SOARISTO工房 Logo
Home Theater Archive
2007/12/22

 「GRAN TURISMO 5 Prologue」の発売に合わせて、買っちゃいました。「60GBモデル」(CECHA00)です。0xF9CF

PLAYSTATION 3

 とはいっても、ゲームはほとんどしてなくて、もっぱらBlu-ray Discプレイヤーか、SA-CDプレイヤーとしてしか使ってませんが。

ps3-02.jpg

 早く“シルバーストーンII”のM3 Coupeが欲しいのですが、スタート時の予算は300万円しかないため、いきなり924万円のM3は買えません。

〔関連情報〕
   ・「プレイステーション 3」 HDD 20GB/HDD 60GBモデル国内出荷完了のお知らせ
   (2008年1月10日:ソニー・コンピュータエンタテインメント)

2007/12/16

 前回の続きです。

Theater Panel

 木材が大量に届きました。設計図どおり、NC加工により寸分の狂いもなく仕上げられています。これらを組み合わせて、シアターパネルを作成します。

Theater Panel

 木材を“田の字”状に組み合わせるのですが、真ん中の部分は木ネジが使えないため、このようにダボを立てて固定します。

Theater Panel

 シアターパネルの左側です。ホールソーを使って、壁側にも穴を開けてあります。間接照明用の電源ケーブルが通ります。

Theater Panel

 同じく、シアターパネルの右側です。この穴を通って、スピーカーケーブルやHDMIケーブルが、天井裏に抜けていきます

Theater Panel

 右側の下部です。マルチメディアコンセントを、うまく避けています。ここから、電源ケーブル、同軸ケーブル、LANケーブルを取り出します。

 最終的には、コンセントを取り外し、穴を塞いで壁と一体化させます。

Theater Panel

 ということで、シアターパネルのフレームの組み立て、完了です。

SONY SU-WL500

 壁掛けユニット、「SU-WL500」を取り付けます。

 壁掛けユニット自体も4.7kgありますが、BRAVIA本体も42kgもあるため、M8のボルト6本で、がっちり固定します。

2007/12/09

 前回の続きです。

 最終的には、「液晶テレビ」と「フロントプロジェクター」の2Wayシアターが目標ですが、別の意味でも2Wayにしてみました。

 何が2Wayなのかといいますと・・・。

 好きな映画を、自宅でゆっくりじっくり鑑賞するために、リビングのホームシアター化を計画している訳ですが、すべてのスペースをホームシアターに充ててしまうと、それなりに困ることが発生します。

 お客さまがいらした時に、くつろいでいただくスペースが無くなってしまうのです。

 このように、「シアタースペース」と「応接スペース」を両立する必要があるのですが、なにぶん、猫の額のような広さのリビングなので、限られたスペースを上手く使う工夫が必要になってきます。

#個人的には、「映画道楽に走りすぎて、非難囂々」という状況を、何としても避けたい、という切実な事情もありますが・・・。0xF9C7

 能書きが長くなりましたが、以下が「SOARISTO住まい工房」としての工夫です。

 まずはじめに、通常の「応接モード」の状態です。

theater101.jpg

 やっと届いたリビング一式です。特注だったため、注文から4週間以上も掛かってしまいました。

 ちょっと奮発して、厚めの本革にしてみました。画像ではアイボリーっぽく見えますが、エクリュパッケージのようなオフホワイトです。

 体の形によく馴染む、手触りの良い、しなやかな本革です。また、初めて座った時の冷やっと感が少ない表装です。(かなりいろいろ座り比べて、厳選しました)

 さて、いよいよ映画を観ようということで、「シアターモード」に切り替えます。

theater102.jpg

 何のことはない、リラックスチェアーをクルッと回すだけで、一瞬にして「シアターモード」に早変わりします。0xF9CE

theater103.jpg

 こうして見ると、日産エルグランドの室内のようにも見えます。

 ソファーは、すべてリクライニング機能付きなので、前席も後席も(?)、ゆったりくつろぐことができます。

 このメーカーさんの特徴である、緩やかなカーブを描くアームレストのデザインが、とてもお気に入りだったりします。

#ただちょっと、リラックスチェアーの横幅が、通常のソファーの1.2倍ぐらいあるで、デカ過ぎですが・・・。0xF9C7

theater104.jpg

 ちなみに、同時に購入したダイニング一式です。こちらも、オフホワイトとカフェブラウンの組み合わせで、リビングとの色の統一を図ってみました。

 ガラスの天板を中心として、明と暗のコントラストが、とても綺麗に見えます。(と、自画自賛)

