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Tips Archive
2009/09/19
[ Car, Tips ]

 カネに糸目を付けず、ショップに言われるがままに流行りのパーツをコテコテ付けるのも否定はしませんが、自分のクルマぐらい、自分でメンテできるようにならないとね。0xF9D1

 いや、ちょっとツブヤキ五郎でした。

 ということで、一部のDIY好きの皆さんだけに送る、ニッチな情報です。0xF9CE

 3 Seriesの先輩、E46のヘッドランプ周りの情報です。

Removing and installing/replacing headlight

 Removing and installing/replacing headlight

Removing and installing/replacing headlight (xenon headlight)

 Removing and installing/replacing headlight (xenon headlight)

Removing and installing/replacing lens cover for headlight

 Removing and installing/replacing lens cover for headlight

Removing and installing/replacing complete front turn signal lamp

 Removing and installing/replacing complete front turn signal lamp

Removing and installing/replacing trim on headlight housing

< Removing and installing/replacing trim on headlight housing

Replacing a lower holder for headlight mounting

 Replacing a lower holder for headlight mounting

Gap dimensions on doors / engine hood and trunk lid

 Gap dimensions on doors / engine hood and trunk lid

2009/07/25
[ Car, Tips ]

 世の中、凄いことになってます。0xF9C7

RealOEM.com

RealOEM.com

 BMWのETK(Elektronicher TeileKalog for BMW; 電子部品カタログ)に相当する情報は、皆さんご存知のRealOEM.comにて公開されていますが、

BMW WDS (Wiring Diagram System)

 BMWのWDS (Wiring Diagram System; 電子配線図集)が、ネット上で公開されているのを発見しました。

 これまで、某オークションなどには、ETKやWDSの不正コピーを売りさばいて小遣い稼ぎをしているヤカラがいましたが、これで完全に“商売あがったり”となるでしょう。0xF9D1

#あとは、TIS(Technical Information System for BMW; 電子技術解説書(修理書))があればカンペキですが。

BMW WDS (Wiring Diagram System)

 中身は、こんな感じ↑です。

 バージョンは、2007年9月ですが、最新モデルを除き、ふつーに3 Series / 5 Seriesをいじるのであれば、これだけあれば十分でしょう。

 これまでSOARISTO工房では、密かにWDSの部品コードを調べて、ドイツから個人輸入したりしていましたが、これでその手間が省けます。0xF9C6
(メディアはDVDです)0xF8ED

#TISは、ネットで知り合ったドイツのBimmerに、CDのISOイメージを送ってもらっちゃったりしてました。

 ETKのネット版(RealOEM.com)では、少し前から言語に「日本語」を選べるようになりましたが、WDSのネット版では、いまのところ英語版しか無いようです。

 ただ、直訳の日本語だと、逆に分かり難かったりするので(RealOEM.comのように)、英語版で見た方が良いと思います。

2009/06/14
[ Car, Tips ]

 今日はほどよい曇り空で、絶好のメンテナンス日和でした。この機会に、前々から気になっていた、レザーシートのメンテナンスをしてみました。0xF9C6

Leather Care

 M3 Coupe純正の、Mスポーツ・シートです。

 インテリアカラーは、「パラディウム・シルバー」。ボディーカラー(シルバー・ストーンⅡ)と同様に、少し青味掛かったグレーです。

 純正オプションの「エクステンド・ノヴィロ・レザー・インテリア」を選択し(+205,000円)、標準のものよりも、レザーの使われている箇所が多くなっています。

Leather Care

 今回使用したケミカル用品、AUTOGLYMさんの「レザー・クリーナー」(右側)、「レザー・ケア・クリーム」(左側)です。

 BMWさんの純正用品としても、レザーケアキットが出ていますが、なんとなく同じもののような予感がしたので(謎)、AUTOGLYMさんのものを使っています。
(530i M-Sportからキャリーオーバーしました)

