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LED Room Lamp Archive
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 前回の続きです。

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 リヤ用の「ホワイト・ルームランプ」が完成しました。

 フロント用に比べて高さが稼げないため、ヒートシンクを薄型のものにしています。配線は、定電圧回路を天井に固定後、結束します。

 juinさん、モルモット君、よろしくお願いいたします。0xF9CE

 前回の「ホワイト・エンジェルアイ」の取り付けに引き続き、先ごろ完成した「ホワイト・ルームランプ」を、juinさんのM5 Individualに取り付けてみました。

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(写真は「ホワイトエンジェルアイ」取付時のもの)

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 こちらは、juinさんが付けていた、某社の「LED○ーム○ーナー」(以下、LRB)です↑。

#ちなみに、M5の場合は、内装のファブリックが「アルカンターラ」となり、高級感が一層高められています。

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 ということで、さっそく持ち帰り、工房で分析↑。

 角形LEDが12個搭載されていますが、Lumiledsさんの「Super Flux」でもなく 、日亜化学さんの「High Flux」でもなく、出所不明の素子が使用されています。
(おそらく、中○製か台○製のパチリもの)

 安定化電源で点灯させてみます↑。

 こちらは、LumiledsさんのハイパワーLED、「Luxeon Star」(3W)↑。

 えっ? LRBの方が明るく見えるって?0xF9C7

 まぁ、どちらもサチっているので、タマ数が多い方が明るく見えてしまいますが、光度(lm:ルーメン)の比較では、以前に試算したとおり、仮に現時点で最も明るい「High Flux」を使っていたとしても、「Luxeon Star」の方が20倍以上明るいことになります。

#比較する方が可愛そうかなと。0xF9D1

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 こちらは、今回取り付けた「ホワイト・ルームランプ」↑。

 巨大なヒートシンクを見れば、その明るさの違いの程が、お分かりになることでしょう。

 ということで、実際に使ってみたところの主観評価は、juinさんにお任せしましょう。0xF9CE

 前回の続きです。

 いよいよ点灯式です。

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 まずは、スモールランプを点灯させてみます↑。

 角度の関係でよく分かりませんが、2つのホワイトLEDが点灯します。

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 このように、シフトレバー周辺を、ほのかにライトアップしてくれます↑。

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 つづいて、ルームランプを点灯させてみます↑。

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 車内は、こんな感じになります↑。

 ルームランプは、ドアのOpen/Closeに合わせて、ちゃんと減光してくれます。

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 さらに、マップランプも点灯させてみます↑。

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 車内は、こんな感じになります↑。

 角度の関係でよく分かりませんが、手前のハンドル周辺部まで明るくなっています。

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 マップランプということで、マップがどうなるかチェックしてみます↑。

 このように、強力な白色光で、細かな地図もくっきりはっきり見ることができます。蛍光灯というか、水銀灯の下で見ているようです。

 ということで、ボッタクリの市販品にはない明るさを実現してみました。これにて、夏休みの工作は終了。

 前回の続きです。

 さて、いよいよ料理に取り掛かりましょう。

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 これが、今回重要な役割を果たす「剣山」、ではなく、「ヒートシンク」です↑。

 秋葉原で、30mm角が130円、38mm角が140円でした。
(ほとんど、自作PCのノリ)0xF9C7

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 とりあえず、定電流回路を使って、テスト点灯させてみます↑。

 ヒートシンクには、住友3Mさんの「熱伝導性両面接着シート」(秋葉原で500円)を貼り、「Luxeon Star」と密着させます。

 いやっ、なんか、もう、「ゴメンなさい」って感じです↑。

 眩しすぎて、直視できません。予想以上の明るさです。0xF9CF

 この時点でしばらく点灯させ、ヒートシンクによる放熱が十分であるか、確認しておきます。

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 ユニットに組み込んだ状態で、テスト点灯させてみます↑。

 いやはや。明るすぎて、サチってしまいました↑。

 室内の照明下でこれだけ明るいということは、暗い車内で点灯させたら、どうなってしまうのでしょうか? しかも、まだ1灯です。

 3灯全部点けたら、きっと、隣の女性の肌のキメまで見えてしまうことでしょう。
(あるいは、あまりの明るさに、“鈴木その子”(古)状態になって、逆に分からないとか)0xF9C7

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 「Luxeon Star」を取り付けるため、基板を加工します↑。

 φ24mmのホールソウで、穴を空けます。「Luxeon Star」の外径はφ20mmですが、発光点の中心を合わせるために、わざと余裕を持たせてあります。

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 「Luxeon Star」および「ヒートシンク」を取り付けたところです↑。

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 「定電流回路」を取り付け、配線したところです↑。
(何となく、3気筒エンジンのよう)0xF9C7

