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Performance Steering Archive
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 いろいろなヒトがいるものです。

 前々から、「権利はさんざん主張するくせに、義務をまったく果たさない」ようなヤカラはたくさんいましたが、最近は、いい年こいたオトナにも、増えてきたように思います。

 こういうヤカラに限って、中途半端にアタマがいいらしく、自分の急所を突かれると、全力で自分を正当化しようとしたりします。

 一歩引いて、傍観者的に見てみると、腹立たしさを通り越して、微笑ましく思えてくるので不思議です。

 アホらいので、関わらないようにしますが。0xF9D1

〔その後〕

 久しぶりに潜入してみると、勝手に持ち去った画像が、そっくり差し変わっていました。

   ttp://minkara.carview.co.jp/userid/276634/car/216722/768408/note.aspx

 そんなこともあろうかと、ちゃんと魚拓(画面コピー)を取っておいたので、いつでもその偽言を覆すことができます。
(この工房のすべての画像には、「電子透かし」が埋め込んであり、出所を一義に特定することができます)

 さんざん罵詈雑言を浴びせた挙げ句、コソッと裏で差し替えているところが、なんとも可愛らしいです。

 不正を働いていたにも係わらず、そこを突かれると、逆ギレです。

 これでは、田舎のチン○ラと同じですね。どこぞにお住まいかは存じませんが、おそらく、精神的に田舎のヒトなのでしょう。0xF9D1

#その後、IPアドレスからAP情報を逆引きし、西日本の○○県○○市と判明。(やっぱり、○舎だ)

〔その後のその後〕

 IPアドレスとユニークIDが特定できたので、Active Defense機能を発効させて、cgiを駆使したトラップを仕掛けておいたところ・・・、

 まんまと引っ掛かってくれました。0xF9F8

 ブラクラの刑に処することもできたのですが、そこまで非道ではないので、不正使用したことを警告するメッセージを表示するに留めておきました。

 ご当人、さぞや肝を冷やしたことでしょう。
(そうとう焦ったらしく、何度かパターンを変えてアクセスしに来ていますが、すべてトラックされています)

Access Analyze Tool
(自作「アクセス解析ツール」の一画面(抜粋))

 世の中には、いろいろなヒトがいるものです。0xF9D1

#ワタクシも、そうとう性格悪いですが。

〔注 意〕
 ここで紹介する情報に基づいて改造を行った結果、万が一何らかの事故や損害等が発生した場合でも、当方は一切の責任を負いません。改造を行う場合には、全てご自分の責任で行ってください。


 前回の続きです。

 いよいよ大詰めです。

Performance Steering Wheel

 コイルスプリングカートリッジの右下の、赤いストッパーを取り外します。(パキッと折り取る感じ)

Performance Steering Wheel

 黄/灰コネクタ(エアバッグ信号)と黒コネクタ(マルチファンクションスイッチ信号)とを、差し込みます。

 ステアリングホイールの緑コネクタを、コイルスプリングカートリッジからの黒コネクタ(ディスプレイ信号)に、差し込みます。

 M16のレンチで、ステアリングホイール中心のボルトを、がっちり締め込みます。

Performance Steering Wheel

 エアバッグユニットに緑/黒コネクタと黒コネクタとを差し込み、エアバッグユニットを慎重に戻します。(ガコッと、ツメが引っ掛かるまで)

Performance Steering Wheel

 とりあえず、PSWの取り付け完了。

 ただし、まだ最後の関門が残っています。

Performance Steering Wheel

 PSWの電源を取るため、マニュアルでは、PSW付属のハーネス(A1とA2の付いたケーブル)を、OBD2ポート(X19527コネクタ)に接続することになっています。

 が、M3 CoupeのOBD2ポートには、1番ピン(イグニッション電源)が来ていません。
(4番ピン(グランド)は来ています)

