SOARISTO工房 Logo
Audio and Visual Archive
2006/09/06

 先日(8月29日)、次世代光ディスク「Blu-ray Disc」の賛同企業が一堂に会して、「Blu-ray Disc発表会」が開催され、日本国内におけるBlu-ray Discパッケージソフトの第一弾(なんと、一気に75タイトル!)が発表されました。

bluray01.jpg
(画像はソニーさんから拝借)

 いや~、いよいよですねぇ。0xF9CF

Blu-ray Discソフト、国内も11月キックオフ
最新、BDソフト発売予定一覧
(2006年8月29日:ITmedia +D LifeStyle)

 先ごろ公開された、ソニーピクチャーズさんの「ダ・ヴィンチ・コード」も、発売日未定ですが、さっそくエントリーされています。

#ちなみに、映画中、「BRAVIA」の大画面が大きく扱われていましたが、お気づきでしたか?
(さすがはソニーさん)0xF9F8

 個人的には、パラマウントさんの「ブラック・レイン スペシャル・コレクターズ・エディション」(同じく発売日未定)が、ひっじょ~に気になります。

 「ブラックレイン」については、以前に少しご紹介しましたが、同じリドリー・スコット監督の「ブレードランナー」も、ぜひBlu-ray化していただきたいものです。

 さらには、ソニー系のアニプレックスさんから、「『世界遺産』シリーズ」が、Blu-ray化されるようです。

 これはすごいっ!0xF9CF

 クリスマス商戦前には、かなりのタイトルがラインナップされていることでしょう。

〔関連情報〕
   ・ソニー ブルーレイディスク ポータルサイト
   (Sony)
   ・ブルーレイディスク ソフト始動 2006年11月、全12タイトル発売決定
   (Sony Pictures Entertainment)
   ・ブルーレイディスク 音楽・映像ソフト発売のお知らせ
   (Sony Music Entertainment)

2006/08/31

 ソニラーにとっては嬉しいニュースです。0xF9F8

Q2'06の液晶テレビ世界出荷数、前年同期比135%増。Sonyが出荷額、Philipsが出荷数でそれぞれ首位維持
(2006年8月22日:ディスプレイサーチ)

 ソニーが、液晶テレビ市場において、Q1’06に続いて、Q2’06でも、「金額ベース」で世界シェアNo.1をキープしています。

 ここでは、「出荷台数ベース」ではなく、「金額ベース」で1位になっていることに意味があります。台数をこなしていないにも関わらず、金額で1位になるということは、1台あたりの価格がそれなりの金額にキープされているということです。

 その他の市場のように、薄利多売の乱売合戦を繰り返していたのでは、「安かろう悪かろう」のアジア勢には敵いません。

 高画質かつ大画面のプレミア市場に集中してリソースを投入し、価格下落を避けた、まさにマーケティングの妙といえるでしょう。
(その一方で、20インチクラスもラインナップし、レバレッジさせていますが)

 その昔、出荷台数ベースで1QだけNo.1になった時に、「ソニーの3ヶ月天下」と揶揄されましたが、不思議なことに、今回の「金額ベースでNo.1キープ」の件では、どこのマスコミも大きく取り上げていません。
(唯一、ここぐらい)

 ここでも、マスコミの短視眼的な、ウケることしか書かない浅はかさが、如実に現れていると言えるでしょう。0xF9CA

 というか、これには逆の理由があって、例えば、某○○○カメラで、「100人に1人はタダ!」みたいなキャンペーンを張ると、嬉々として並んでしまうような数値的把握のできない消費者たちがいる限り、この傾向は変わらないでしょう。0xF9D1
(いまどき、そんなヒトいないか)

2006/08/31

 いまやソニーさんの顔ともなっているBRAVIAシリーズですが、今年の後半戦に向け、モデルチェンジを行いました。

高画質・薄型テレビ<ブラビア>さらに美しく 迫力のある映像へ 40V型以上の大画面構成比率を全世界で50%に拡大

新高画質回路“ブラビアエンジンプロ”搭載 大画面フルHD液晶パネルにハイビジョン映像をさらに美しく色鮮やかに映し出すフラッグシップモデル<ブラビア>X2500シリーズ発売