 アイテムは、すべてkarimoku。ダイニングテーブル「DE6350ID」(定価:160,650円)、肘付ダイニングチェアー「CE3300D423」(定価:58,380円×2脚)、ダイニングチェアー「CE3305D423」(定価:47,880円×4脚)、カウンター「QE3606ND」(定価:140,700円)。

#ということで、あとはBRAVIAの到着を待つばかり。0xF9CF

2007/11/07

 前回より強度計算を見直して、若干バージョンアップしました。

Theater Panel

 あとは木材加工屋さんにデータを渡して、NC加工してもらうだけです。

Theater Panel

Theater Panel

Theater Panel

Theater Panel

#「Blade Runner」のBlu-ray Disc版の発売が延期となってしまったので、ちょっとショックです。

2007/11/03

 ゆっくりですが、着々と進んでます、ホームシアター計画

light01.jpg

 先に完成後の状態から。

lighting01.jpg

 ホームシアターのライティングですが、空間が明るすぎると雰囲気に欠けたり、逆に暗すぎると目が疲れやすくなったりしてしまいます。

 いわゆる一般的なシーリングライトでまともに照らすのではなく、ホームシアターに適した工夫が必要となります。(詳しくは、こちら

light16.jpg

 ホームシアターのライティングのコンセプトは、こんな感じです。画面を直接照らすのではなく、天井に設置したスポットライトから、画面背面を柔らかく照らす感じにします。

 スポットライトを後付けで天井に設置するためには、ベースとなる「インテリアダクト」が必要となります。

 ということで、まずはインテリアダクト選びから。

light02.jpg

 インテリアダクト「LK04083W」です。ダクト本体に工夫があり、レールを左右に最大300mmスライドできたり、ダクト本体を中心に最大90°まで回転できたりします。

 これまで天井の梁の位置関係により設置できなかったケースでも、レールを可動させることにより、設置できるようになっています。

 しか~し、このモデル、ダクト本体の高さが82mmもあります。実際に実物を見たのですが、これにスポットライトを取り付けると、かなりの天井からの“ブラ下がり感”があります。

 ということで、できるだけダクト本体の高さが少ないモデルにすることにします。

light03.jpg

 インテリアダクト「LGK00102W」です。ダクト本体の高さは、32mmしかありません。

 天井からの露出は、ほとんどレールの高さ分しかなく、天井埋め込み型に近い感じにすることができそうです。

 し~かし、カタログには、

   ・アウトレットボックス取付専用器具です。配線器具には取り付けできません。
と小さい字で書かれています。

 一般ピープルには、何のことやら、さっぱり分からない表現ですが、

   ・設置には、あらかじめ天井内にアウトレットボックスを埋設しておくことが必要で、引掛シーリング(または引掛ローゼット)などへの後付けはできません。
という意味です。

 んが、しかし、ちょっとだけ工夫することにより、取り付けできちゃうんです。

light04.jpg

 一般的な「引掛ローゼット」です。

light05.jpg

 引掛ローゼットを取り外します。

#施工には、電気工事士の免許が必要です。

light06.jpg

 ダクト本体用の取付金具を固定します。

light07.jpg

 配線コネクタの先端がアウトレットボックスに干渉するため、ダクト本体を一部改造します。

light08.jpg

 ダクト本体を取付金具に固定します。

light09.jpg

 スポットライト「LGB54120」を取り付けます。

light11.jpg

 レールの部分に、ダクトカバー「DH0294S」を取り付けます。

 レールに仕込まれた電極を剥き出しにしておくと、電界にカーボンが引き寄せられ、次第に壁の周辺が黒ずんでいってしまいます。ダクトカバーを取り付けることにより、この黒ずみを抑えることができます。

light10.jpg

 あっさり完成。

 ダクトカバーを取り付けたことで、レールの溝が目立たなくなり、“すっきりりんこ”しました。

duct00.jpg

 狙ったとおり、天井の高さが強調されて、なかなかいい感じになってきました。

 あとはBRAVIAを設置するのみ。

〔おまけ〕

 なぜに天井からの厚さに拘っているかというと・・・。

light14.jpg

 リビングのメインに据えたのは、スリムシーリングライト、PANELIAシリーズの「HFA8156」(希望小売価格:70,350円)です。

panelia01.jpg

 一般的なシーリングライトは、厚さ120~150mm程度ありますが、このPANELIA「HFA8156」は、厚さ98mmほどしかありません。

 しかも、本体後方(天井方向)にも配光されているため、天井に光が反射して、間接照明のような効果が得られます。

light15.jpg

 こんな感じで、シーリングライトの厚さを抑えることにより、天井が重たい感じにならず、しかも間接照明により、シーリングライトが浮き上がったように見えます。

 さんざん悩んで選んだ甲斐がありました。かなりお気に入りです。