●ワーナー、「ブレードランナー」アルティメット版をBlu-ray化-現存する5バージョンを全て収録。5枚組14,800円
(2009年1月30日:Impress AV Watch)ワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社(ワーナー・ホーム・ビデオ)は、映画「ブレードランナー」の、全5バージョンを収録した「ブレードランナー アルティメット・コレクターズ・エディション」を4月29日にBlu-ray Discビデオで発売する。5枚組で価格は14,800円。初回限定生産。
「ブレードランナー」のBDビデオは2008年6月に「ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション」(WBA-Y18469/4,980円)が発売。これは、新たに編集された2007年度版「ファイナルカット版」のみを収めたもの。これとは別に、2007年12月に全5バージョンを収めた「アルティメット・コレクターズ・エディション」がDVD(SD-Y18467/14,800円)で発売されているが、今回のBDビデオは、このアルティメット版DVDをBDビデオ化したものになる。
(中略)
SF映画の金字塔「ブレードランナー」は、フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作とした映画。舞台は2019年。酸性雨が降りしきるロサンゼルス。強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、外見からは人間と見分けが付かないアンドロイド“レプリカント”5体が、人間を殺して逃亡していた。解体処分が決定した5体を処刑するため、レプリカント専門の賞金稼ぎ「ブレードランナー」であるデッカード(ハリソン・フォード)は、単独追跡を開始するのだが……。
デッカードとレプリカントのリーダーであるロイ(ルドガー・ハウアー)が対峙するクライマックス・シーンや、東洋と西洋の文化が入り乱れカオスと化した未来都市ロサンゼルスの描写は、後のSF映画に大きな影響を与えた。
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