もはや恒例となりましたこの企画(?)ですが、さっそくPorscheでもやってしまいます。0xF9C7
やはり、純正の4,300Kぐらいの色温度では、黄色っぽさが気になってしまいました。
このヘッドランプユニットを取り外します。
まずは、「不慮の事故」で後悔しないように、ヘッドランプ周りを養生しておきます。
粘着力の弱い「フィットライトテープ」を使いました。
トランクを開け、この位置にある「目隠しキャップ」(プラスチック製)を外します。
内張りを剥がすと、「ゴムキャップ」が見えてきます。これを外します。
付属の工具(工具箱の中にあり)を、写真のように差し込み、反時計方向に180°ほど回します。
「ガコッ」という音がして、ヘッドランプユニットを内部で固定しているロックが外れます。
こんな感じで、ヘッドランプユニットが浮き上がります。
ヘッドランプユニットを、水平方向に、ゆっくり引き出します。
「ケーブルに気を付けて・・・」と思ったのですが、写真のように、ユニット自体がモジュール化され、コネクタ接続となっているので、ケーブルを脱着する必要はありません。素晴らしい!
こんな感じで、あっけなく、丸ごと取り外せました。
ユニットの裏側です。
カバーが、4本のネジと3ヶ所の嵌合で固定されているので、これを外します。
こんな感じで、外れます。
HIDバラストは、カバーの裏側に固定されています。
どこかで見たようなバラストですよね・・・。
ということは、簡単に「ハイワッテージ化」ができてしまう訳ですよ!0xF9CE
ドイツ車は、Hella製かと思っていたのですが、以前に見たとおり、Koito製でした。
ここまでくれば、解説するまでもありませんが、いちおう写真を残しておきます。
HIDバーナーを左右から押さえている2本のワイヤーを外すと、取り外すことができます。
HIDバーナーを高ケルビンのものに交換し、カバーを元に戻します。
ヘッドランプユニットは、気密性が一番ですので、慎重に作業します。(気密性を疎かにすると、遅からず“涙目現象”が発生します)
3ヶ所の嵌合が確実に噛み合っていることを確認して、4本のネジを締めます。
左側が純正のHIDバーナー(4,300K)で、右側が交換した高ケルビンのHIDバーナーです。
「純白」ではなく、「少し青みがかった白」という感じで、まさに職人好みの色調となりました。
ということで、HIDバーナーの交換、完了。0xF9C6