備も、バッチリです。