BMWの新世代ストレート6エンジン(N54)に、ついに「Bi-Turbo」(ツインターボエンジン)が発表になりました!0xF9CF
世界で初めて乗用車用のターボエンジンを産み出したBMWが世に送る、「次世代のターボエンジン」ってところでしょうか。
同じツインターボエンジンでも、TOYOTAの2JZでは、6つのシリンダーに対してプライマリとセカンダリの大小2つのタービンが配されていましたが、BMWのN52では、3つのシリンダー毎に1つのタービンが組み合わされています。
新開発のターボエンジンは排気量3.0Lの直噴ツインターボで、3気筒ごとにターボチャージャを配する。最高出力は225kW(306PS)で、最大トルクは400N・m。同排気量の同社製自然吸気エンジンよりも出力が15%、トルクが30%増している。また、直噴化によってポート噴射のターボエンジンよりも燃費を10%改善でき、エンジン質量は出力が同程度のV8自然吸気エンジンに比べて70kgほど軽量という。
3シリーズにこのエンジンを搭載した場合、スタートから100km/hまでの加速は330iよりも0.5秒ほど早く、また80~120km/hまでの加速(2番目に高いギアを使った場合)は8.2秒から6.3秒に短縮できる。
〔関連リンク〕
・BMW officially announces new N54 Turbo Engine
(2006年2月17日:Leftlane News)
・BMW Unveils New Biturbo Petrol Straight Six Engine
(2006年2月20日:WorldCarFans.com)
・BMW社、Z4クーペや直6直噴ターボエンジンを出展
(2006年2月21日:Automotive Technology)