自然の色をありのままに鮮やかに再現 全機種に広色域バックライトシステム搭載 液晶テレビ<ブラビア>V2500及びS2500シリーズ発売

映画本来の美しい映像を忠実に描き出すフルHDパネル「SXRD」搭載 大画面プロジェクションテレビ<ブラビア>A2500シリーズ2機種発売

フルHDパネル「SXRD」の搭載により高精細で高コントラストな映像を最大300インチの大画面で楽しめる ビデオプロジェクターを発売
(2006年8月30日:ソニー)

bravia01.jpg
(画像はソニーさんから拝借)

 技術的にも、大きな深化(進化)があったようですが、職人的にはつぎの2点に注目しました。

(1) Xシリーズに、国内最大クラスの52インチ液晶モデルが追加

 すでに海外モデルでは、約半年前に発表されていますが、国内モデルにも、いよいよ投入されることになりました。

bravia02.jpg

 待ってたんです、これ。0xF9CB

 ソニーさんお得意の映像処理技術には、WEGAの時代には「ベガエンジン」という名前が付けられていましたが、BRAVIAの前モデル(X1000シリーズ)では、「DRC-MFv2エンジン」という、何とも無機質な名前が付けられていました。

 今回は、一連の映像処理機能群と合わせて、「ブラビアエンジンプロ」という名前が付けられました。

#い~ですねぇ。「ベータマックス・プロ」とか「プロフィール・プロ」とか。

bravia04.jpg

 その映像処理技術ですが、ソニーさんでは、以前より「DRC」(デジタル・リアリティ・クリエーション)と呼んでいます。そこには、「SDレベルの映像信号を単に“補う”のではなく、信号を一からHDレベルに“作りかえる(創造する)”ことで高画質化を図る」という意図が込められています。

 「ブラビアエンジンプロ」では、さまざまな情報量の入力信号が、、「DRC-MFv2.5エンジン」を経て、固定画素ディスプレイに向いた1080pという信号に作り替えられていることが分かります。
(「p」とか「i」とかは、話し出すと長くなるので、各自、お勉強してください)

#ちなみに、弟が40インチのBRAVIAを購入したのですが(先を越された)、“みのもんた”が実物大だそうです。ってことは、52インチだと、画面比約1.5倍?
(1.5倍の“みのもんた”なんか、見たくな~い!)0xF9C7

(2) SXRD方式によるリアプロジェクションテレビ、Aシリーズが登場

 こちらも、すでに海外では投入されていましたが、遂に国内にも投入されることになりました。

bravia03.jpg

 なぜ「映画フィルムのような滑らかな質感になるのか」を説明する前に、そもそも「SXRDとはなんぞや」を説明する必要があるでしょう。

bravia05.jpg

bravia06.jpg

bravia07.jpg

bravia08.jpg

bravia09.jpg

 すでに「QUALIA 006」や「GRAND WEGA」などの光学エンジンに用いられています。

 日本では、リヤプロというと、「貧者の薄型テレビ」というような悪いイメージがあるようですが、これは大きな誤りです。色の再現性や動きの追従性で見た場合、光学的に最も大きなアドバンテージがあるのです。プラズマや、将来有望とされているSEDなど、その比ではありません。

(以下、まだ編集中)

