えっ? 「『Thumb Shifter』はどうなったのか?」って? はいはい、ちゃんとやってますので、しばらくお待ちください。0xF9C7
ということで、アイデア満載の(別名、移り気な)職人は、つぎなるDIYに取り掛かります。
フロントのルームランプです↑。
裏側です↑。TOSHIBA製の6Wのウェッジ球が、3個使われています。
今回は、このウェッジ球を、LumiledsさんのハイパワーLEDに置き換えることにします。
(このLumiledsさん、先日、Philipsさんに買収されましたね)
さらに分解↑。
LEDが2個見えます↑。砲弾型φ3mmのアンバーLEDです。このLEDが、シフトレバー周辺を、ほのかに照らしてくれています。
先ほどの、ルームランプのウェッジ球を、ハイパワーLEDに置き換えるついでに、このLEDも、日亜化学さんの高輝度白色LED(以下、ホワイトLED)に置き換えることにします。
ただし、アンバーLEDとホワイトLEDは、定格電圧が異なるため(アンバーLED:1.9V、ホワイトLED:3.6V)、このまま置き換えたのでは、暗くなってしまいます。
よって、基板にハンダ付けされている抵抗を、取り替えることにします。標準の状態(アンバーLEDの場合)での抵抗値は、715Ωですが、ホワイトLEDでの抵抗値は、、、。
#すぐに答を求めず、たまには自分で考えてください。0xF9D1
なお、自動車のように電圧変動が比較的大きな場合には、CRD(定電流ダイオード)を使った定電流方式の方が信頼性が高くなります。
(電圧が変動しても、CRDが一定の電流値にキープしてくれる)
しかし、SOARISTO号には、メーカーオプションの「ライト・パッケージ」を装着しているため、ぼわ~んと点いて、ぼわ~んと消える、シアターのような演出がなされています。
ここに、CRDを入れてしまうと、ある一定電流以上になると点いて、ある一定電流以下になると消えてしまう、ということになるため、単純な定電圧方式にて点灯させることにします。
(まぁ、そもそも純正の状態が定電圧方式なので、気にするほどのことでもありませんが)
その他、「ライト・パッケージ」では、フットランプをはじめとして、車内各所にランプが設置されています。特に、ドアノブ周辺とドアポケット周辺にLEDが設置され、間接照明のように、夜間、手の触れる部分を、ほのかに柔らかく照らしてくれます。これは、なかなかに凝った演出です。
さらには、ドアミラー下部にもLEDが設置されています。ドアキーのOpen/Closeに連動して、ウェルカムランプのように、足元をほのかに照らしてくれます。「光ものマニア」の職人にとっては、最高の演出です。0xF9CF
ということで、この車内各所に設置されているアンバーLEDを、順次、ホワイトLEDに置き換えていこうと思います。