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Electronics (Home) Archive
2007/10/20

 冷蔵庫、洗濯機とくれば、つぎはエアコン。

National CS-63RGX2

 とりあえず、先に完成後の状態から。

National CS-63RGX2

 設計上の、エアコンの取付想定位置です。

 我が家は、工事中オプションとして、4LDKのうち、1部屋ブチぶち抜きでリビング拡大しているため、その名残りとして、貫通口やコンセントが、2ヶ所付けられています。
(最初っから分かってるんだから、どっちか埋めといてくれればいいのに)

 このまま想定位置のどちらか一方にエアコンを取り付けると、ダクトはカクカク曲がって梁の上を走り回るわ、コンセントは使われないまま残るわで、格好悪いことこの上ありません。

 ということで、天の邪鬼な職人は、想定位置を外して、エアコンを取り付けることにしました。

 まずは測量から。

aircon02.jpg

 工房の最新兵器、「壁裏センサー付きレーザー水準器」です。

aircon03.jpg

 寸分の狂いなく、ビタッと水平を出すことができます。
(いまや、レーザーの時代ですよ、レーザーの!)

National CS-63RGX2

 マスキングテープで、取り付け位置をマーキングしておきます。

 取付説明書を見ながら、エアコン本体のダクト取り出し口の真下に貫通口がくるようにし、ダクトカバーが露出する距離が最短になるようにしています。

 コンセントは、ちょうどエアコン本体の真裏にくるようにし、壁の中に埋め込むことで、2ヶ所とも隠せるようにしています。
(2ヶ所の穴は、コンセントボックスを取り外した状態です)

 縦の二重線は、「壁裏センサー」によって割り出した、補強材の位置です。ここまでやっておけば、誰がやっても、綺麗に取り付けられるはずです。

National CS-63RGX2

 ついでに、室外機の据え付け位置も、マーキングしておきます。

National CS-63RGX2

 ということで、取り付け完了。

 業者さんを手伝いながら(邪魔しながら?)、半日掛けて、じっくり取り付けていただきました。立ち会った甲斐があり、驚くほど綺麗に取り付けていただきました。
(○○電設の○○さん、ありがとうございました)

 ダクトも最短、コンセントも隠蔽できたので、“すっきりんこ”です。

National CS-63RGX2

 リビング兼ホームシアターの模様(側面)です。

 据え付け高さを、設置限界ギリギリにしてもらったので、天井高が強調されて、より高く感じられます。
(空気吸い込みのため、本体上面は、天井から5cm以上開けなければなりません)

 今回取り付けたエアコンですが、リビングの広さが、オープンキッチンも含めると22.4畳となるため、某P社の冷暖房除湿ルームエアコン「CS-63RGX2」にしました。(購入価格:230,000円+ポイント)

 「気流ロボット」や「フィルターお掃除ロボット」などを搭載した、某P社の最高級モデルで、冷房17~26畳(暖房17~21畳)用の大型機です。

 「メガアィティブイオン」で、部屋の空気を除菌清浄してくれるだけでなく、“お掃除ロボ”が毎日定刻にお掃除してくれるので、「10年間、お手入れ不要」だそうです。
(お試し好きの職人としては、買わずにはいられなかった~)0xF9C7

 なお、冷蔵庫や洗濯機のところでお気づきになった方もいらっしゃるかと思いますが、職人は天の邪鬼なので、いくら「白モノ家電」といえど、白を買ったりしません。
(というか、この部屋に白を付けたら、絶対ウキます)

 某P社の家電に共通して採用されている、「ノーブルシャンパン」という、ベージュっぽい、穏やかな色にしました。

 ちなみに、日本人は、白がそーとーお好きなようで、BMWもMercedesもJaguarも、日本では、なぜか白が一番よく売れるそうです。

#個人的には、どう考えても、デザイナーがイメージしたカラーとは合っていないので、???な感じではありますが・・・。(まぁ、個人の好き好みの問題ですけれども)

