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BILLION VFC-Proの取付
'03/08/17初版,'03/08/18更新

[はじめに]

(まだ考え中です)

[VFC-Proについて]

(まだ考え中です)

[写真1]
vfc_pro01.jpg
  • 今回購入したBILLIONさんの「VFC-Pro」と「吸気温度センサー」です。(写真1)
     
    品名品番標準価格購入価格
    VFC-ProBVP-224,800円19,700円
    吸気温度センサーBVP-S506,800円5,780円

[吸気温度センサーの取付]

 VFC-Proには、オプションとして、2つ目の温度センサーを取り付けることができます。今回は、エンジン内部への吸気温度を測定するため、「吸気温度センサー」を取り付けることにしました。

 2JZ-GTEのサージタンク上面には、都合の良いことに、点検用の「サービスホール」があります。このサービスホールにセンサーを取り付けることにしましたが、取り付けにあたっては、ちょっとした工夫が必要でした。

[写真2]
vfc_pro11.jpg
  • サージタンク上面にある「サービスホール」です。(写真2)
  • ネジの径・ピッチは、M12×1.25mmです。
 
[写真3]
vfc_pro10.jpg
  • 「吸気温度センサー」(BVP-S50)です。(写真3)
  • ネジの径はM12ですが、ピッチにちょっと問題あり。

 サージタンクも吸気温度センサーも、ネジの径が共にM12であったため、“締め締め”、もとい、“しめしめ”と思っていたのですが、ここで問題発生! ぬぅわんと、吸気温度センサーのネジのピッチが1.5mmであることが判明。0xF999
(そもそも、M12×1.5mmなんてピッチは、ISOに無い(*)ぞ~!)0xF996

 サージタンク側の金属は、比較的柔らかい金属なので、このまま無理にねじ込んでしまうという荒技もありますが、後々のことを考えると、ちょっとできません。

 こんなことなら、「ドレンセンサー」(BVP-S12)を買っておけば良かったような・・・。このセンサーなら、ネジの径・ピッチがM12×1.25なので、そのままボルトオンすることができます。しか~し、BVP-S12は、いわゆる油温・水温用のセンサー(0~150℃)なのです。

 一方、BVP-S50の説明書には、
    ・気体温度専用設計によって、ハイレベルな正確性を確保。
    ・センサー先端部を特殊設計にすることで、センサー取付部の温度に左右されない温度が計測できます。
    ・0~120℃までの気温が計測可能。(排気温度は不可)
となっています。

 実際、熱電対(温度センサー)の取付部分の形状は、BVP-S12とBVP-S50とでは、だいぶ異なります。やはり、吸気温度を測るためには、専用のセンサーが良いようです。

 う~む。0xF9C8

 タップでサージタンク側の雌ネジを切り直すか、ダイスでセンサー側の雄ネジを切り直すか、2つの方法がありますが、前者は削りカスがサージタンク内に落ちる可能性があります。
(サージタンクを外して加工するという荒ワザもありますが。)

 また、市販のピッチ変換アダプターを使用して取り付ける方法もありますが、この方法では、センサーの先端が、サージタンク内の温度測定したいポイントから、かなり離れた位置になってしまいます。

 いろいろ悩んだ末に、ダイスで、センサー側の雄ネジを、1.25mmピッチに切り直すことにしました。
(ショップ任せにしていたら、こんな悩みは持たなくてもいいのでしょうが、まぁ、これもDIYの楽しみの一つということで。)0xF9C7

(* ISO(JIS)規格では、M12×1.25およびM12×1.75のピッチがあります。)

[写真4]
vfc_pro12.jpg
  • ネジを1.25mmピッチに切り直した「吸気温度センサー」です。(写真4)
  • ネジを切り直したことにより、ネジ山の数が少なくなっているため、気密性が保てるかどうかが気になります。
  • 念のため、ネジ山に水道用の「シールテープ」を巻いておきます。
  • また、センサーを取り付ける際には、キット付属の「銅ワッシャー」も一緒に締め込んでおきます。
 
[写真5]
vfc_pro13.jpg
  • 無事、「吸気温度センサー」を取り付けることができました。(写真5)

(まだ考え中です)

  
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