2006/06/18

 土曜日(6月17日)、お台場は「メディアージュ」にある、「Sony Style」に行ってきました。0xF9D8

sony_style01.jpg

 「Sony Style」入口のショーケースです。(半分、ドコモショップのような感じ?)0xF9C7

sony_style02.jpg

 「Sony Hi-Vision Quality」ということで、フル・ハイビジョンの「BRAVIA Xシリーズ」と、ハイビジョン編集が可能な「VAIO RCシリーズ」が展示されていました。

sony_style03.jpg

 「BRAVIA」のフルラインナップを、ソファーに座って、ゆっくり比較視聴することができます。

 で、さらに、上の階にある「Sony ExploraScience」にも行ってきました。0xF9D8

sony_style04.jpg

 「体験」と「発見」をキーワードに、ソニーさんがプロデュースする「サイエンスミュージアム」だそうです。恥ずかしながら、いままでこんなアトラクション(?)があるの、まったく知りませんでした。(ソニラー失格)0xF9C7

#しかも、いろんな「発見」に感動のあまり、肝心の写真を撮るのを忘れてしまつた。0xF9C8

 さらに、メディアージュですが、そもそも「Sony Enterprise」さんが運営されていたのですね。(知らなかった)0xF9C7

sony_style05.jpg

 どおりで、館内そこかしこに、ソニー製品が多い訳です。写真は、ソニーさんの「業務用プラズマディスプレイ」です。

 ソニーさんお得意の「フローティング・デザイン」で、下部中央に、ソニーのロゴが白く浮き上がっています。(これ欲しいぞ~!)0xF9CB

 で、メディアージュまで何しに行ってきたかというと、「Chinema Mediage」で、「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきました、遅ればせながら。0xF8F2

 ちなみに、「ダ・ヴィンチ・コード」は、「Sony Pictures」さんの配給なのでした。

 メディアージュ自体をソニーさんが運営されているとなると、とうぜん映像機器や音響機器は、すべてソニー製品な訳で、ソニーさんのシアターでソニーさん配給の映画を観るという、とてもソニー三昧な一日でした。0xF9CF

#「ダ・ヴィンチ・コード」の中でも、ソニー製品(BRAVIA)が出てきます。それから、BMW(E39)のパトカーも。

2006/05/12

 すでにご存知のとおり、「PLAYSTATION 3」(以下、PS3)の発売日が、11月11日(国内、海外は11月17日)に決定したとのニュースリリースがありました。

 次世代DVDであるBD(Blu-ray Disc)の規格や、次世代HDMIインタフェースの規格が、最終段階でなかなか決まらないという「大人の事情」により、発売が延び延びになっていましたが、これで次なる快進撃の目途が立ったことになります。

ps01.jpg
(画像は勝手に拝借)

 モデルは2種類あり、内蔵ハードディスクが20GBのモデル(税込:62,790円)と、60GBのモデル(オープン価格)があります。60GBのモデルは、HDMIインタフェースや無線LAN(11b/g)などが、標準で搭載されます。

#もちろんここは、次世代HDMI端子付きの60GBモデルを買うしかないでしょう。0xF9F8

 このPS3、コンピュータ屋さんから見ると、アーキテクチャ的にとても面白いものがあるのですが、それはひとまず置いといて、

 「PS3発売っ!」となると、とーぜん、「あのゲーム」が気になる訳ですが、

 とーぜん出てます、「あのゲーム」。0xF8BF0xF9AD

ps02.jpg
(画像は勝手に拝借)

 Electronic Entertainment Expo(E3)では、GTの最新作プロトタイプ『GRAN TURISMO HD』が公開されましたが、これはPS3用に開発されたものではなく、PS2用のGTを、PS3のパフォーマンスに合わせて移植したもののようですが(PS3専用版は、現在開発中とのこと)、

 1920×1080ドットのプログレッシブ、60fpsで表示される映像は、実写さながらで、さぞや圧巻だったことでしょう。0xF9CF

#一日も早く、フルスペックHD「BRAVIA X」に繋いで観てみたいものです。0xF9F8
(現行BRAVIAは、HDMI NextGenにまだ対応していませんが、次期モデルぐらいで対応することでしょう)

〔関連情報〕
   ・PLAYSTATION 3 2006年11月11日 日本国内発売
   (2006年5月9日:Sony Computer Entertainment)
   ・GRAN TURISMO HD
   (2006年5月9日:Sony Computer Entertainment)