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Tiny Phalanx (CIWS) Archive

 前回の続きです。

 引き続き、基台の作製です。

CIWS Tiny Phalanx, Rear Connector Panel

 ベースボード上に固定した、「Jetson TX2 Developer Kit」の後面です。

 こちらも、基台に収納してしまうと、HDMIポートをはじめとして、基板上にあるコネクタにアクセスできなくなってしまいます。

 そこで、基板上のコネクタから、基台後面のリヤパネルまで、配線を延長するケーブルを作製しました。

CIWS Tiny Phalanx, Rear Connector Panel

 まずは、HDMIコネクタから。

 HDMI-FFC変換基板を使って、オス・メスのペアを作ります。

 HDMIコネクタ側・FFCコネクタ側とも、1.0mmピッチとなっており、老眼の身には、なかなかにシビれるハンダ付けとなります。0xF999

 前回の続きです。

 引き続き、基台の作製です。

CIWS Tiny Phalanx, Switch Panel

 ベースボード上に固定した、「Jetson TX2 Developer Kit」です。

 基台に収納してしまうと、RESETスイッチをはじめとして、基板上にあるスイッチが押せなくなってしまいます。

CIWS Tiny Phalanx, Switch Panel

 そこで、前面パネルに取り付けるための、スイッチ基板を作製しました。

 5mm厚のアクリル板に取り付けるため、通常よりも柄の長い、タクトスイッチを使っています。

 あわせて、Jetson TX2用だけでなく、「ArbotiX-M Robocontroller」用のRESETスイッチも、組み込んであります。

 前回の続きです。

 これまでのプロセスを、動画にまとめてみました。

 まだまだ遠い道のりですが、だんだんと形になってきました。0xF9C6

 と、いうことで、今日も今日とて、切削です。

CIWS Tiny Phalanx, Base Frame

 基台の台座です。

 大きさは、301mm×335mmで、かなり大きめです。Snapmaker 2.0でも、モデルA350でないと、切り出せない大きさです。

 基台との大きさの差は、四隅で2.5mmしかありません。

 構造上、別に無くても構わないのですが、基台の下に台座があることで、基台の“風格”が違ってくる、と、勝手に思っています。0xF9C5

 前回の続きです。

 またも、電装系です。

#「週刊」といいつつ、「月刊」になっていますが。0xF9C7

CIWS Tiny Phalanx, Arduino Serial Interface

 前々回に、シリアルインタフェースを作製しましたが、思うところあって、作り直しました。

 左側が弐号機で、右側が参号機です。

CIWS Tiny Phalanx, Arduino Serial Interface

 弐号機では、秋月の「FT232RQ USBシリアル変換モジュールキット」に、「アナログ・マルチプレクサ/デマルチプレクサ」(TC4053BP)を組み合わせ、1ポートしかない「ArbotiX-M Robocontroller」(Arduino ATmega644P)のシリアルポートを、切り替えられるようにしました。

 PCから「ArbotiX-M」にブログラムを書き込んでいる時には、PC ⇔ ArbotiX-MのTX/RX信号をアクティブにし、「ArbotiX-M」がTFTディスプレイ(gen4-uLCD-70D-SB)と通信したい時には、ArbotiX-M ⇔ TFTディスプレイのTX/RX信号をアクティブにするようにしました。

 参号機では、さらに、PCからTFTディスプレイにもプログラムを書き込んだり、microSDカードにファイルを転送したりできるよう、「ArbotiX-M」がTFTディスプレイと通信していない時には、PC ⇔ TFTディスプレイのTX/RX信号をアクティブにするようにしました。

 このため、「アナログ・マルチプレクサ/デマルチプレクサ」を、2つ組み合わせています。

 なお、「ArbotiX-M Robocontroller」のシリアルインタフェースの回路と、TFTディスプレイ(gen4-uLCD-70D-SB)のシリアルインタフェースの回路とは、微妙にRESET信号の使い方が異なっています。
(RESETのトリガとして、「ArbotiX-M」は「#RTS」信号を、TFTディスプレイは「#DTR」信号を使用)

 「ArbotiX-M」側は、そのまま「FT232RQ USBシリアル変換モジュールキット」を使っても良かったのですが、TFTディスプレイ側のものと合わせるため、新たに、2つの「FT231X USBシリアル変換モジュール」を使うことにしました。

#「FT2232D USBシリアル2ch変換モジュール」を使えば、2つのFT231Xモジュールを1つにまとめることができますが、モジュールサイズが40pinもあり、他の回路を含めると、B基板に収まらなくなるため、あえてFT231Xモジュールを2つ使うことにしました。

 前回の続きです。

 再び、基台の作製に戻ります。

CIWS Tiny Phalanx, Base Frame Snapmaker 2.0 A350

 今回は、「Jetson TX2 Developer Kit」や「ArbotiX-M Robocontroller」などを収容する、ベースボードです。

CIWS Tiny Phalanx, Base Frame Snapmaker 2.0 A350

 Snapmaker 2.0 A350を使って、5mm厚のアクリル板を削り出します。