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2013/08/15

 前回の続きです。

 5年半ほど前に購入してから、かなり長いこと放ったらかしだった「G25 Racing Wheel」ですが・・・、

G25 Racing Wheel

 いよいよ出番が回ってきました。

 「オルガン式」のペダルを、実車同様に「吊り下げ式」に改造してしまいます。

 この手のモノは、設置上、床に置かざるを得ないため、どうしても上から下に“踏み込む”タイプになってしまいます。

 しかし、やはり実車の感じに近付けるためには、上から下に“蹴り込む”タイプにしたくなります。

 ということで、

G25 Racing Wheel

 まずは、ペダルユニットを裏返し、14ヶ所あるビスを外します。

G25 Racing Wheel

 つづいて、ペダルを固定しているビスを、六角レンチを使って外します。(全部で6ヶ所)

G25 Racing Wheel

 ペダルを外したところです。

 ペダルの基部と、ダンパーが見えてきました。

G25 Racing Wheel

 これでペダルユニットの上蓋と下蓋がフリーになるので、ボンネットを開ける要領で、上蓋をゆっくりと引き上げます。

 コードを固定しているビスが2ヶ所あるので、これを外します。
(勢いよく上蓋を上げると、コードが断線してしまう可能性があるので注意)

G25 Racing Wheel

 上蓋が外せました。

G25 Racing Wheel

 再びペダルユニットを裏返し、ペダルユニットを固定している12ヶ所のビスを外します。

G25 Racing Wheel

 とここで、ブレーキユニットとクラッチユニットの形状が同じなので、外す前に間違わないようにマーキングしておこうと思ったのですが、すでに書いてありました。
(おそらく、工場での組み立て時に、間違わないようにしてあるのでしょう)

 “A”がアクセル、“B”がブレーキ、“C”がクラッチです。

G25 Racing Wheel

 ということで、ペダルユニットが分解できました。

G25 Racing Wheel

 ペダルユニット本体です。

 基部に「ロータリーエンコーダ」(角位置センサ)が仕込んであり、これで踏込み角度を拾っています。

 なお、ダンパーの部分が分解でき、「オリフィス」などが調節できれば、蹴力がコントロールできるかも知れません。
(今回はそこまで手を入れませんが)

G25 Racing Wheel

 取り外したペダルを、天地逆さまに取り付けます。

 ちなみに、標準の状態では、アクセルユニットとブレーキユニットとの間隔は「112mm」、ブレーキユニットとクラッチユニットとの間隔は「92mm」でした。
(これは、組み付ける際に、実車(Porsche)の間隔に合わせて固定することにします)

 ということで、まずは準備完了。0xF9C6

(つづく)

2013/08/03

 「グランツーリスモ5」を、マルチモニター構成で稼働させるためには、

PS3 GT5 Multi-Monitor

 モニターが3台。

#写真は、ASUSの「VG278H」(標準価格:59,800円、購入価格:47,980円)で、NVIDIAの「3D LightBoost Technology」と「3D Vision Surround」に対応しています。
(1台はメイン機用に購入したもの)

PS3 GT5 Multi-Monitor

 PS3本体が3台。

#写真中央は、初代PS3の60GBモデル(CECHA00、2006年11月発売時価格:59,800円)、両隣は、「GRAN TURISMO 5 RACING PACK」(CEJH-10007、2010年11月発売時価格:35,980円)です。

#CEJH-10007は、中身は普通の「CECH-2500A」(160GBモデル)ですが、本体色が「タイタニウム・ブルー」という、チタンマフラーの焼き入れ具合をイメージした色(限定色)となっています。

PS3 GT5 Multi-Monitor

 GT5のソフトが3枚、必要となります。

#写真は、「グランツーリスモ5(初回生産限定版)」(BCJS-30001、2010年11月発売時価格:7,980円)です。
(うち2枚は、「RACING PACK」に付属だったもの)

