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Computer Archive
2011/04/23

 ときどき、みょ~にプログラムが組みたくなることがある訳で、0xF9BE

 工房blogのサイトマップは、MT5にテンプレートを組み込んで、エントリの作成時等に自動的に生成するようにしていますが、工房本体については、作っていませんでした。

 そこで、ネット上の「サイトマップ作成サービス」を使って生成したのですが、さすがに無料なだけあって、更新日時等がかなりいい加減です。0xF9A5

 仕方がないので、自分で作ることにしました。

 ついでに、SEO対策として、「とある工夫」をすることにしました。

 工房の各ページは、<frame>を使って構成していますが、<frame>を使ったページ構成は、Googleのサイトクローリングとは相性が悪いようです。

 とはいえ、いまさらページ構成を大きく変えるのは骨が折れるので、解説ページなどを参考に、対策を打つことにしました。
(どのような対策を打ったかについては、別の機会に述べることにします)

 まずは、その前段となる情報を生成します。

 PHPスクリプトは、とても簡単です。(sitelink.php)

 まず、サイトマップファイル(sitemap.xml)を読み出し、<loc>タグの間に記述されているURLを抽出し、配列($SitelinkArray)に格納します。

 つぎに、URLからサーバ上のソースファイルのパス($SitesrcDataName)に変換し、そのファイルが更新された日時を得て、配列に格納します。

 つづいて、サーバ上のソースファイルを読み出し、<title>タグの間に記述されているタイトルを抽出し、配列に格納します。

 最後に、配列を、サイトマッププロトコルに基づいてサイトマップファイル(sitemap-new.xml)を出力し、終了します。

 実行結果(画面)です。

 このソースファイルをコピペして、SEO対策に使います。

 実行結果(出力ファイル)です。

 オプション情報は、<lastmod>タグだけを出力し、<changefreq>や<priority>は出力しないことにしました。

2011/04/17

 前回の続きです。

 いよいよ、「2-way SLI」を組んでのベンチマークテストです。

3dmark01.jpg

 まずは、「3DMark Vantage」(Version 1.1.0)でのチェックです。

 標準の状態(コア電圧:1.075V、コアクロック:782.0MHz、メモリクロック:2,004.0MHz)で、左側が「ENGTX580/2DI/1536MD5」単体、右側が「2-way SLI」です。

 「2-way SLI」が、1.374倍になっています。

3dmark02.jpg

 つづいて、「3DMark 11」(Version 1.0.1)でのチェックです。

 「2-way SLI」が、1.731倍になっています。

 う~ん、「3DMark 11」は、なんとなく分かる値ですが、「3DMark Vantage」が思うように伸びていません。ドライバの問題か、Vantageが2-way SLIを使いこなせていないのか・・・。0xF9C5

2011/04/16

 前回の続きです。


(自動再生しない場合は、右クリックでメニュー)

 とりあえず、「ENGTX580/2DI/1536MD5」単体の状態で、MSIの「AfterBurner」を使って、空冷でどこまで伸びるかチェックです。

engtx580-01.jpg

 OC(オーバークロック)は、まだトーシローなので、コア電圧は変えずに、コアクロック(シェーダクロックは、コアクロックに連動)を変更し、ストレステストを行いました。

 左側が標準の状態で、コアクロック:782.0MHz(シェーダクロック:1,564.0MHz)、右側がOC後で、コアクロック:892.0MHz(シェーダクロック:1,784.0MHz)です。
(いずれも、コア電圧:1.075V、メモリクロック:2,004.0MHz)

 AfterBurner付属の「Kombustor」では、924.0MHzぐらいまで回るのですが、3DMark Vantageが完走できないので、トライ&エラーで892.0MHzに落ち着きました。

3dmark01.jpg

 まずは、「3DMark Vantage」(Version 1.1.0)でのチェックです。

 左側がOC前、右側がOC後です。コアクロック比では1.140倍ですが、Performanceのスコアは、1.077倍となっています。

3dmark02.jpg

 つづいて、「3DMark 11」(Version 1.0.1)でのチェックです。

 コアクロック比では1.140倍ですが、Performanceのスコアは、1.106倍となっています。

 単純に、GPUの性能だけではなく、一部、CPUの性能も左右しているようです。

 また、今回は、メモリクロックは標準の状態(2,004MHz)から変更しませんでしたが、もう少し追い込めば、若干スコアはアップすると思います。

2011/04/10

 「Maximus IV Extreme」の購入にあわせて、「ENGTX580/2DI/1536MD5」も購入した訳ですが、

engtx580-01.jpg

 追加で、もう1本買ってしまいました。

#グラフィックカードだけでいくら掛かっているかは、とてもワイフには言えません。0xF9C7

engtx580-02.jpg

 「2-way Twin Turbo」ならぬ、「2-way SLI」となりました。(SLIは、「Scalable Line Interconnect」の意)

