SOARISTO工房 Logo
M5 Paddle Shift Archive
 Previous |  1  |  2 

 一部の方には、たいへんお待たせいたしました。「M5用パドルシフト移植」ですが、遂に完成いたしましたっ!!0xF9CF

 パーツ一式は、すでに昨年の7月(しかも納車の1週間前)に手に入っていたのですが、忙しさにかまけて、いままで放ったらかしにしていました。0xF9C7

 このほど、WDSにより制御信号の解析が終わりましたので、遅ればせながら、取り掛かることにしました。

〔M5用パドルシフトの移植〕

M5_paddle10.jpg

 バッテリーのマイナス側端子を、M10のレンチを使ってサクッと取り外します。

M5_paddle11.jpg

 オリジナルの「M-Sport レザー・ステアリング・ホイール」です。

M5_paddle12.jpg

 「エアバッグ・ユニット」を、サクッと取り外します。

M5_paddle13.jpg

 「マルチ・ファンクション・ユニット」を、2本のT20トルクスボルトを外して、サクッと取り外します。

M5_paddle14.jpg

 エアバッグを押さえているプレートを、4本のT25トルクスボルトを外して、サクッと取り外します。

M5_paddle15.jpg

 「ステアリング・ホイール」を固定しているM15のセンターボルトを、サクッと外します。

M5_paddle16.jpg

 「ステアリング・ホイール」を、サクッと取り外します。

M5_paddle17.jpg

 逆順に、サクッと戻します。

M5_paddle18.jpg

 「M5用パドルシフトの移植」、サクッと完成です。

 手順さえ分かっていれば、小一時間でできてしまうと思います。基本的には、カプラー・オンでできるので、とても簡単です。0xF9C6

〔インプレッション〕

 いや~、いままで何で放ったらかしにしていたのか、メチャメチャ後悔です。もっと早く取り付けておけば良かった~。

 い~です、これ。0xF9CF

M5_paddle04.jpg

 レザーの縫合部には、M社の証である「トリコロールステッチ」が入っています。泣かせます。0xF9D3

M5_paddle19.jpg

 夜間、イルミネーションを点灯させると、パドルの「+」「-」マークが、白く浮かび上がります。感動です。0xF9D3

 530iに搭載されている新世代ストレート6エンジン「N52B30A」ですが、1500rpmから6700rpmという幅広い回転域で、最大トルクの90%以上を発生します。さらに、2,500rpmから4,000rpmの回転域で、ほぼフラットに最大トルク30.6kgm(300Nm)を発生します。

 「N52B30A」エンジンの美味しいところを味わい尽くすには、やはりATを「スポーツ・モード」にして、能動的にシフトアップ・シフトダウンした方が良い訳ですが、さらにそこに「パドルシフト」が加わることにより、まさに手綱を引いているような、「人馬一体」の感覚を味わうことができます。

 2速全開で、5,000rpmぐらいまで引っ張っちゃったりすると、それはもう、得も言われぬ、もの凄い加速感を味わうことができます。0xF9CB

 市街地でも、無意味にパコパコやっちゃったりして。0xF9C7

   「フォン、フォオ~~~ン」0xF9A4

 く~っ、BMWにして良かった~。0xF9CF

   「駆けぬける歓び」

〔その他〕

 気になる費用ですが、ドイツ本国からパーツを直輸入すると、842.6ユーロ(当時の為替レートで約113,000円)でできてしまいます。

 個人レベルで「M5用パドルシフト」を移植したのは、おそらく日本では初めてかなと。0xF9C6

#なお、素人が不用意に手を出すと、エアバックが誤作動する(暴発、または必要な時に作動しない)危険性がありますので、ご注意を。
#また、バッテリーを外すと、「アクティブ・ステアリング異常」のワーニングが出ますので、リセットのための“呪文”が必要となります。

 Previous |  1  |  2