Monitor Arm

 こちらは、必須ではありませんが、設置上、あると便利なモニターアーム。

 その他、HDMIケーブルが3本、LANケーブルが3本、スイッチングハブが1台、必要となります。

PS3 GT5 Multi-Monitor

 とりあえず、モニターを設置してみました。

 ということで、動画でどうぞ。

 (撮影用に2Dモードにしていますが、これを3Dモードにして3Dメガネを掛けて見ると、タイヘンなことに・・・)0xF9CF

〔関連情報〕
   ・DIYホームゲーセンの構築

2013/07/27

 前回の続きです。

PS3 swap HDD to SSD

 SSD(Solid-State-Drive)が1台余っていたので、初期型のPS3のHDDを、SSDに交換してみることにしました。

#初代PS3を購入したのは、もう5年半も前のことになります。

PS3 swap HDD to SSD

 Corsairの「CSSD-P3128GB2-BRKT」(購入価格:22,470円)です。

 メイン機用にと、一昨年に2台購入し、RAID0を組んでいたのですが、ほぼ1年後に1台がクラッシュしたため、その片割れが余っていました。

PS3 swap HDD to SSD

 SSDへの交換方法は、HDDの交換方法とまったく同じです。

 本体右側面にあるカバーを外します。

PS3 swap HDD to SSD

 カバーを外すと、HDDが見えてきます。

 青色のビスを外し、レバーを手前に引き出します。そのレバーを持ってHDDを右側にスライドさせると、ガチャっという感じで、HDDがコネクタから抜けます。

PS3 swap HDD to SSD

 HDDを外したところです。

 純正のHDDは、Seagate製(60GB)でした。

PS3 swap HDD to SSD

 ディスクベイにSSDを取り付け、元通りに組み直せば完成です。

 非常に簡単です。

PS3 swap HDD to SSD

 せっかく本体をベースボードから取り出したので、ファンコントローラーの温度センサーを取り付けてみました。

 取付位置は、本体右背面および本体右側面の2ヶ所です。

 HDDをSSDに交換したのは、ロード時間の短縮というよりは、少しでも熱源を減らして、全体の発熱量を抑えようという考えからです。

 比較のため、動画を撮ってみました。

 まず、SSDに交換前の動画です。

 左画面が第一世代(初代)PS3(CECHA00)で、右画面が第五世代のPS3(CEJH-10007、CECH-2500A)です。

 SSDに交換後の動画です。

 前述同様、左画面が第一世代(初代)PS3(CECHA00)で、右画面が第五世代のPS3(CEJH-10007、CECH-2500A)です。

 GT5のメニューが表示されるまで、約9.6秒ほど早くなっています。

 とても分かりやすい動画があったので、リンクしておきます。

2013/07/20

 前回の続きです。

 ファンコントローラーの取り付けも完了し、いよいよモニターを設置します。

Monitor Arm

 モニターを横3列に設置するため、モニターアームを購入しました。

 サンコーの「4軸式くねくねモニターアーム」(購入価格:4,190円×3セット)です。

Monitor Arm

 開梱したところです。
(見掛け以上に重いです)

 モニターアームには、「エルゴトロン」など、1セットで数万円もする高価なものもありますが、今回購入した「サンコー」のものは、ネット上の口コミでは、安価な割には高い評価を得ています。

 ただし、やはり“価格相応”ということで、いくつか手を加えてやらなければならない部分があるようです。

 ということで、いつものとおり、少し工夫をして使ってみることにしました。

Monitor Arm

 M6×30mmのボルト(黒)と、M10×25mmのワッシャーです。

 どのように使うかは、後ほど。

Monitor Arm

 KUREのシリコングリスです。

 M3 Coupeの「ホイールスペーサー」を取り付けた時に使ったものです。

Monitor Arm

 「4軸式くねくねモニターアーム」は、その名のとおり4つの関節があり、モニターの角度を自由度高く調節することができます。
(正確には、ロールもできるので、5軸ですが)

 ただし、標準の状態では、全体的に関節の締め付けトルクが高く、“クネクネ”というよりは、“カクカク”とした動きになっています。

 さらには、ポールに近い「第1関節」の締め付けトルクが特に高いことから、アームを左右に振ると、第1関節ではなく、ポールに固定している台座部分が動いてしまいます。

 これにより、台座部分の締め付けが弱くなり、次第にモニター全体が下にずり落ちてしまうことになります。

 ということで、付属の六角レンチを使って、いったん各関節を分解し、シリコングリスを適量塗ってから、改めて組み直します。
(各関節のボルトは、締め付け過ぎないよう、適度なトルクにします)

