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Lighting (BMW) Archive

 前回のつづきです。

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 例の如く、ソケットとバルブ本体のプラスチックの部分が融着固定されているので(青○の部分)、ルーターで削って分離します。

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 例の如く、ランプユニットへの固定部分として利用するため、ソケットの上半分をフライス盤で切断します。

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 E90用の試作バージョン、サクッと完成、、、と言いたいところですが、プチオフミに間に合わせるために、夜なべして作製。

 なぜに試作バージョンかというと、
   1. まずは現車がないため。
   2. chandraさんのレポートに依ると、発光点から導光プリズムまでの距離により、エンジェルアイの明るさが大きく変わると予想されるため。
です。

 とりあえず、ヒートシンクは付いていませんが、これにて現車合わせすることにします。

 ちょこちょこ小出しにしているこの企画。いよいよE90バージョンの作戦開始!!

bulb01.jpg

 とりあえず、必要となるGenuine Partsを購入。

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 明らかにお金かかってます、このダイキャスト。

 前回の「ホワイト・ルームランプ」に引き続き、今回は「ホワイト・フットランプ」と「ホワイト・ドアカーテシランプ」を製作します。

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 写真上段は、フロントシートの足元にある「フットランプ」です。同じものは、トランクルーム内のランプとしても使われています。

 写真下段は、前後左右のドアの底部についている「ドアカーテシランプ」です。同じものは、コンソールボックス内のランプとしても使われています。

door_lamp02.jpg

 写真右側は、一般的によく用いられている「砲弾型LED」です。

 写真左側は、今回用いる「角形LED」です。日亜化学さんのHigh Fluxシリーズの「NSPWR70AS」です。

(余談)

 写真右側の「砲弾型LED」、一見、ふつーのLEDのように見えますが、さにあらず。波長880nmの赤外線LEDです。

 「赤外線LEDなんて、クルマのどこに使うんだ」って? ふっ、ふっ、ふっ。0xF9F8(悪)

(以下、まだ編集中)

 前回の続きです。

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 リヤ用の「ホワイト・ルームランプ」が完成しました。

 フロント用に比べて高さが稼げないため、ヒートシンクを薄型のものにしています。配線は、定電圧回路を天井に固定後、結束します。

 juinさん、モルモット君、よろしくお願いいたします。0xF9CE

 前回の「ホワイト・エンジェルアイ」の取り付けに引き続き、先ごろ完成した「ホワイト・ルームランプ」を、juinさんのM5 Individualに取り付けてみました。

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(写真は「ホワイトエンジェルアイ」取付時のもの)

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 こちらは、juinさんが付けていた、某社の「LED○ーム○ーナー」(以下、LRB)です↑。

#ちなみに、M5の場合は、内装のファブリックが「アルカンターラ」となり、高級感が一層高められています。

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 ということで、さっそく持ち帰り、工房で分析↑。

 角形LEDが12個搭載されていますが、Lumiledsさんの「Super Flux」でもなく 、日亜化学さんの「High Flux」でもなく、出所不明の素子が使用されています。
(おそらく、中○製か台○製のパチリもの)

 安定化電源で点灯させてみます↑。

 こちらは、LumiledsさんのハイパワーLED、「Luxeon Star」(3W)↑。

 えっ? LRBの方が明るく見えるって?0xF9C7

 まぁ、どちらもサチっているので、タマ数が多い方が明るく見えてしまいますが、光度(lm:ルーメン)の比較では、以前に試算したとおり、仮に現時点で最も明るい「High Flux」を使っていたとしても、「Luxeon Star」の方が20倍以上明るいことになります。

#比較する方が可愛そうかなと。0xF9D1

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 こちらは、今回取り付けた「ホワイト・ルームランプ」↑。

 巨大なヒートシンクを見れば、その明るさの違いの程が、お分かりになることでしょう。

 ということで、実際に使ってみたところの主観評価は、juinさんにお任せしましょう。0xF9CE