 ということで、またもや某P社の製品が増えてしまいました。0xF9C7

2007/10/14

 いや~、まさか自分でIHを設置しちゃうヒトは、あまりいないと思いますが・・・。0xF9C7

 物好きな方のご参考になればと。

National KZ-VSW33D

 標準の、東京ガスさんのガスコンロです。

National KZ-VSW33D

 ごたくを並べる、いや、ごとくを外します。

National KZ-VSW33D

 片っ端から、取れるもんは、すべて外します。

National KZ-VSW33D

 うちのマンションでは、ガスコンロの後ろ側に、IH用の予備コンセントが来ています。

National KZ-VSW33D

 ガスコンロの下側に接続されているガス管を取り外します。これで、ガスコンロ本体がフリーになります。

#施工には、ガス工事士の免許が必要となります。

National KZ-VSW33D

 ガスコンロ本体を取り外します。

National KZ-VSW33D

 IH本体を据え付けます。かなり重いです。(腰を痛めないように)

National KZ-VSW33D

 グリルカバーや、化粧パネルを取り付けます。

 今回取り付けたのは、この9月1日に発売となったばかりの某P社のIHクッキングヒーター「KZ-VSW33D」です。

 3口すべてがIHで、かつ手前2口がオールメタル対応という、某P社のIHクッキングヒーターの最高峰モデルです。価格も堂々の、希望小売価格409,500円(税込、工事費別)の横綱級。

 実は、工事中オプションで、「KZ-ES32B」(希望小売価格225,750円(税込、工事費別))もあったのですが、3口のうち2口がIH(残り1口はラジエント)で、かつオールメタル対応ではない廉価版モデル(しかも、2世代前)だったため、元より検討対象外でした。

 さて、横綱級の価格の「KZ-VSW33D」ですが、これを“とあるルート”から購入すると、ぬぅわんとっ!驚きの194,000円(税込、工事費別)となりました。(もちろん新品)

 いや~、定価の半額以下で買えちゃうなんて、すごいです。というか、これだけ安くなってしまうと、そもそもの価格設定自体が疑わしくなってきてしまいます。
(まぁ、見掛けの定価を高めに設定して、あたかも値引いたような取付工事費込み価格を出させることで、街の電気屋さんを儲けさせてあげようという、某P社の作戦なのだと思いますが)

 ちなみに、この「KZ-ES32B」を、某「デベロッパーお抱えのインテリア会社」で見積もってもらったところ、362,000円(税込、工事費込)と出ました。

 上記価格には、100V→200V交換の取付工事費が入っているとはいえ、ここでも、
   ♪「右から来たものを~、左に受け流す~」
だけで、16万円以上もピンハネしてるんですね。
(まったく、“高付加価値な”ご商売です。開いた口が塞がりません)

 ということで、またもや某P社の製品が増えてしまいました。0xF9C7

2007/10/13

 ええと、世間一般的には、「N社」なのですが、これだと「某N社」と間違える可能性があるため、社内呼称と同じく、「某P社」と呼ぶことにします(謎)。

National NR-F532T

 某P社さんの冷凍冷蔵庫「NR-F532T」です。この10月1日に発売となったばかりの最新モデルです。(購入価格:230,000円+ポイント)

 コンプレッサーの小型化や最適配置により、このサイズで、ひと昔前の業務用冷蔵庫並みの「525L」の容量を誇ります。(「530L」だったら、嬉しかったのに)

 余談ですが、ソニー好きの職人としては、某P社はガチンコのコンペティターな訳で(AVの分野では)、ソニラーとしては、某P社の製品を買うことなど、「許されざる大罪」な訳です。

#乾電池でさえ、某P社製のしか売ってなければ、ソニー製を探して、他の店に走ってました。

 んが、しかし、ソニーさんが冷蔵庫を作ってくれる由もないので、「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」、泣く泣く某P社の製品を買った次第であります。

#KE○YAさん、ゴメンちゃい。(冷蔵庫、作って!)

 この冷蔵庫が、職人の生涯で、2台目の某P社製品となります。

#1台目は、超薄型のETC車載器です。(当時、この薄さは、これしか無かった)

 それはさておき、

National NR-F532T

 最近の冷蔵庫は、タイヘンなことになっています。

 このNR-F532Tは、これまでの青色LEDによる「光パーシャル」(野菜の鮮度キープ、美味しさアップ)などに加えて、ぬぅわんとっ!

