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Porsche Archive

 BBSホイールを装着し、ホイールスペーサーを装着したところで、やはり気になるのは、その“腰高感”です。

Porsche 997, H&R Low Down Spring

 ということで、前回に引き続き、文京区は千駄木、「サンライズブルバード」さんに行ってきました。

Porsche 997, H&R Low Down Spring

 H&Rさんの「ローダウンスプリング」(品番:「29188-1」、定価:82,080円)で、ダウン量は前後とも▲25mmとなります。

 左側の2本がフロント用、右側の2本がリヤ用となります。

 本来であれば、BILSTEINさんの車高調整キット(品名:「BILSTEIN B16 PASM」、定価:591,840円)にいきたいところですが、取付工賃+アライメント調整費込みで549,072円ということで、「RI-D」でだいぶ散在してしまった身としては、弱気にも(?)、スプリングのみの交換としました。0xF9C7

#まぁ、サーキットを走る訳でもないですし、“次なる構想”もありますし・・・。

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 そんな訳で、ドイツから部品が届いた訳ですが、

Porsche 997, Front Lip Spoiler, DIY

 Type 991用の「フロントリップスポイラー」(以下、スポイラー)です。

 しかも、通常のスポイラーではなく、純正オプションの「PASMスポーツシャシー」装着車用のもので、品番は「991.505.525.01.1E0」、価格は「132.67ユーロ」(約17,060円、輸送費除く)でした。

 当然ながら、Type 991とType 997とでは、“顎”の形状が異なるため、実車に仮組みして、アタリ具合を確かめます。

#“顎”というか“唇”というかは、好みの分かれるところですが、ここでは“顎”とします。
 (タイトルは“唇”と書いていますが)0xF9C7

Porsche 997, Front Lip Spoiler, DIY

 スポイラーには、ボディー側の固定穴に填め込むための嵌合が、全部で10ヶ所あります。

 一番外側(両端)の嵌合は、ボディーと干渉するため、根元から削り取ってしまいます。(水色の○の部分、左右計2ヶ所)

 それ以外の嵌合も、ボディーと干渉するだけでなく、ボディーに固定するための「基部」として活かすため(後述)、嵌合の“爪”の部分を削り取ってしまいます。(青色の○の部分、左右計8ヶ所)

 前回のリヤに、続きフロントです。

Porsche 997, Wheel Spacer, Red Painting, DIY

 どうせやり直すなら、ということで、デスクスタンドを使って、即席焼き付け塗装など。

#なぜ周りが暗いかって? それは夜中まで作業してたからです。0xF9C7

Porsche 997, Wheel Spacer, Red Painting, DIY

 塗装完了。

#しつこいですが、ローター面にはみ出した塗料は、パッドで削られて自動的に綺麗になるので、気にしません。

 またもや、ドイツから、なにやら届きましたよ。

Porsche Genuine Parts

 今度は、かなりの長尺モノです。

Porsche Genuine Parts

 「顎」(Type 991用)です。

 前回の続きです。

 「ガーズレッド」でスペーサーを塗装し、ローターも塗装(フロントリヤ)した訳ですが、“ハブ面”に塗料が乗っていたので、少し気になっていました。

 このままだと、ローターとスペーサーが固着して、車検の時などに取り外せなくなる可能性があります。

Porsche 997, Wheel Spacer, Red Painting, DIY

 しばらく考えたのですが、やはり、やり直すことにしました。

 塗料を剥離して、再度、スプレーで塗装し直しました。

 ハブ面には、適度な厚さの紙をドーナツ状に切り出し、マスキングしました。
(スペーサーの外径より、数mm小さくなるようにしてあります)

 しつこいですが、ローター面に微妙に塗料がはみ出していますが、走り出せばパッドで削られて自動的に綺麗になるので、気にしません。

 それよりもなによりも、キャリパー本体や周囲のゴム製の部品に塗料が掛からないよう、入念にマスキングしておきます。
(塗料が少しでも掛かると、経年変化でゴムが劣化するので)

Porsche 997, Wheel Spacer, Red Painting, DIY

 ローターとスペーサーが固着しないよう、ハブのツメの“当たり面”にグリスを塗っておきます。
(“ハブ面”には、絶対に塗りません)