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Audio and Visual Archive
2008/02/21

 数々の試行錯誤の末、HD DVDディスクからBlu-rayディスクへ、無劣化でメディア変換することができました。0xF9CF

tokyo01.jpg

 今回の素材となる、ポニーキャニオンさんの「virtual trip 空撮 東京夜景 TOKYO TWILIGHT FROM THE AIR HD SPECIAL EDITI0N」(定価:4,935円)です。

 日没後のまだ少し明るさの残る薄暮から、空が漆黒に染まり、宝石が散りばめられたようになるまでの巨大都市『東京』を、高性能防振システムにマウントしたHDカメラで空撮したものです。

 ヴァーチャルトリップというタイトルのとおり、浮遊感があり、BRAVIAなどの大画面テレビに流しておくには、まさにもってこいのBGVです。

 まずは、ツールを用いて、HD DVDをリッピングします。

※具体的方法は、不正競争防止法における「技術的制限手段に対する不正競争行為」に抵触する可能性があるため、掲載を見送ります。

 これで、「HVDVD_TS」フォルダと「ADV_OBJ」フォルダができました。

 つづいて、ツールを用いて、「*.EVO」ファイルから、必要となるストリームを選択し、再構成します。

(同上)

 さらに、ツールを用いて、再構成した「*.EVO」ファイルを、BDMV形式に変換します。

(同上)

 これでやっと、「BDMV」フォルダと「CERTIFICATE」フォルダができました。
(この時点で、すでに「InterVideo WinDVD for I-O DATA」(「BRD-SH6B」に付属)で正常に再生することができます)

 いよいよ、Blu-rayメディアに書き込みます。

BDmedia01.jpg

 書き込みのチェック用に用意した、BD-RメディアとBD-REメディアです。
(「信頼の日本製」だそうです)0xF9C7

 まずはBD-REメディアに書き込んで正常に再生できるかをチェックし、問題がなければ、BD-Rメディアに書き込んで保存版とします。

bsrec01.jpg

 「B's Recorder GOLD9」(「BRD-SH6B」に付属)を用いて、「BDMV」フォルダと「CERTIFICATE」フォルダを、BD-REメディアに書き込みます。

 また、ボリュームラベルは、HD DVDと同じ名前にしておきます。
(このコンテンツでは、「VT_TOKYO_TWILIGHT_FROM_THE_AIR」)

 BD-REメディアへの書き込みには、2倍速で、約45分ほど掛かりました。

tokyo02.jpg

 PS3で再生したところです。

 映像は、1080i(1920x1080)の解像度で、平均レートは18.6Mbpsほどです。音声は、DTS-HDをAC3に変換し、Dolby Digital 5.1ch(48kHz、448kbps)として再生しています。

 ということで、これでHD DVDのコンテンツをBlu-rayに変換して、PS3で再生することができちゃいました。0xF9F8

〔関連情報〕
   ・Ultimate Blu-ray / HD DVD Writing Machine

2008/02/02

daudio01.jpg

〔関連情報〕
   ・ダイナミックオーディオ5555

2008/01/16

 遂に買っちゃいました、New M3。ボディーカラーは、「シルバーストーンII」です。

m301.jpg

 もちろんリアルではなく、バーチャルの世界で、ですが。

 New M3は、バーチャルの世界でも、9,240,000円もします。ゲーム開始時は、所持金が300万円しかないため、まず日本車のライトウェイトスポーツを購入し、イベントレースでコツコツ賞金を稼いで、やっと手に入れました。

g2501.jpg

 PS3の購入と合わせて、Logicoolさんの「G25 Racing Wheel」(購入価格:34,020円+ポイント10%)も購入しました。
(オンラインストアでは、一時販売終了中で、再開時期未定)

 ステアリングは、手縫いによる革張りで、しっとりした握り心地。左右ににステンレス製のパドルシフト、親指の位置にシフトボタンが付いています。

 ギアボックスは6速で、Hパターンとシーケンシャルの、両方を切り替えることができます。
(ご丁寧に、リバースまであります)

 ペダルもステンレス製で、アクセル、ブレーキ、クラッチの3つがあり、しかもかなりの踏み応えがあります。
(特にクラッチが重い)

 いずれのユニットも、しっかりとした重量と質感があり、一度「G25 Racing Wheel」を使ってしまうと、これまでの「GT FORCE」シリーズが、オモチャのように感じてしまいます。
(「G25 Racing Wheel」も、オモチャの一つではありますが)

g2502.jpg
(画像は、Logicoolさんから拝借)

