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Hardware Archive
2008/02/11

 久しぶりに、PCネタです。0xF9BB

 以前に少し書きましたが、IOデータさんから発売されている「『Blu-ray Disc』『HD DVD』両規格対応マルチドライブ」、買っちゃいました。

 こちらがそのマルチドライブ、「BRD-SH6B」(標準価格:63,500円)です。

 その名のとおり、ディスクトレイには、Blu-ray、HD DVD、DVD、CDのロゴがプリントされています。

 Blu-rayには、2層で4倍速、1層で6倍速で書き込み、DVD-Rには、16倍速で書き込むことができます。
(HD DVDは、読み込みのみで3倍速)

 その他の小物、「S-ATAケーブル」と「S-ATA用電源変換ケーブル」です。

 以前にハイビジョンキャプチャボード、「PV3」を紹介をしましたが、この2つを組み合わせることにより、コピーワンスだろうがダビング10だろうが、HDCPをキャンセルして、スゴ録に録画した地デジ放送を、HD品質でBlu-rayにバックアップ(私的複製)することができるようになります。

 さらには、現状、HD DVDでしか供給されていないコンテンツを、Blu-rayにメディア変換して、PS3で再生したりすることもできます。

 ということで、焼き焼き。0xF9F8

〔関連情報〕
   ・Ultimate Tera Storage Machine
   ・Ultimate Hi-Vision Capture Machine

2007/03/23

 親VAIOのメインメモリを増強してみました。

Master VAIO

 DDR2の512MBのメモリが2本で、1GBです。

Master VAIO

 標準の1GB(Sony Style Model)と合わせて、トータル2GB。

 いや~、GB(ギガバイト)ですよ、ギガバイト。職人が学生の時代は、メインフレームの補助記憶装置だって、MB(メガバイト)クラスだったのに。

#ちなみに、親VAIOの補助記憶は、RAID5構成で1.2TB(テラバイト)。

 16KB(キロバイト)の主記憶で、メモリアサインを考えながら、ちまちまニーモニック考えてた頃が懐かしい。

#あまり書くと、世代がバレるので止めておこう。0xF9C7

〔関連情報〕
   ・Ultimate Tera Storage Machine (1)

2006/12/31

 前回に引き続き、PCネタです。0xF9BB

 いや~、ついに入手しました。アースソフト製、ハイビジョンキャプチャボード、「PV3」(定価:26,500円)。0xF9CF

 同社のHPから購入することができますが、生産台数が需要に対して極端に少ないため、販売開始後、わずか数10秒で売り切れてしまうという、もの凄い人気のある商品です。

Hi-Vision Capture Board PV3

 渋~く輝く静電気防止フィルムの袋が、神々しく見えてしまいます。

Hi-Vision Capture Board PV3

 「ハイビジョンキャプチャボード」です。同社のHPに掲載されている写真は、緑色の基板ですが、最新のハードウェアバージョン(Rev.A (1.3))からは、赤色の基板になったようです。

 なぜにそれほど人気があるかというと、このボードは、「D3映像入力」と「光ディジタル音声入力」を持っているためです。(入力は、それぞれ2系統)

 その有り難みが分からない方には、まったく分からないかと思いますが、じつは凄い製品だったりします。

  1. D3規格(1080i)のハイビジョン映像を、ディジタル信号のままキャプチャーすることができる。
  2. 著作権保護機能(「コピーワンス」)をキャンセルし、ハイビジョン映像を容易に「バックアップ」することができる。

 まず1.ですが、
(将来的には、基板上のファームウェアのバージョンアップにより、D4規格(720p)にも対応可能とのこと)

 つぎに2.ですが、現在市販されている民生用のディジタル映像機器には、強力な著作権保護機能が掛けられています。通常の地デジ放送は、「一回のみ録画可」となっています。

 例えば、地デジのHD放送を「スゴ録」に録画したとします。本体上で再生している分にはHD品質で観ることができますが、これを長期保存しようとしてDVDに録画すると、せっかくのHD品質がSD品質に落とされてしまいます。

 さらに、本体上のオリジナルのHD映像は、DVDにSD映像を「ムーブ」したということで、削除されてしまいます。(「コピーワンス」)
(最新のBluRayレコーダーでは、HD品質で保存することができますが、「コピーワンス」自体は同一です)

 また、現在主流になりつつあるHDMI端子にも、著作権保護機能(「HDCP」)が掛けられており、そのままではHD映像を「バックアップ」することができません。

 ところが、D端子には、規格自体に著作権保護機能が無いため、いったんD端子で出力したハイビジョン映像は、ディジタル信号のままキャプチャーするなりバックアップするなり、なんでもすることができるのです。

 ということで、これからは、広大なストレージ領域に、高品位なハイビジョン映像を、ごんごんキャプチャーすることができるようになりました。0xF9F8

〔補足情報〕

 「スゴ録」(RDZ-D900A)には、D端子が1つしかありません。PV3にD端子ケーブルを接続してしまうと、「WEGA」(KW-32HDF9)にコンポーネント信号を入力できなくなってしまいます。

Hi-Vision Capture Board PV3

 そこで、途中にAVセレクタ、「SB-RX300D」(定価:19,950円)をかまして、分配しています。

 通常のAVセレクタは、複数の入力から1つの出力をスイッチングする「パッシブ型」のものが一般的ですが、このSB-RX300Dは、複数の入力を電気的に中継して、複数の出力に分配することができる「アクティブ型」のものです。

〔関連リンク〕
   ・アースソフト

2006/12/30

 今年中に書かないと、お蔵入りになりそうなので、サルページ。0xF9BB

 去る1月12日、我が家に4台あるVAIOのうち(うち2台が現用)、いちばん大きなVAIOクン(通称、親VAIO)のHDが、クラッシュしてしまいました。0xF9FC

 400GBのHDを2本、RAID0でストライピングを組んでいたのですが、そもそも冗長構成ではないので、なすすべもなく・・・。エアチェックしてキャプチャーした貴重な映像ソースが、ことごとく失われてしまいました。0xF9D3

 ということで、転んでもタダでは起きないので、ハードウェアでRAID5を組んで、「究極のストレージマシン」を仕立てることにしました。

#懲りないヤツ。0xF9C7

 緊急で追加購入したHITACHI製400GB HD、「HDS724040KLSA80」(購入価格:30,440円/1本)。

 RAID5を組むには、最低でも3本以上のHDが必要となります。

 RAID5は、ソフトウェアでは処理が追い付かないので、専用のハードウェアコントローラーが必要となります。

 Adaptec製、「Serial ATA RAID 2410SA」(購入価格:64,000円ぐらい)。

 その他の小物、「S-ATAケーブル」と「HD用インチネジ」です。

 「Serial ATA RAID 2410SAカード」です。巨大なロジックICが搭載されています。このカード1枚で、最大4台までのS-ATAドライブをコントロールすることができます。

 HDドライブを、HDケースにマウントしたところです。タワー型VAIO(VGC-RA70PS)では、この状態で、本体から簡単にディスクアレイを抜き差しすることができます。

 3本の400GB HDでRAID5を組んだ場合、全体容量は1.2TB(Tera Byte)ありますが、1本がパリティ用となるので、記憶容量としては800GBとなります。

 この他、3.5インチベイに起動用の400GB HDがあるので、トータルの記憶容量は1.2TBとなります。

#って、あっさり書いてますが、マウントして起動できるようにするまで、相当な苦労がありました。0xF9C8

〔関連情報〕
   ・買っちゃいました、VAIO最速仕様!
   ・ショック~!