Leather Care

 Mスポーツ・シートは、サイドサポートがしっかりしているので、側面・座面とも、これだけ盛り上がっています。

#サイドシルプロテクター(スカッフプレート)が外れているのはご愛敬。またも、現在改造中。0xF9C7

 中古のALPINA B10などを見ると、よくこのサイド部分が“ガビガビ”になっているものがあります。(ALPINAに限りませんが)

 このサイド部分、乗降の際に、どうしても擦れてしまうところなのですが、ガビガビになってしまう前の「予防保全」として(業界用語か?)、レザーケアキットでメンテナンスしておくことにします。

 「少し汚れて(ヘタって)きたかな?」というタイミングではなく、「汚れる前に(ヘタる前に)ケア」しておくことが肝要です。

 使い方は、とても簡単です。

  1. 適度に絞った柔らかい布で、レザーシートを拭く。
    (汚れを落とすというよりも、シートの縫い目などに入り込んでいる細かなゴミを落とし、この後の工程で、シート表面に傷を付けないため)
  2. 別の柔らかい乾いた布に、「レザー・クリーナー」を吹き掛け、シート表面の汚れを、優しく拭き取る。
    (間違っても、クリーナーはシートに直接吹きかけない)
  3. 1.で使った布をきれいに濯ぎ、固く絞った上で、シート表面をもう一度拭く。
    (その後、しばらく時間をおいて、乾燥させる)
  4. さらに別の柔らかい乾いた布に、「レザー・ケア・クリーム」を含ませ、シート表面を優しく拭く。
    (クリームは、シート表面に直接垂らさない)

Leather Care

 こういう細かいところも、しっかりケアしておきます。

#この「シート深さ調節」の部分、530i M-Sportでは電動だったのですが、M3 Coupeでは手動になってます。

 レザーケアクリームで拭き上げた直後は、シート表面が少しヌメヌメした感じになります。また、クリーム独特の香りがします。(イヤな香りではないですが)

 しかし、半日もすれば、レザー内部に染み込んでいき、レザー本来のしっとりした感触に戻ります。

 運転席側のサイド部分は、擦れることが多いため、念のため、もう一度拭き上げておきます。

 なお、4.で使った布は、クリームがいい感じに馴染んでいるので、水洗いなどはせず、密閉できるビニール袋に入れて、次回のメンテナンスの時まで取っておきます。

 ということで、レザーシートのメンテナンスで、新車同様に蘇りました。(っていうか、まだ新車ですけど)

2008/11/11
[ Car, Tips ]

 よしきさんからのご質問にお応えして。

ODB2 Port

 BMWの「故障診断コネクタ」(OBD2ポート)は、右ハンドル車の場合には、運転席右下にあります。

 国産車のように、故障診断コネクタの規格が統一されていれば、「燃費マネージャー」のように面白いツールが出てくるはずなのですが、BMWの場合には、ざっと探したところ、まだOBD2ポートのスキャンツールは、出ていないようです。

 最近のクルマは、コンピュータの塊が走っているようなもので、各種センサからの情報は、最寄りのコントロールユニットで受けて、ディジタル化してから、その情報を必要とするコントロールユニットに、つぎつぎに伝送されます。

 よって、外付けのメーター等を取り付けるためには、このディジタル化された信号を紐解いて、元に戻してやる必要があります。

 とはいえ、末端を見れば、各種センサは必ず存在する訳で、このセンサから直接信号を取り出してしまうというのが、いちばん簡単で確実な方法となります。

 外付けのタコメーター(シフトランプ)を作動させるためのエンジン回転数信号は、「クランクシャフトセンサー」から取り出すことができます。

Crank Shaft Sensor
(クリックで拡大)

 図は、N52エンジンの場合です。

Crank Shaft Sensor

 「クランクシャフトセンサー」からの信号は、コネクタX6203から取り出すことができますが、ここはメチャメチャ熱いので、

Crank Shaft Sensor

 エンジンコントロールユニット側の、コネクタX60005から取り出すことができます。

Crank Shaft Sensor
(クリックで拡大)