#「グランド」と呼ぶか「アース」と呼ぶかで、ディジタルな人かアナログな人かが分かりますが。0xF9CE

 仕方がないので、レーダー探知機の電源とドライブレコーダーの電源とを取り出す時に作った「専用ハーネス」から、改めて取り出すことにしました。

 PSWのA1コード(緑/茶)をイグニッション電源に、A2コード(茶)をグランドに、それぞれ接続します。

 これにて、すべての信号線の接続が完了です。

 運転席側のコンソールのアンダーカバーを、元に戻します。また、バッテリーのマイナス側のターミナルを、接続します。

Performance Steering Wheel

〔注 意〕
 ここで紹介する情報に基づいて改造を行った結果、万が一何らかの事故や損害等が発生した場合でも、当方は一切の責任を負いません。改造を行う場合には、全てご自分の責任で行ってください。


 前回の続きです。

 ステアリングコラムのカバーが外れたところで、コイルスプリングカートリッジを交換します。

Performance Steering Wheel

 青○の位置にあるトルクスボルト(T20)4ヶ所と、青□の位置にあるツメ4ヶ所を外します。

Performance Steering Wheel

 右側面のツメは、こんな形状をしています。

 マイナスドライバーなどで、外方向に押し出しながら、コイルスプリングカートリッジを手前に引くと、外れます。

 コイルスプリングカートリッジに付いている黒コネクタ(X10170コネクタ)を、外します。

Performance Steering Wheel

 標準のコイルスプリングカートリッジが外れました。

Performance Steering Wheel

 白コネクタ(コネクタA7)の付いたケーブルを、純正のハーネスに沿わせて立ち上げます。

Performance Steering Wheel

 マニュアルのとおり、黒コネクタ(X10170コネクタ)の1番ピン~6番ピンを、白コネクタ(コネクタA7)の1番ピン~6番ピンに差し替えます。

 青コネクタ(X14271コネクタ)の時と同じ要領で、端子の根元にある小さなツメを、マイクロドライバーで押しながら、コードを慎重に引き上げます。

 また、信号線を間違えないよう、黒コネクタの1番ピンを抜いたら、白コネクタの1番ピンに挿す、という作業を6回繰り返します。

Performance Steering Wheel

 信号線の差し替え(コネクタの付け替え)完了です。

#外した黒コネクタ(X10170コネクタ)は、今後のために必ず保管しておきます。

Performance Steering Wheel

 コイルスプリングカートリッジの比較です。

 左側が標準のコイルスプリングカートリッジ、右側がPSWのコイルスプリングカートリッジです。ステアリングのマトリクスディスプレイ用のコネクタが増えています。

 なお、PSWのコイルスプリングカートリッジの右下には、赤いプラスチック部品が付いていますが、これは、ステアリングのニュートラルの位置がずれないように固定しておくためのストッパーです。

 PSWのコイルスプリングカートリッジを固定するまでは、絶対に外してはいけません。

#コイルスプリングカートリッジの詳細については、こちら

Performance Steering Wheel

 PSWのコイルスプリングカートリッジを取り付けます。

Performance Steering Wheel

 PSWのコイルスプリングカートリッジに、白コネクタ(コネクタA7)を差し込みます。

Performance Steering Wheel

 白コネクタ(コネクタA7)の付いたケーブルは、純正のハーネスに沿わせて、タイラップで固定しておきます。

Performance Steering Wheel

 取り外した時と逆順で、ステアリングコラムのカバーを、元に戻します。

Performance Steering Wheel

 つづいて、マニュアルには記載されてませんが、パドルシフトスイッチやマルチファンクションスイッチなどを、標準のステアリングホイールから、PSWのステアリングホイールに移植します。

Performance Steering Wheel

 青○の位置にあるトルクスボルト(T20)3ヶ所を外すと、センターカバーを外すことができます。

Performance Steering Wheel

 青□の位置にあるコネクタ2ヶ所と、青○の位置にあるトルクスボルト(T20)4ヶ所を外すと、パドルシフトスイッチとマルチファンクションスイッチを外すことができます。

Performance Steering Wheel

 取り外された、パドルシフトスイッチとマルチファンクションスイッチです。

Performance Steering Wheel

 左側が標準のセンターカバーで、右側がアルカンターラバージョンのセンターカバーです。

Performance Steering Wheel

 マルチファンクションスイッチを、センターカバーに取り付けます。

Performance Steering Wheel

 パドルシフトスイッチを、ステアリングホイール本体に取り付け、さらにセンターカバーを、ステアリングホイール本体に取り付けます。

 これにて、スイッチ関連の移植は完了です。

(つづく)

