SOARISTO工房 Logo
トルマリンチューン(エアクリーナー版)の製作
'02/02/11

[注 意]

 このDIYは、エンジンに対して致命的な損傷を与える可能性があります。作業・取付を行う場合には、全てご自分の責任において行ってください。
 このページにある情報に基づいて作業・取付を行った結果によって生じた損害に対し、職人は一切責任を負いません。

[はじめに]

 まずはじめに、「職人も、とうとう怪しいものに手を出したか・・・」なんて言わないでくださいね。(笑)

 トルマリンを使って混合気や排気ガスをイオン化することによって、トルクや燃費が向上したり、排気ガスを清浄化したりなど、さまざまな効果があると云われていますが、職人は「全く信じていません」。

 ですが、一方で「確かに効果があった」と言う方もいらっしゃる訳で、確認もせずに一方的に否定するのはどうかと思います。

 そこで、「効果があると言われるなら、試さずにはいられない」と云う職人気質から、今回も性懲りもなく実験してみることにしました。0xF9C7

[作成方法]

 トルマリンは、熱、振動、ショックなどでマイナスイオン効果を増加させるそうです。特に、今回使用する「スーパーイオンデール」は、流体と接触すると大きな効果が得られるそうです。

 そこで、吸入される空気と直接触れさせることができる、エアクリーナボックスの内部に取り付けてみることにしました。吸入気との接触による摩擦に、エンジンの発生する振動が加わることにより、一層のイオン化効果の向上が期待できそうです。

[写真1]
ttune_ac01.jpg
  • 今回の製作に使用する材料一式です。(写真1)
  • 右下の袋に入っているものが「スーパーイオンディール」です。ユー・アイ・テックさんから購入しました。
  • 銅メッシュは、メッシュの大きさが3.5×8mmのものを使います。東急ハンズで900円でした。
  • スーパーイオンディールを固定する接着剤には、耐熱・耐振性に優れた2液式のものを用います。
  • ドーナッツ状のものは、BLITZさんのキノコ型エアクリーナーのベースベース部分です。
 
[写真2]
ttune_ac02.jpg
  • これが噂の「スーパーイオンディール」です。(写真2)
  • 直径φ10mmほどの小さな玉です。
  • これ全体がトルマリンではなく、黒いツブツブがトルマリンの原石で、灰色の部分がセラミックの繋ぎだと思います。
  • イオン化効果は、従来品のイオンディールと比べて4倍以上あるそうです。
 
[写真3]
ttune_ac03.jpg
  • 銅メッシュをφ97mmの大きさに切り出します。(写真3)
  • まず、厚紙をサークルカッターを使ってφ97mmの大きさに切り出し台紙とします。つぎに、この台紙を両面テープを使って銅メッシュに固定します。さらに、銅メッシュを金バサミを使って丸く切り出します。
 
[写真4]
ttune_ac04.jpg
  • スーパーイオンディールを固定した状態です。(写真4)
  • あまり多すぎると吸気抵抗となるので、今回は18玉仕様にしました。
  • まず、切り出した銅メッシュをエアクリーナーのベース部分とエアファンネルとの間に挟み込んで固定します。
  • つぎに、銅メッシュの上に接着剤を使ってスーパーイオンディールをシンメトリーに固定していきます。
    (1日ほど静かに置いて、しっかり固定させます)
 
[写真5]
ttune_ac05.jpg
  • エアクリーナーのベース部分を取り付けた状態です。(写真5)
    (キノコの蓋は外してあります)
  • 銅メッシュの径をインテークの径より充分大きくしているため、銅メッシュが破損しない限り、スーパーイオンディールがインテーク内に吸い込まれることはありません。
  • 取り付け後は、クランプ等が規定のトルクできちんと締まっているか、よく確認しておきましょう。
    苦い経験をしないように・・・)0xF9C7

[インプレッション]

 えっと、あの~、その~。0xF8F2

 ま、まさかねぇ。そんな訳ないですよねぇ。

 2,000~3,000回転ぐらいの時のアクセル開度が、いつもと違ってかなり少ないような・・・。トルクが若干太ったということでしょうか? しかも、アイドリング時のエンジン音が静かになっているような・・・。

 でも、単なる思い込みかも。職人は、まだこれしきでは信じません。0xF9C7

 少ししか走っていないため、しばらくしたら、燃費データと合わせてまたインプレします。

[注 意]

 ターボ車の場合、タービン前に装着すると、排気温度がかなり高くなるという情報があります。またインタークーラーの前に装着すると、吸気温度が高くなるという情報もあります。
 実行される場合には、リスクを充分覚悟の上、進めてください。

  
Up