 以下、WDSの解説より。

クランクシャフト回転数センサー

 回転数センサーは、シリンダー クランクケースのリア カバー プレートに取り付けられています。DDE コントロール ユニットは、このセンサーにグラウンド接続(M_KWG)と 5 V (U_KWG)の供給電圧を供給します。

機能

 クランクシャフトには、周囲に 58 個の小さな永久磁石を備えたセンサー ホィールが 1 個あります。これらの永久磁石は、クランクシャフトが回転すると、回転数センサーの脇を通り過ぎて、回転数センサー信号を生成します。

 センサーの先端には、ブリッジで並んだ 4 個の抵抗エレメントがあります。永久磁石がセンサーの脇を通り過ぎると、抵抗エレメントに影響を与える磁界の方向が変わります。この方向の変化が、抵抗値の正弦波を変化させます。

 センサーには、抵抗の変化を矩形波電圧信号に変換する評価回路が内蔵されています。DDE コントロール ユニットは、この電圧信号をエンジン回転数を算出するために評価します。

 ということで、クランクシャフトセンサから直接信号を取り出してしまう方法を考えていたのですが、

OBD2 Port

 ネットでドイツ本国を徘徊していたら、OBD2ポートに関するものすご~い情報をゲットしちゃいました~。0xF9F8

OBD2 Port
(クリックで拡大)

 ここで公開してしまうと、またも、某「ファッション系チューニングショップ」などが、さも自分が解析したかのように、ろくな商売を始めないので、よしきさんには、個別にPMすることにいたします~。0xF9CE

2008/09/01
[ Car, Tips ]

 「防災の日」。

 ということで、クルマにも防災のグッズを集めてみました。

Car Security Goods

 左は、M3(E92)にお乗りの「よしきさん」からいただいた、McGardさんの「ナンバープレートロックセット」です。

 中央は、ご存知、McGardさんの「ロックボルトセット」ですが、ドイツ本国でBMW純正が発売になったということで、さっそくオーダーしてみました。

 部品番号は、「36 13 6 776 073」です。

 右は、セキュリティーグッズではありませんが、「お洒落は足下から」ということで、BMW USA純正の「エアバルブキャップ」(///Mロゴ)です。

 部品番号は、「36 11 0 009 839」です。

#部品番号を公開したりすると、某「ファッション系チューニングショップ」などが、こぞって「ボッタクリ価格」で販売し始めたりしますが、ちゃんと正規ディーラーで価格を調べてから購入してくださいね。0xF9CE

Car Security Goods

 こちらは、ECLIPSEさんのドライブレコーダー、「DREC2000」です。
(希望小売価格:52,500円、購入価格:33,600円)
(某ショップでの販売価格:49,875円+取付工賃:10,800円)

 「防災」ではなく、「被災」した時のためのpassiveな対策ですが、居るか居ないか分からない第三者による不完全なevidenceより、映像による決定的なproofを残すことができます。

 こちらについては、また改めて書くことにします。

Car Security Goods

 こちらは、YUPITERUさんの最新式レーダー探知機、「FM412si」です。
(希望小売価格:オープン、購入価格:33,500円)
(某ショップでの販売価格:52,800円+取付工賃:6,300円)

 YUPITERUさんのレーダー探知機は、「指定店専用モデル」というものがあり、この「FM412si」にも、「ZF910si」というモデルがあります。

 外見上は、フレームの一部がシルバー(FM412si)かブラック(ZF910si)かの違いでしかなく、性能上も「まったく同じ」(YUPITERUさん確認済み)のため、指定店で「ボッタクリ価格」で取り付けるより、自分で楽しみながら取り付けた方が、遙かにお得です。
(某「ファッション系チューニングショップ」では、64,000円(取付工賃込み)もするようです)0xF9D1

 こちらについても、また改めて書くことにします。