〔注 意〕
 ここで紹介する情報に基づいて改造を行った結果、万が一何らかの事故や損害等が発生した場合でも、当方は一切の責任を負いません。改造を行う場合には、全てご自分の責任で行ってください。


 前回の続きです。

 いよいよ、ステアリング周りです。エアバッグユニットを外します。

Performance Steering Wheel

 まずはじめに、これからの作業をイメージしやすいよう、先にステアリングホイールの内部構造を示します。

 エアバックユニットは、ご存知のとおり、ホーンスイッチも兼ねているため、ステアリングホイールには、完全には固定されていません。

 ステアリングホイール内部には、青の実線のように、テンションロッド(勝手に命名)が走っています。

 一方、エアバックユニット裏側には、左右2ヶ所に大きなツメがあり、このツメがテンションロッドに引っ掛かることにより(青□の位置)、半固定されています。

 よって、このツメの引っ掛かりを取ることにより、エアバックユニットを外すことができるようになります。

Performance Steering Wheel

 ステアリングホイール側面の青○の位置あたりに、小さな穴があります。

 通常は表皮で覆われていて分かりませんが、指で触ると、少し窪むところがそこです。

Performance Steering Wheel

 小さな穴には、薄く横方向に切れ込みが入っています。

 頭の平らなドライバー(T20のトルクスドライバーなど)を、慎重に差し込み、ステアリングホイール内部のテンションロッドを、斜め上方に押し上げるようにします。

#ここで、頭の平らなドライバーをやたら動かすと、穴が大きくなってしまいますので、必要最低限の動きにします。

Performance Steering Wheel

 テンションロッドを上手く押し上げることができると、ツメが外れて、エアバックユニットが浮き上がってきます。

 同様に、反対側の穴からも、頭の平らなドライバーを差し込み、ツメを外します。

 これで、エアバッグユニットを取り外すことができます。が、焦って引っ張り上げてはいけません。まだ重要な作業が残っています。

Performance Steering Wheel

 エアバッグユニットを慎重に裏返します。

 青○の位置にある大きなツメが、テンションロッドに引っ掛かっていたものです。

Performance Steering Wheel

 マイナスドライバーを、黒いキャップの隙間に差し込み、キャップを上に引き上げると、エアバッグユニットに取り付けられている緑/黒コネクタと黒コネクタとを、外すことができます。

Performance Steering Wheel

 エアバッグユニットが、取り外せました。

Performance Steering Wheel

 青○の位置にある、黄/灰コネクタと黒コネクタとを、外します。

Performance Steering Wheel

 M16のレンチで、ステアリングホイール中心のボルトを外します。

Performance Steering Wheel

 ステアリングホイールが外れました。

 これでやっと、ステアリングコラムにアクセスできるようになりました。

Performance Steering Wheel

 ステアリングコラムは、2つの部品で構成されています。

 青○の位置にあるツメを外し、上側のカバーを外します。

 かなりガッチリ噛み付いているので、外すのは困難に思えるかも知れませんが、ここまで来て後戻りはできませんので、クリップムーバーなどを咬ませながら、根気強く外します。

#ただし、ここで焦ってツメを外そうと力を入れ過ぎると、プラスチックを傷付ける可能性がありますので、適度な力加減が必要です。

Performance Steering Wheel

 上側のカバーのツメは、こんな形状をしています。

Performance Steering Wheel

 上側のカバーが外れました。

 つづいて、青○の位置にあるツメを外し、下側のカバーを外します。

Performance Steering Wheel

 下側のカバーのツメは、こんな形状をしています。

 金属部分に引っ掛かっているので、マイナスドライバーなどで、外方向に押し出しながら、下方向に押し下げると、外れます。

Performance Steering Wheel

 ステアリングコラムのカバーが外れました。

 これでやっと、コイルスプリングカートリッジにアクセスできるようになりました。

(つづく)

〔注 意〕
 ここで紹介する情報に基づいて改造を行った結果、万が一何らかの事故や損害等が発生した場合でも、当方は一切の責任を負いません。改造を行う場合には、全てご自分の責任で行ってください。


