前回の続きです。
「TPMS(AS-CV2)の取付(1)」(2022年12月10日)
このような感じで、三次元曲面を持った取付ステーが設計できました。
前回は、コンソールパネルの形状に合わせ、Autodesk Fusion 360にて、取付ステーを設計しました。
設計ができたところで、Snapmaker 2.0 A350を使って、素材を削り出します。
素材は、「タイニーファランクス」の筐体を作製した際の端材で、5mm厚のアクリル板です。
せっかくSnapmakerを使うのであれば、「3Dプリンターとして使えばいいじゃん」という話もありますが、CNCマシンとして使っています。
なぜならば、ABSのフィラメントを使って造形したとしても、寒暖差の激しい車内では、耐候性・耐久性に不安があるため、あえてソリッドな素材を削り出して作製することにしました、天の邪鬼なので。0xF9F8
先日、Continentalの「SportContact 6」を、Michelinの「Pilot Sport Cup2」に履き替えましたが、
せっかくタイヤを交換するので、今後のサーキット走行の安心を買うため、TPMS(Tire Pressure Monitoring System)を装着することにしました。
Air Safeの「AS-CV2」というモデルです。(定価:40,480円、購入価格:18,500円)
Audi R8 V10 5.2L quattroには、差動式の空気圧センサー(前後左右のタイヤの回転差によって、ワーニングを出す)が付いているようですが、直接的に空気圧や内部温度を確認できるに越したことはありません。
まずは開封。
空気圧などを表示するレシーバー本体と、各輪に設置するプレッシャーセンサーが、セットになっています。
当たり前ですが、初期状態で、4つのセンサーとレシーバー本体とが、無線で通信できるよう、ペアリングされています。
またも、海外からオモチャが届きました。
米国、Ross-Tech社の、Audi(およびVolksWagen)専用のコンピュータ診断ツール、「Ross-Tech HEX-V2」です。
さっそく開封。
価格は、コーディングできる車両の台数により変わり、3台まで(Interface 3), 10台まで(Interface 10), 無制限(Professional Interface)とが、あります。
今回は、お金がないので、一番安い「Interface 3」を購入しました。
日本の代理店では、35,200円(税込、送料別)で販売されているようですが、Ross-Tech社から直接購入することで、199.00ドル+69.30ドル(送料)の、約29,000円で手に入れることができました。
FedExにて、オーダーしてから5日ほどで届きました。(早い)
前回の続きです。
Panasonicの「CN-F1X10BD」の取り付けは完了しましたが、まだ、リヤビューカメラ、「CY-RC100KD」の取り付けが残っています。
ナビ本体(CN-F1X10BD)の購入に合わせ、リヤビューカメラ(CY-RC100KD)も購入していましたが、Audi R8純正のリヤビューカメラが流用できたため、CY-RC100KDは、使わない予定でした。
しかし・・・、
こちらは、Audi R8純正のリヤビューカメラの映像です。
別にこのままでも良いのですが、「CN-F1X10BD」の10V型の大画面で見ると、びみょ~に、映像の荒さが目立ちます。
#まぁ、元々、NTSCのコンポジット信号なので、解像度は高くはないのですが。
以前に書いたとおり、Audi R8では、リヤカメラの映像に、「リヤカメラアダプター」を介して、後退時の予想進路の“枠線”を付加(スーパーインポーズ)しています。
ただでさえ、あまり画質の良くない映像に、「リヤカメラアダプター」で枠線を付加し、さらにそれを「CN-F1X10BD」で取り込んで、枠線を付加(表示はOFF)しているため、映像の“にじみ”や“ボケ”が、如実に表れてしまっています。
「リヤカメラアダプター」があることにより、CANバスから取り出したステアリングホイールの舵角情報を元に、後退時の予想進路が表示されるので、あとどれくらいステアリングを切ったら駐車位置に収まるのかが一目瞭然で分かり、これはこれで便利なのですが。
いずれにしても、NTSCのコンポジット信号に、2回も画像処理をしているため、画質が良い訳がありません。
こちらが、「リヤカメラアダプター」です。
リヤカメラ入力用ケーブルを改造し、異音対策として、カームフレックス(10mm厚)で包んで、再利用する気まんまんだったのですが・・・、
映し出された映像を見て、止めました。