 ちなみに、Logicoolさんからは、こんなパッケージ商品(希望小売価格:79,800円)も出ていたりします。
(限定100台。すでに販売終了)

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 こちらは、先日の「Tokyo Auto Salon」において、RECAROさんのブースにあった筐体。
(モニターはBRAVIA)

recaro01.jpg

 で、ですね、こちらは、前車に取り付けていたRECAROシート(SPORT-JC)です。現在は、BMWに乗り換えたため、工房の置物となっています。

 え~、いま何をを考えているかと言いますと・・・(秘)。

2008/01/06

 「オトナの事情」が、一気に解消の方向に動きそうです。

フォーマット戦争の「終わりの始まり」?――ワーナーがBlu-ray Discに一本化
(2008年1月5日:ITmedia +D LifeStyle)

 ワーナー・ホーム・ビデオが、HDパッケージソフトをBlu-ray Discのみに一本化すると発表した。北米でHD DVDタイトルの約半分を供給しているワーナーだが、この決断が次世代光ディスク戦争に与える影響は大きい。

 ワーナー・ホーム・ビデオは日本時間の1月5日朝、HDパッケージソフトをBlu-ray Disc(BD)のみに一本化すると発表した。ワーナーは今年5月まで、予定されているHD DVDビデオパッケージを提供するが、それ以降はBDのみに供給する。

 この発表に伴い、米国時間の6日夜に予定されていたHD DVD Promotion Groupの発表会は中止となり、東芝DM社・社長の藤井氏も渡米をキャンセル。東芝関係者によると、HD DVDに関連した取材アポイントメントはキャンセルする方向で話をしているという。

 ワーナーのこの決定、「BDに勝ったとは言わないが、圧勝」発言の某氏が、いちばん“ワンダー”されていることでしょう。

 一方のストさんは、「皆さんは、ソニーが本日、ブルーな気持ちなのでは?とお思いでしょう。そしてそれはとてもいい気分です」と、ユーモアたっぷりに、ご機嫌のご様子。

〔関連情報〕
   ・ワーナーのBD選択、東芝は「極めて残念」
    (2008年1月6日:ITmedia +D LifeStyle)
   ・ソニーのストリンガーCEOがBlu-ray勝利をアピール、「すべてをブルーに覆った」
    (2008年1月7日:Impress AV Watch)
   ・「BDは戦艦大和。年内には決着」。東芝DM社藤井社長
    (2006年3月31日:Impress AV Watch)
   ・「負けたら土下座する」東芝・次世代DVD発売会見
    (2006年3月31日:Nikkei IT-PLUS)

2007/10/01

 エポックメイキングは、やはりこの会社から。

 本日、SONYさんから、世界初となる有機ELテレビ、「XEL-1」の発売がアナウンスされました。(発売は、本年12月1日より)

 しかも、11インチで20万円という、予想を大きく下回る値付けで。

SONY XEL-1
(画像はSONYさんから拝借)

 コントラスト比、ピーク輝度、色再現性、動画性能、そのすべてにおいて、これまでの「表示装置」とは一線を画す、画期的な性能を誇ります。

 この製品が映し出す映像がどの程度美しいかは、「BMWの素晴らしさは、BMWを実際に操ってみないと分からない」のと同様、ご自身の目で確かめられることをお勧めいたします。

 ちょうど、本日より幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN」にて、一般初公開されています。
(その他、銀座ソニービル、リッツ・カールトン東京クラブラウンジ、成田空港ファーストクラスラウンジ他にて公開予定)

 この製品(の型番)は、これまでのエポックメイキングな製品たちと同様、永く後世に伝わっていくことでしょう。

 この製品が、SONYさんのテレビ事業の復活の狼煙(のろし)となるだけでなく、社内の技術者たちをもう一度奮い起こさせ、さらなる新しい領域へチャレンジしていくための起爆剤となることを、願って止みません。

〔関連情報〕
   ・世界初 有機ELテレビ発売 ~最薄部約3mm 未体験の高画質~
   (2007年10月1日:ソニーマーケティング)
   ・世界初の有機ELテレビ発売でテレビ事業の新領域を開拓
   (2007年10月1日:ソニー)
   ・ソニー『CEATEC JAPAN 2007』出展のお知らせ
   (2007年10月1日:ソニー)
   ・ソニー、世界初の有機ELテレビを発売・「技術のソニー」復権の旗頭に
   (2007年10月1日:NIKKEI IT-PLUS)