 これにより、面白いように“クネクネ”動くようになります。0xF9F8

Monitor Arm

 分解している途中で気付いたのですが、中央のモニターは、それほど動きに自由度がある必要はありません。

 ということで、途中の関節を外して、「短縮加工」してみました。

 なお、関節を組み付ける際、凸側と凹側との間に4mmほど隙間が空いてしまうため、M10×25mmのワッシャー(厚さ2mm)を2枚かませてボルトを締め込みます。

 これにより、上下にブレることなく、ぴったり固定することができます。

Monitor Arm

 つづいての工夫です。

 高さ調節用のボルトは、標準の状態では、レバー式になっていますが、一度高さを決めてしまえば、そう頻繁に上下に動かすことはありません。

 そこで、レバー式のボルトを外して、M6×30mmのボルト(本体色に合わせて黒)に交換してしまいます。

 レンチ(またはスパナ)で締めれば、手で締め込むレバー式に比べて、がっちりと固定することができます。

Monitor Arm

 このような感じで、各関節に、シリコングリスを塗布しておきます。
(少量でも十分な効果があるので、塗り付けすぎないように)

Monitor Arm

 ポール(支柱)を、PCデスクに固定します。

Monitor Arm

 ポールの台座がデスクマットに当たる部分は、サークルカッターを使って、このようにカットしておきます。

 これにより、PCデスク本体と台座との密着度を高め、ポール自体のブレを抑えることができます。

Monitor Arm

 モニターを固定したところです。

 スムースにパン(首振り)することができます。

Monitor Arm

 モニターのフレーム側面には、帯状に切り出したスポンジゴム(厚さ1mm)を貼っておきます。

 モニター同士の密着度を高め、ズレ防止となるとともに、ぶつかりによるキズ防止にもなります。

Monitor Arm

 ということで、まだすべてのパーツが揃っていませんが、デュアルモニター構成で動かしてみました。

#デスクトップ、広すぎです。0xF9C7

 モニターアームを動かしてみた感想ですが、関節部分が多い割には上下のブレもなく、全体的にがっしりした感じです。

 約4,000円という価格を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。

 さしものエルゴノミクスデザインも、モニターの後ろに隠れてしまえば目に触れる機会もないので、質実剛健のオーソドックスなデザインで十分かと。

Monitor Arm

 いや~、早くトリプルモニターにしたいです。

 動画でどうぞ。

(撮影用に2Dモードにしていますが、これを3Dモードにして3Dメガネを掛けて見ると、タイヘンなことに・・・)0xF9CF

2013/07/15

 すっ、すごいモノが・・・。0xF9C7

総額130万円のレースゲーム向けシートがデモ開始
(2013年7月3日:AKIBA PC Hotline!)

Driving Seat
(画像は、Impress Watchさんから拝借)

6軸シリンダ制御で「G」も再現

 ブレーキ時やコーナリング時などの「G」も再現するというアクセスのPCレースゲーム用シート「6軸シリンダ制御ドライブシミュレーター」の店頭デモが、イケショップで始まった。

 受注販売も始まっており、価格はシート単体の「ACSIM-S06F」が1,340,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。PCを持っていない人向けの、シート+PC+ディスプレイ×3枚のフルセットは1,489,000円。

 納期は約1ヶ月で、納品は分解状態。購入者は最終組立を自分で行う必要がある。

対応ゲームソフトは7種類

 この製品は、レースゲームで本格的なドライビングが楽しめるというPC向けのデバイス。

 本体は座席やホイール、ペダルなどのほか、車の挙動などを再現するという各種シリンダーで構成。ゲーム内で加速やブレーキ、コーナリングなどを行なうと、シリンダーによってシートなどがリアルタイムに稼動する構造だ。シート後部にはリアのスライドを再現するシリンダーがあり、これによりタイヤの接地感も味わえるという。

 また、いわゆる「シミュレータ酔い」を抑制するというのも特徴。動揺装置を制御することで、視覚情報と身体感覚のズレによって生じる酔いを最小限に抑えており、長時間の走行も可能という。

 なお、製品はフルセットのほか、フレームやバケットシート、ペダルなどパーツ単位でも用意。パーツ単位での注文も受け付けており、「詳細は問い合わせてほしい」とのこと。

 130万円もあれば、もうちょっと足せば、ヴィッツのワンメイクレース用の車両が買えちゃう訳ですが・・・。

Dual Monitior

 まだすべてのパーツが揃っていませんが、待ちきれずに、デュアルモニター構成で動かしてみました。

#GT5の「マルチモニター設定」では、「3×1」(横3画面)か「5×1」(横5画面)かを選べるようになっています。最低、3セット接続しないと動かないと思っていたのですが、2セットでも動いちゃいました。0xF995

Dual Monitior
(Porsche 911がないので、M3 Coupeで)

 デュアルモニター構成で、3,840×1,080pixel。

 「3D Vision 2」の3Dメガネを掛けて見ると・・・、すごいことに!0xF9CF