 左端のオレンジ色のフレキシブル基盤は、「SLIブリッジ」といい、NVIDIAのグラフィックカード同士を連携動作させるためのものです。

engtx590-01.jpg
(画像は、ASUSさんより拝借)

 「GeForce GTX580」は、現時点ではNVIDIA最高峰のGPUですが、先般、さらにその上を行く、「GeForce GTX590」が発表されました。

#画像は、ASUSの「ENGTX590/3DIS/3GD5」(現時点では、日本未発表)です。

 GTX590は、GPU自体のアーキテクチャが刷新された訳ではなく、基盤上にGTX580を2基搭載し、1枚のボードで2-way SLI動作させるものです。

 これにより、CUDAプロセッサ数は、GTX580の512基の倍の、1024基となります。

 その一方で、発熱量の問題がから、GTX590は、GTX580のリファレンスに比べて、コア/シェーダ/メモリのクロック数を、1~2割落とした状態で動作させられています。

 よって、GPUが2基になったからといって、単純にパフォーマンスが2倍になるという訳ではなく、GTX580の1.5倍程度のパフォーマンスになっています。

 ということで、GTX590に買い換えるのではなく、GTX580のボードを2枚並列に動作させることで、Fermiアーキテクチャ最高のパフォーマンスを狙うことにしました。0xF9C6

3d-vision01.jpg
(画像は、NVIDIAさんより拝借)

 これにより、フルHDディスプレイを横に3台並べての、夢の「3D Vision Surround」なんかも、構成できちゃったりします。0xF9F8

flight01.jpg
(画像は、Microsoftさんより拝借)

 これで、「Microsoft Flight Simulator X」なんかやったら、感動かと。0xF9CF

 とはいっても、爆速の代わりに、かなりの爆音・爆熱・爆電力マシンとなってしまうので、相応の工夫をしない限り、おいそれとは稼働させられません。

engtx580-03.jpg

 左側が1本目のGTX580、右側が2本目のGTX580です。

〔関連情報〕
   ・「GeForce GTX 580」は480より低発熱かつ高性能!
   (2010年11月9日:ASCII.jp×自作PC)
   ・「GeForce GTX 580」レビュー。ついに登場した"フルスペックFermi"は,今度こそ買いなのか
   (2010年11月9日:4Gamer.net)
   ・「GeForce GTX 590」は最強GPUの座を奪い返せるのか?
   (2011年3月24日:ASCII.jp×自作PC)
   ・「GeForce GTX 590」レビュー。1枚にフルスペックFermiを2基搭載して,世界最速シングルカードは誕生したか
   (2011年3月24日:4Gamer.net)

2011/04/09

 だいぶ間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

cooling01.jpg

 親和産業の「140mmファン対応ユニバーサルプレート」(SS-N140UPKR)です。

cooling02.jpg

 気密性を高めるため、周囲にスポンジシート(東急ハンズで購入)を貼っておきます。

cooling03.jpg

 背面の120mmのPCファン用の排気口を、このような感じで塞いでしまいます。

cooling04.jpg

 裏面から見ると、こんな感じです。

 プレートの固定位置から突き出している4本のボルトは、水冷ラジエーターを支える「足」となるものです。

cooling05.jpg

 KOOLANCEの「BKT-HX001」(ラジエーターマウンティングブラケット)です。

 パンタグラフ(あるいはガレージリフト)のように、平行状態を保ったまま、本体との間隔を調節することができます。

cooling06.jpg

 水冷ラジエーターを仮組みした状態です。こんな感じに、本体背面にマウントできます。

 ラジエーターは、同じくKOOLANCEの「HX-CU1020H」です。120mmのPCファンを3基搭載でき、1,000W級の冷却性能を持っています。

 大きさは、420mm×126mm×44mmもあり、ちょっとしたハイパワー車のATフルードクーラー(軽自動車のインタークーラー?)ほどあります。

 これで、CPUもGPUも、かなりのオーバークロックをしても、十分に冷却できそうです。