 前回の続きです。

 さて、いよいよ「Performance Steering Wheel」(以下、PSW)を取り付けます。

Performance Steering Wheel

 E92 M3 Coupe M-DCTの標準の状態です。

Performance Steering Wheel

 まずはじめに、今回の作業は、エアバッグの脱着を行うため、車両への電源供給を遮断します。

#電源供給を遮断しないと、最悪の場合、エアバックが爆発します。また、「エアバック異常」警告が出て、ディーラーでないと消せなくなります。

 リアトランク右側のカバーを外し、バッテリーにアクセスできるようにします。青○の位置にあるM10のナットを緩めると、マイナス側のターミナルを外すことができます。

 ターミナルは、作業中に何かに触れることのないよう、絶縁物で刳るんでおきます。

#バッテリーを外すと、当然のことながら、TRIPメーターや時刻などがクリアされますので、注意してください。

Performance Steering Wheel

 つぎに、助手席側のコンソールのアンダーカバーを外し、X14271コネクタにアクセスできるようにします。

 助手席左足元にある発煙筒と、発煙筒のフックを固定しているボルトを外します。

 青○の位置にあるトルクスボルト(T20)2ヶ所を外すと、アンダーカバーを外すことができます。

Performance Steering Wheel

 助手席側のグローブボックスのちょうど真下に、大きなコネクタが2つ見えます。右側の青いコネクタが、X14271コネクタです。

 青○の位置にあるツメを押しながら、コネクタに付いている白いレバーを押し下げると、モジュールからコネクタを外すことができます。

Performance Steering Wheel

 青○の位置にある小さなツメを意識し(逆側にもあります)、マイクロドライバーでコネクタカバーを少し浮き上がらせながら、コネクタをスライドさせると、コネクタカバーを外すことができます。

Performance Steering Wheel

 マニュアルのとおり、1番ピン(青/赤)と、2番ピン(赤)とを、引き抜きます。

 青○の位置にあるツメを、マイクロドライバーで押しながら、コードを慎重に引き上げると、コネクタからコードを引き抜くことができます。

Performance Steering Wheel

 1番ピン(青/赤)と、2番ピン(赤)とが、引き抜けました。

Performance Steering Wheel

 引き抜いた2本のコードに、PSW付属のコネクタEを取り付けます。

 1番ピンに「青/赤」コード(X14271コネクタの1番ピン)を、2番ピンに「赤」コード(X14271コネクタの2番ピン)を、それぞれ差し込みます。

Performance Steering Wheel

 PSW付属ハーネスのA3コード(青/赤)を、X14271コネクタの1番ピンに、A4コード(赤)を、X14271コネクタの2番ピンに、それぞれ差し込みます。

 PSW付属ハーネスのA5コネクタに、先ほど新設したコネクタEを差し込みます。

#それぞれコードの色が一致しているので、分かりやすいと思います。

Performance Steering Wheel

 X14271コネクタを、元あったとおり、モジュールに差し込みます。

 ハーネスの余長は、テンションが掛からないよう、タイラップでまとめておきます。

 なお、PSW付属のタイラップは、少し大き過ぎるので(外人サイズ?)、市販の小型のもの(長さ100mm)を使っています。

Performance Steering Wheel

 PSW付属のコントロールモジュールBです。

Performance Steering Wheel

 運転席側のコンソールのアンダーカバーを外し、ステアリング周り(X10170コネクタ)とOBD2ポート(X19527コネクタ)にアクセスできるようにします。

 青○の位置にあるトルクスボルト(T20)3ヶ所を外すと、アンダーカバーを外すことができます。

Performance Steering Wheel

 コネクタA6を助手席側に残し、PSW付属のハーネス(コネクタA7が付いたケーブルと、A1とA2の付いたケーブル)を、運転席側に送り込みます。

Performance Steering Wheel

 2本のケーブルが、引き出されました。

Performance Steering Wheel

 コントロールモジュールBに、コネクタA6を差し込み、マニュアルのとおり、この位置に設置します。

 これで助手席側の作業は終わりですので、コンソールのアンダーカバーを元に戻します。

 (つづく)

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