「世界初の『光Ag除菌』と『スーパーアレルバスター』搭載」

とかで、銀イオン(Ag+)の力で、庫内の除菌までしてくれるらしいです。

 ほとんど、巨大な「空気清浄機」と化してます。
(お試し好きの職人としては、買わずにはいられなかった~)0xF9C7

 庫内中央には、「Ag+」の文字が青白く浮かび上がり、照明は、このシリーズから(一つ前のNR-F531Tから)、白色LEDに変わっています。

 なんとなく、「2001年宇宙の旅」に出てくる、宇宙ステーション内部のようなイメージ。

National NA-VR1100

 同じく、某P社さんの洗濯乾燥機「NA-VR1100」です。(購入価格:141,800円+ポイント)

 「ななめドラム」に加えて「ヒートポンプ」方式を採用し、これまでのものと比べてエネルギー効率が格段に向上しています。
(ナナメな性格の職人には、まさにピッタリかと)0xF9C7

National EH5442

 ついでに、この9月1日に発売となったばかりのnanoe(ナノイー)イオンドライヤー、「EH5442」も買っちゃいました。(購入価格:18,800円+ポイント)

 現在の「きれいなお姉さん」といえば、“仲間由紀恵”さんですが、職人的には、やはり“水野真紀”さんだと思います。(いまでは後藤田夫人ですが)

 それはさておき、

 これまでの生涯で、まったく買わなかった反動か、ここへきて、某P社の製品が一気に増殖しちゃってます。どうしよう。0xF9C7

2007/10/05

 新居には、廊下に標準で「足元保安灯」が付いている訳ですが、

foot_light01.jpg

 某T社の足元保安灯(DH9080SN)。

foot_light02.jpg

 点灯させると、こんな感じ。

 しか~し、光源が電球というのは、なんとなく前時代的。0xF9A5

 よって、いきなりDIY開始!!

foot_light03.jpg

 保安灯本体を取り外し、

foot_light04.jpg

 カバープレートを取り外し(フロントプレートに嵌合で固定されている)、フロントプレートを取り外し(バックプレートに4本のビスで固定されている)、

foot_light05.jpg

 配線を入れ替え、ベース本体を交換し、

foot_light06.jpg

 フロントプレートをバックプレートに固定し、

foot_light07.jpg

 カバープレートをフロントプレートに固定し、

foot_light08.jpg

 サクッと完成。
(この間、ものの10分程度)

 取り付けたのは、某P社の「LEDホーム保安灯」(LBJ70981)。

foot_light09.jpg

 点灯させると、こんな感じ。

 う~ん、コヒーレントでアンバーな光が、いかにも近未来的。0xF99A

foot_light10.jpg

 こんな感じで、ほのかに足元を照らしてくれます。

 「LBJ70981」は、「DH9080SN」とは異なり、保安灯本体に明るさセンサーを内蔵しており、周囲が暗くなると、勝手に点灯します。

foot_light11.jpg
(画像は、某P社さんから拝借)

 さらに、停電時にも自動点灯し、保安灯本体を取り外すと、LED懐中電灯になります。

 けっこう便利かも。0xF9F8

〔補 足〕

 ・施工には、電気工事士の免許が必要です。(表向きですが)
 ・施工時には、分電盤のブレーカーを上げておくことをお忘れなく。(簡単にショートします)

2007/06/14

 前回の続き。

dining03.jpg

 我が家の見取り図。ダイニングテーブルの設置予定位置の真上に、思いっきり「下り天井」が通過している。

 位置的には、下り天井に直付けしてしまう手もあるが、さすがに躯体に振動ドリルで穴を開けるのは気が引ける。(第一、配線の処理に困る)

 さて、ここまで引っ張っておきながら、答は非常に簡単である。

 「ライティングレール」に下駄を履かせて、ちょうど棒高跳びの逆バージョンのように、下り天井の段差を飛び越えさせれば良いのだ。

duct01.jpg
(写真は、某P社さんから拝借)

 まずは、ライティングレールの本体。(某P社さんでの呼称は、「100V配線ダクト」)

 この本体に、「フィードインキャップ」および「エンドキャップ」を組み合わせ、通電させる。

duct02.jpg
(写真は、某P社さんから拝借)

 つづいて、この「パイプ吊りハンガー」を使って、下り天井を跨がせる。

 パイプは切断できるので、パイプカッターを使って、下り天井の下がり幅ギリギリになるように調節する。配線は、パイプ内部を通すことができるので、いたってすっきり設置できる。

 ちなみに、このパイプ吊りハンガーは、一般的なカタログには掲載されていない。プロ用の「電設資材カタログ」に掲載されている。

 約1,500ページにも上る分厚いカタログだ。所望の製品を探すだけでもたいへんだが、「お~ぉ、こんな製品もあったのか~ぁ」と、見ているだけでも面白い。