前回の続きです。
フォグランプ周りの配線図です。
S8の「ライトスイッチユニット」(ライトコントロールエレメント)の、コネクタX10164の7番ピンの信号、「S55V」がアクティブになると、フロントフォグランプが点くようです。
S8の「ライトスイッチユニット」に、コネクタX10164が接続されています。
A4011の「足下モジュール」に、S8からの信号が、コネクタX14259で接続されています。
また、左フォグランプの電源信号は、コネクタX14261の37番ピンから、右フォグランプの電源信号は、コネクタX14260の3番ピンから、それぞれ出ています。
ということで、「ライトコントロールエレメント」を、M3用から3 Series用に換えてみて、フロントフォグランプスイッチを押した時に、所定のピンに電源電圧が出てくれれば、バッチリです。
さらには、M3用と3 Series用のハーネスを共通化していてくれれば、X14261およびX14260の多芯ケーブルが、足下の隔壁を通って、フロントバンパー周辺まで延長されているはずです。
まずは、「ライトコントロールエレメント」を交換してみます。
嵌合の位置を意識しながら、慎重に取り外します。
しか~し、コネクタX10164の7番ピンの信号、「S55V」が結線されていないことが判明。0xF9FC
く~っ!! ここまで細かく車種別に仕様化されているとは。こうなったら、徹底抗戦です。絶対に純正配線を使って、フォグランプを点灯させてみせます。
とりあえず、「ライトコントロールエレメント」の交換ができました。フロントフォグランプスイッチが増えています。
3 Seriesのオーナーにとっては、何のことはないのですが、M3のオーナーにとっては、大きな進化です。
スモールランプを点灯させたところ、フロントフォグランプスイッチのイルミネーションは、ちゃんと点灯しました。
「S55V」をアクティブにする方法は、現在「考え中」。0xF9C5