SOARISTO工房 Logo
Diary Archive
2006/07/11

 まずは、この記事から。

「ヒデ的引退」「カズ的現役」に見る美学 ~29歳と39歳の究極サッカー人生~
(読売ウイークリー:2006年7月23日号)

 中田英寿が29歳という若さでスパイクを脱いだ。サッカーだけに執着せず、次の目標に進む潔さは華麗だった現役時代と重なって、より一層、自らの価値を上げた。また、完璧に人生をセルフ・プロデュースする様は、アスリートでありながら彼のビジネス的センスが卓越したものであること証明している。今回の引退表明で、改めて中田の人間としての幅の大きさを感じた。

 従来、一時代を築いたアスリートの引き際は、おおむね二つのパターンに分類されてきた。ひとつは、現役に固執し、ボロボロになるまでプレーするタイプ。もうひとつは、余力を残し、輝きを放ったまま引退するタイプ。サッカーに例えるならば前者はカズ、後者はヒデだ。

 なかなか辛辣な書きっぷりです。(とても参考になります)0xF9C7

 その昔、「EV.Cafe'-超進化論」という、村上龍氏と坂本龍一氏との対談集の中で、たしか、
   「ミック・ジャガーみたいには、なりたくない」
みたいなことが書かれていたように思います。

 その理由は、
   「あれだけいい歳がいっているのに、いまだに若い連中と同じように(汗かいて)やっているから」
です。

#もしかすると、坂本龍一氏ではなく、高橋幸宏氏が別の場で発言した内容かも知れませんが。

 「汗かいてる」ヒトを、日本のロック界でいうと、矢沢永吉氏がこれに当たるでしょうか。

 ただし、この場合は、「汗臭さ」というよりは、「粗野」「粗暴」な感じが、好きになれないのかも知れません。少なくとも、私が感じる「格好良さ」とは大きく異なります。

 同じ「粗野」な感じでも、今は亡き名俳優の松田優作氏とは、だいぶ違います。

#っていう、「ミック・ジャガー」ファンも、「矢沢永吉」ファンも敵に回すこの発言・・・。0xF9C7

 それに比べると、Nakata選手は、いつもピッチでは全力疾走していますが、決して「汗かいてる」ようには見えず、とても「クール」な感じがします。

(前述の記事の続き)

 それにしても、中田の引き際のタイミングといい、引退声明のインパクトといい、挑戦的で華麗だったサッカー人生にも似て圧巻と言うしかない。しかも絶頂期での引退は長く人々の記憶に残り、いずれ伝説となっていくはずだ。そうなれば中田は永遠に生き続ける。それはサッカーを続けることで得られる富や名声よりも、中田にとっては遥かに名誉なことなのかもしれない。

 まさに、そのとおりだと思います。人間、諦めずに続けることも必要ですが、男としては、それ以上に、「引き際」が肝心だと思います。

 Nakata選手のビジネスセンスには、突出したものがあると思います。「自分探しの旅」に出て、いつか、必ずや、別の場で、大成功を収めるのではないでしょうか。

 仕事柄、私より下の世代には、残念ながら、あまり良い印象を持てないのですが、Nakata選手だけは違います。良い意味での「とんがった格好良さ」が感じられます。「クールさ」、「クレバーさ」といっても良いかも知れません。

 ピッチを離れても、別のフィールドで、是非とも、大成功を収めてもらいたいものです。

2006/06/11

海は、形容しがたい壮大な姿をしています。

とりわけ、日が沈む瞬間は。

そんな時、自分が自然に溶け込み、一つになるように感じます。

そしていつも以上に、個という存在の無意味さを感じるのです。

それは、幸せな気分です。

アルバート・アインシュタイン0xF9CD
2006/06/10

人間とは、海のようなものである。

ある時は、穏やかで友好的。

またある時は、時化て悪意に満ちている。

ここで知っておかなければならないのは、

人間も、そのほとんどが水で構成されているということです。

アルバート・アインシュタイン0xF9CD
2006/06/10

無限なるものは、ふたつあります。

それは、宇宙と、人間の愚かさ。

もっとも、前者については、断言できませんが。

アルバート・アインシュタイン0xF9CD
2006/05/03

 「女もすなる岩盤浴といふものを、男もしてみむとてするなり」

 ってことで、しばらく前から、“女性専用車両”や“女性専用銀行窓口”、“女性専用足つぼマッサージ”など、

   「逆差別だ~っ!」0xF9A1
と、小さな声でつぶやきたくなるものが多くなりましたが、岩盤ヨガ(岩盤浴)もそのひとつではないでしょうか。

 と思っているうちに、遂にできました、男性も入れる岩盤浴が。しかも、いつも行き付けの「スーパー銭湯」に。0xF9F8

mihama01.jpg

 場所はここ↑、ミハマニューポートリゾートの中にある、「湯快爽快『湯けむり横丁』みはま店」さんです。前車ARISTOを購入した、「ネッツタウン新港」さんのすぐ近くです。
(「ネッツシュポルト」の帰りに寄れますよ~!>juin兄さん)

 今回は、「洲の崎」に行った帰りに、ちょろっと寄ってみました。

 館内は、昭和30年代~40年代のレトロな感じを模してあり、洋食屋さんや駄菓子屋さんなどが軒を連ねています。職人はいつも、ひと風呂浴びた後に、「ラムネ」と「瓶入りヨーグルト」を食べるのを楽しみにしています。0xF9F7

 で、肝心の「岩盤浴」ですが、さすがに浴室内の写真を撮る訳にはいかないので、勝手にパクると、こんな感じ↓です。

mihama02.jpg

 ん? 男性用は、こんなに広くなかったぞ~、しかも「ゲルマニウム温浴」も無かったし~。やっぱし「逆差別だ~っ!」0xF9A1

 で^2、肝心の「岩盤浴」ですが、今回は会員向けの「入浴セットコース」(岩盤浴80分+入浴60分)にしました。
(あっ。すでに職人、ここの会員になっちゃってます)0xF9C7

 「岩盤浴」ですが、その名のとおり、暖められた岩盤の上で横になり、遠赤外線の効果で体を温めるとともに、発汗させて余計な毒素を排出する、というものです。

 枕元に砂時計があるので、これを目安に、「うつ伏せ、うわ向き、休憩」の1セットを何度か繰り返します。ただし、職人の場合は、うわ向きでただひたすら寝てました。寝てるだけで健康になれる(?)という、ものぐさな職人には、まさに打って付けの健康法です。0xF9C7

 よくあるスチームサウナのように、湿気でムンムンすることもなく、室内は適度な湿度とほのかな香りに満たされています。加えて、「妙なる調べ」が流れているので、ほんとに良く眠れます。
(だから、寝るなって!)

 で^3、その効果ですが、確かに、サウナや温泉に浸かるのとは違って、表層だけでなく、体の芯まで温まるような感じです。遠赤外線の効果でしょうか、露天風呂の脇でしばらく素っ裸でいても、体の中がポカポカしています。

 これで、2,000円(平日料金、休日は2,200円)ですので、かなりお得なセルフヒーリングになると思います。皆さんもいかがでしょうか。0xF9EB