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Lighting (Porsche) Archive

 またも、ちびパーツが海外から届きました。

Porsche 911, LED Side Winker

 アンバーイエローの5050のSMD(表面実装部品)タイプのLEDが、9個搭載されています。ちゅーこく製です。

#ちゅーこく製は忌み嫌っており(燃えたりするので0xF9FC)、できるだけ使わないようにしていますが、最近ではそうもいかず、必要最低限にしています。
 (しかも、ちゅーこくから直接買わず、アメリカから購入しました)0xF9D1

Porsche 911, LED Side Winker

 画像上から、標準のT10のウェッジ球、5050が5個搭載されたLEDランプ、5050が9個搭載されたLEDランプ、CanBus対応の5050が9個搭載されたLEDランプ(いずれも白色)、CanBus対応の5050が9個搭載されたLEDランプ(橙色)です。

 5050が9個搭載されたLEDランプ(以下、9発モノ)は、カーテシランプルームランプをLED化した際に使用しましたが、全長が長いため、サイドウィンカーのレンズユニット内に収まり切りません。(後述)

 一方で、5050が5個搭載されたLEDランプ(以下、5発モノ)では、昼間時の視認性が低くなる(光量が少ない)ことが予想されます。

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 ほぼ2年前の続きです。

 ライセンスランプをLEDに交換したのですが、片方が切れてしまっていたため、改めて交換することにしました。

Porsche LED License Lamp

 こちらが、今回購入した「フェストンタイプ」(舟形、両口金)のLEDライセンスランプです。

Porsche LED License Lamp

 こちらは、ポルシェ純正のLEDライセンスランプです。
(部品コードは、「999.6PJ.631.20」)

 曇天の日の午前中、

SUNRISE Blvd. SENDAGI Porsche

 文京区は千駄木、「サンライズブルバード」さんに来ています。

Porsche Coding Daytime Running Lamp

 目的は、Type 997 Phase 2の「デイタイムランニングランプ」のコーディングのためです。

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 ライセンスランプカーテシランプトランクルームランプに引き続き、ルームランプもLED化します。

LED Room Lamp

 Porscheの標準状態のルームランプです。

LED Room Lamp

 裏側です。

 基本的には、BMWの時と同じような作りです。

LED Room Lamp

 とりあえず、バラバラに。

 中央のルームランプには、長さ41mmの「フェストンタイプ」(舟形、両口金)の電球、左右のマップランプには、T10の「ウェッジタイプ」の電球が使われています。

LED Room Lamp

 基板上に、LEDをハンダ付けします。

 縦横狂わず、綺麗に整列してハンダ付けするためには、ちょっとしたコツが必要となります。

 LEDは、全部で18発、発光点は、都合54個になります。

LED Room Lamp

 裏面です。

 チップCRDをハンダ付けします。

LED Trunk Room Lamp

 18発のLEDは、定格電流に近い「18mA」でドライブしており、かつ基板上に高密度に実装しているため、前回同様、アルミヒートシンクを使って放熱させます。
(左側の、30×30mmのものを2個使います)

LED Room Lamp

 フライスマシンを使って、アルミヒートシンクを所定の大きさに切り出し、「固まる放熱用シリコーン」を使って基板に固定します。

LED Room Lamp

 中央部分にLEDを固定する際に、フェストンタイプの電球の接点が邪魔になるため、ハンダを溶かして取り除きます。

LED Room Lamp

 リフレクターの内部に、LEDを固定します。

LED Room Lamp

 左右のマップランプには、カーテシランプの時と同様、ウエッジタイプのLEDランプを組み込んであります。
(そのままの長さだとクリアカバーと干渉するため、短縮加工してあります)

LED Room Lamp

 クリアカバーを元に戻して完成です。

LED Room Lamp

 ということで、ルームランプとマップランプのLED化、完了。0xF9C6

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 カーテシランプに引き続き、トランクルームランプもLED化します。

LED Trunk Room Lamp

 左側は、運転席側のフットランプやグローブボックス内に使われているランプ、右側は、(フロントの)トランクルーム内や(リヤの)エンジンルーム内に使われているランプです。

LED Trunk Room Lamp

 前述のランプの裏側です。まずは、右側のランプ(以下、トランクルームランプ)をLED化してみます。

 トランクルームランプには、長さ41mmの「フェストンタイプ」(舟形、両口金)の電球が使われています。

LED Trunk Room Lamp

 今回のお献立です。

 部品はすべて、「LEDパラダイス」(以下、エルパラ)さんから調達しました。

LED Trunk Room Lamp

 サーキュラーソウを使って、50×30mmの基板(5060 18LEDパネル基板)を、40×19mmの大きさに切り出します。

LED Trunk Room Lamp

 切り出した基板です。

 配線パターンを解析して、パターンを切らないギリギリの大きさで切り出しました。

LED Trunk Room Lamp

 部品をハンダ付けしたところです。

 LEDは、「白色 5060 3chip LED」のSMD(表面実装部品)で、大きさは5.0×5.0mmしかありません。

 また、エルパラさんの製作例では、330Ωの「チップ抵抗」を使っていますが、バッテリー電圧の変動や突入電流に対する耐性を持たせるため、これまでの作品に準じて、「チップCRD」(定電流ダイオード)を使うことにしました。

 チップCRD(S-183T)は、大きさが3.5×1.6mmしかなく、ハンダ付けには、かなりの集中力を必要とします。

#以前はどんなに細かな作業(作品例1作品例2)も大丈夫だったのですが、最近は年を取ったせいか老眼が進み、細かな作業がだんだんつらくなってきました。奥さんが宝石鑑定用に使っているルーペを使って、チップCRDの極性を確認しながら作業を進めました。0xF9C7

LED Trunk Room Lamp

 基板をトランクルームランプに組み込んだところです。

 市販の41mmのフェストンタイプの交換用LEDは、LEDが3発か、多くても6発のものしか見掛けません。

 今回は、限られたサイズの中で最大限に実装密度を上げており、10発のLED(発光点は都合30個)を組み込んだものは、そうそう無いのではないかと思います。

LED Trunk Room Lamp

 部品面です。

 10発のLEDは、定格電流に近い「18mA」でドライブしており、かつ基板上に高密度に実装しているため、このままでは点灯時に熱を持ってしまいます。
(結果として、長い目で見ると、LEDの耐久性(寿命)が落ちてしまうことになります)

LED Trunk Room Lamp

 そこで、これまでの作品同様、アルミヒートシンクを使って放熱させることにしました。
(右側の、21×12mmのものを2個使います)

LED Trunk Room Lamp

 サーキュラーソウを使って、アルミヒートシンクを所定の大きさに切り出し、「固まる放熱用シリコーン」を使って基板に固定します。

LED Trunk Room Lamp

 逆接続保護用の整流ダイオード(1N4007)をはさみ、配線を接続して完成です。

LED Trunk Room Lamp

 フロントのトランクルームランプ、標準の状態です。

LED Trunk Room Lamp

 LEDに交換した状態です。

 純白の光で、隅々まで照らし出されています。

LED Trunk Room Lamp

 リヤのエンジンルームランプ、標準の状態です。

LED Trunk Room Lamp

 LEDに交換した状態です。

 ということで、トランクルームランプとエンジンルームランプのLED化、完了。0xF9C6

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