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LED Angel Eye 2 Archive

 前回の続きです。

White Angel Eye

 ということで、さっそく部品が届きました。

 レーザーで、寸分の狂いもなく加工されています。

White Angel Eye

 「LXK2-PWC4-0180」の発熱量は尋常ではないので、今回もマイクロファンによる強制空冷方式とします。

 CPU用のマイクロファンで、1個1,000円。12V駆動で、1Wぐらい(0.09A)です。

 安定稼働のためには、MTBFが気になるところですが、まぁ、マイクロファンが壊れる前に、ハイパワーLEDの寿命の方が先に尽きることでしょう。
(一般民生用なので、そもそも車載した時点で、MTBFどうこういう問題ではありませんが)

White Angel Eye

 「LXK2-PWC4-0180」です。アルミ板の上に、リフローはんだで固定されています。

White Angel Eye

 前回の続きです。バージョン2に引き続き、さらなる改良を図ります。

White Angel Eye

 とある部品を取り外してあります。

White Angel Eye

 ふむふむ、なるほど~。

White Angel Eye

 アルミの鋳造品に、メッキしてあります。

White Angel Eye

 H8バルブを取り付けたところです。

White Angel Eye

 今回使用する、「コリメータレンズ」です。1個400円。
(直径:21.6mm、高さ:14.5mm)

 530i(E60)の時は、指向角10°でしたが、今回は、指向角8°です。
(たいした違いではありませんが)

White Angel Eye
(画像は、某P社の製品との比較

 コリメータレンズを使用することにより、光束を急峻に絞ることができます。

White Angel Eye

 Illustratorでササっと図面を引いて、金属加工屋さんに送り込んで、レーザー加工してもらいます。

White Angel Eye

 これは剣山、ではありません、空冷用のヒートシンクです。1個140円。
(対辺:38mm、高さ:20mm)

m3post01.jpg

 世界中のbimmer達と、遊んでます。0xF9F8

 前回の結果を受け、さらに改良を加えます。

 バージョン1で使用した「Luxeon K2 with TFFC Cool White」は、「LXK2-PWC4-0160」でしたが、今回のバージョン2は、「LXK2-PWC4-0180」を使用します。

 「LXK2-PWC4-0160」は、「220lumen」(最大電流1500mA(/3.85V)時)ですが、「LXK2-PWC4-0180」は、同一条件で「250lumen」と、約1.14倍の改善が図られています。

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 今回使用した、「LXK2-PWC4-0180」です。

 ヒートシンクを兼ねたアルミ板の上に、4つのハイパワーLEDが搭載されています。
(ハイパワーLEDは、リフローはんだで固定されています)

white_led2024.jpg

 アルミ棒の切削形状を、見直しました。

 あわせて、ハイパワーLEDも、アルミ棒に載るサイズに削り出します。

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 パーツを組み合わせたところです。

white_led2026.jpg
M3post用に英語表記しています)

 ハロゲンランプと比較したところです。

 台座からフィラメントまでの距離と、台座からハイパワーLEDまでの距離が、まったく同じになるようにしています。
(画像では、テーブルの上に置いた角度が微妙に異なるので、同じ距離には見えませんが)

 車体側には一切手を加えず、純正ハーネスに、カプラーオンで接続できます。

white_led2028.jpg
M3post用に英語表記しています)

white_led2029.jpg
M3post用に英語表記しています)

white_led2030.jpg
M3post用に英語表記しています)

 前回の続きです。

 さて、ハロゲンランプの場合には、フィラメントを中心として、ほぼ全周に渡って光が放出される訳ですが、ハイパワーLEDの場合には、光の放出方向に指向性があり、取付位置や取付角度をうまく調節してやる必要があります。
(今回使用する、「Luxeon K2 with TFFC Cool White」の半値角は、120°)

white_led2016.jpg
M3post用に英語表記しています)

 ヘッドランプユニットの中で、ハロゲンランプを点灯させた状態です。

 内側のエンジェルアイは、フィラメントからの光を、お椀状のリフレクターで反射させて、リングに光を当てています。

 一方、外側のエンジェルアイは、フィラメントからの光を、「導光管」のようなものを用いて、リングまで伝えています。
(画像手前の、「く」の字に曲がっているものが、それです)

 ただ、内側のリングには、収束機能(リフレクター)があったのに対し、外側のリングには、その機能はなく、「導光管」に、直接光が当てられています。
(内側のリングに比べて、外側のリングが若干暗く見えるのは、ここら辺に理由があることが分かります)

 ハロゲンランプと「導光管」の位置関係を調べてみると、フィラメントの真横の位置に、「導光管」の入口が来るようになっています。

 外側のエンジェルアイを、より明るく光らせるためには、この「導光管」に、“いかにうまく光を当てるか”がポイントとなります。

white_led2017.jpg

 まずは、正面のハイパワーLED用の溝(幅7.35mm、深さ2.60mm)を削り出します。

white_led2018.jpg

 つづいて、側面の溝です。

 このフライスマシンは、x軸・y軸・z軸方向に、0.02mmの精度で切削することができます。
(一般的な工具を使った手作業(手加工)では、絶対に出すことのできない精度です)

white_led2019.jpg

 こんな感じで削り出しました。

 ハイパワーLED用の電源コード(+/-)を通す溝も、掘ってあります。

white_led2020.jpg
M3post用に英語表記しています)

 仮組みしたところです。

 ハイパワーLEDは、サンハヤトさんの「固まる放熱用シリコーン」で固定してあります。

white_led2022.jpg
M3post用に英語表記しています)

 とりあえず、テスト点灯してみました。

 純正ハロゲンランプと遜色ない明るさを持っていることが分かります。

#よくある装着画像のように、シャッター速度をやたら遅くして、見掛け以上に明るく見せ掛けようなどというセコいことはしていません。
(そういう写真は、背景の明るさを見れば一発で分かります。ウソはいかんですよ、ウソは)0xF9D1