'03/08/17初版,'03/08/18更新 |
[はじめに]
(まだ考え中です)
[VFC-Proについて]
(まだ考え中です)
[写真1] | |
[吸気温度センサーの取付]
VFC-Proには、オプションとして、2つ目の温度センサーを取り付けることができます。今回は、エンジン内部への吸気温度を測定するため、「吸気温度センサー」を取り付けることにしました。
2JZ-GTEのサージタンク上面には、都合の良いことに、点検用の「サービスホール」があります。このサービスホールにセンサーを取り付けることにしましたが、取り付けにあたっては、ちょっとした工夫が必要でした。
[写真2] | |
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[写真3] | |
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サージタンクも吸気温度センサーも、ネジの径が共にM12であったため、“締め締め”、もとい、“しめしめ”と思っていたのですが、ここで問題発生! ぬぅわんと、吸気温度センサーのネジのピッチが1.5mmであることが判明。0xF999
(そもそも、M12×1.5mmなんてピッチは、ISOに無い(*)ぞ~!)0xF996
サージタンク側の金属は、比較的柔らかい金属なので、このまま無理にねじ込んでしまうという荒技もありますが、後々のことを考えると、ちょっとできません。
こんなことなら、「ドレンセンサー」(BVP-S12)を買っておけば良かったような・・・。このセンサーなら、ネジの径・ピッチがM12×1.25なので、そのままボルトオンすることができます。しか~し、BVP-S12は、いわゆる油温・水温用のセンサー(0~150℃)なのです。
一方、BVP-S50の説明書には、
・気体温度専用設計によって、ハイレベルな正確性を確保。
・センサー先端部を特殊設計にすることで、センサー取付部の温度に左右されない温度が計測できます。
・0~120℃までの気温が計測可能。(排気温度は不可)
となっています。
実際、熱電対(温度センサー)の取付部分の形状は、BVP-S12とBVP-S50とでは、だいぶ異なります。やはり、吸気温度を測るためには、専用のセンサーが良いようです。
う~む。0xF9C8
タップでサージタンク側の雌ネジを切り直すか、ダイスでセンサー側の雄ネジを切り直すか、2つの方法がありますが、前者は削りカスがサージタンク内に落ちる可能性があります。
(サージタンクを外して加工するという荒ワザもありますが。)
また、市販のピッチ変換アダプターを使用して取り付ける方法もありますが、この方法では、センサーの先端が、サージタンク内の温度測定したいポイントから、かなり離れた位置になってしまいます。
いろいろ悩んだ末に、ダイスで、センサー側の雄ネジを、1.25mmピッチに切り直すことにしました。
(ショップ任せにしていたら、こんな悩みは持たなくてもいいのでしょうが、まぁ、これもDIYの楽しみの一つということで。)0xF9C7
(* ISO(JIS)規格では、M12×1.25およびM12×1.75のピッチがあります。)
[写真4] | |
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[写真5] | |
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(まだ考え中です)