今日はほどよい曇り空で、絶好のメンテナンス日和でした。この機会に、前々から気になっていた、レザーシートのメンテナンスをしてみました。0xF9C6
M3 Coupe純正の、Mスポーツ・シートです。
インテリアカラーは、「パラディウム・シルバー」。ボディーカラー(シルバー・ストーンⅡ)と同様に、少し青味掛かったグレーです。
純正オプションの「エクステンド・ノヴィロ・レザー・インテリア」を選択し(+205,000円)、標準のものよりも、レザーの使われている箇所が多くなっています。
今回使用したケミカル用品、AUTOGLYMさんの「レザー・クリーナー」(右側)、「レザー・ケア・クリーム」(左側)です。
BMWさんの純正用品としても、レザーケアキットが出ていますが、なんとなく同じもののような予感がしたので(謎)、AUTOGLYMさんのものを使っています。
(530i M-Sportからキャリーオーバーしました)
Mスポーツ・シートは、サイドサポートがしっかりしているので、側面・座面とも、これだけ盛り上がっています。
#サイドシルプロテクター(スカッフプレート)が外れているのはご愛敬。またも、現在改造中。0xF9C7
中古のALPINA B10などを見ると、よくこのサイド部分が“ガビガビ”になっているものがあります。(ALPINAに限りませんが)
このサイド部分、乗降の際に、どうしても擦れてしまうところなのですが、ガビガビになってしまう前の「予防保全」として(業界用語か?)、レザーケアキットでメンテナンスしておくことにします。
「少し汚れて(ヘタって)きたかな?」というタイミングではなく、「汚れる前に(ヘタる前に)ケア」しておくことが肝要です。
使い方は、とても簡単です。
- 適度に絞った柔らかい布で、レザーシートを拭く。
(汚れを落とすというよりも、シートの縫い目などに入り込んでいる細かなゴミを落とし、この後の工程で、シート表面に傷を付けないため)
- 別の柔らかい乾いた布に、「レザー・クリーナー」を吹き掛け、シート表面の汚れを、優しく拭き取る。
(間違っても、クリーナーはシートに直接吹きかけない)
- 1.で使った布をきれいに濯ぎ、固く絞った上で、シート表面をもう一度拭く。
(その後、しばらく時間をおいて、乾燥させる)
- さらに別の柔らかい乾いた布に、「レザー・ケア・クリーム」を含ませ、シート表面を優しく拭く。
(クリームは、シート表面に直接垂らさない)
こういう細かいところも、しっかりケアしておきます。
#この「シート深さ調節」の部分、530i M-Sportでは電動だったのですが、M3 Coupeでは手動になってます。
レザーケアクリームで拭き上げた直後は、シート表面が少しヌメヌメした感じになります。また、クリーム独特の香りがします。(イヤな香りではないですが)
しかし、半日もすれば、レザー内部に染み込んでいき、レザー本来のしっとりした感触に戻ります。
運転席側のサイド部分は、擦れることが多いため、念のため、もう一度拭き上げておきます。
なお、4.で使った布は、クリームがいい感じに馴染んでいるので、水洗いなどはせず、密閉できるビニール袋に入れて、次回のメンテナンスの時まで取っておきます。
ということで、レザーシートのメンテナンスで、新車同様に蘇りました。(っていうか、まだ新車ですけど)