 配線は、最短で接続すると嵌合が合わなくなってしまうため、逃げのために余長を持たせてあります。

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 元通りに組み立て直して、完成です↑。

 前回の続きです。

 まず、お献立です。

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 写真左側は、毎度お馴染みのハイパワーLED、Lumiledsさんの「Luxeon Star (LXHL-LW3C)」で、右側は、日亜化学さんの超高輝度白色LED(以下、ホワイトLED)、「NSPW300BS」です。

(1) ハイパワーLEDについて

 LumiledsのハイパワーLED(Luxeon Star)には、1W、3W、5Wのラインナップがあります。輝度を求めるのであれば5Wモノになりますが、放熱対策の問題(*1)と、定電流回路の費用対効果の関係(*2)で、今回は3Wモノを使うことにしました。

(*1) 現時点で市販されている素子は、まだ光変換効率がそれほど高くないため、ワット数が大きくなるに従って、かなりの発熱が伴います。特に、3Wや5Wの素子では、放熱対策を十分にしないと、自らの熱で寿命を縮めてしまうほど多くの熱を発します。

 「ホワイトエンジェルアイ」では、強制空冷方式を採りましたが、さすがにルームランプ内にマイクロファンを設置する訳にもいかないため、自然放熱でなんとか熱容量を満足できる3Wの素子を選択しました。

(*2) 3Wおよび5Wの素子の定格電流は700mAですが、今回は左右のマップランプ、中央のルームランプを、それぞれ独立に点灯させる必要があります。特に、中央のルームランプは、ドアのOpen/Closeに対応して自動減光させなければなりません。

 定電流回路に用いられるパワーICは、比較的高価であるため、いたずらにパワー(輝度)を求めるのではなく、ある程度リーズナブルな価格で実現できることを主眼としました。

 さてここで、「参考」までに、市販のLEDルームランプで使用されているLEDと、今回使用するハイパワーLEDとの明るさの違いを比較してみます。

 市販のLEDルームランプでは、以前までは砲弾型のLEDが使われていましたが、最近では角形のLEDが、12個ほど(E60用)使われているようです。

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 この角形LEDでは、Lumiledsさんからは「Super Flux」 、日亜化学さんからは「High Flux」という素子が製品化されています。またさらに、中国製だか韓国製だかの、怪しいパチリモンの角形LEDもあるようです。

 市販のLEDルームランプでは、どのメーカーのLEDが使われているか、基板を見ただけでは分かりませんが、Lumiledsさんや日亜化学さんは、一般に調達価格が高いので、定価から原価を逆算すれば、言わずもがなな結果になると思われます。

 仮に、ひじょ~に良心的なメーカーであったとして、現時点で最も明るい日亜化学さんの「High Flux (NSPWR70AS)」を使っていた場合、その光度は4.0lm(@30mA)となります。

 一方、Lumiledsさんの「Luxeon Star (LXHL-LW3C)」は、80lm(@1000mA)となります。

 指向角が異なりますが、単純に光束(lm:ルーメン)だけの比較では、20倍ほど違うことになります。
(=仮に最も明るい「NSPWR70AS」を使っていたとしても、20個以上配置しないと、「LXHL-LW3C」1個に敵わない)0xF9F8

(2) ホワイトLEDについて

 日亜化学さんのφ3mmのホワイトLEDには、「NSPW300BS」と「NSPW310BS」とがあります。

 2つの違いは、指向角(半値角)と光度の違いで、「NSPW300BS」は、狭指向角25°で光度4,600mcd、「NSPW310BS」は、広指向角60°で光度2,070mcdとなっています。

 今回は、シフトレバーのあたりを集中的に照らしたかったため、「NSPW300BS」を使うことにしました。

 まずは、シフトレバー周辺をほのかに照らす、φ3mmの砲弾型LEDを置き換えます。

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 写真右側が置き換え前(純正のアンバーLED)、左側が置き換え後(ホワイトLED)です。
(といっても、見た目はほとんど変わりませんが)

 LEDは、極性があるので、あらかじめテスターを使って調べておきます。写真右側の端子が+側で、左側の端子が-側です。

 また、基板上に乗っていた抵抗(715Ω)を、半固定抵抗に置き換えました。これは、明るさを調節できるようにするためです。半固定抵抗の3つの足が載るように、基板を穴開け加工します。

 純正の状態(アンバーLED)で14.4Vを掛けると、15mA流れました。ということで、ホワイトLEDでも15mA流れるように半固定抵抗を調節します。

 LEDの定格電流からすると、20mAまでは流せますが、このLEDはイルミネーションONで常時点灯となるため、あまり流すと寿命が縮まるので、このあたりにしておきます。

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 LEDの収まるソケットを、加工したところです。写真左側が加工前、右側が加工後です。

 純正の状態では、左右に光が漏れないように穴が細長くなっていますが、せっかくの光がもったいないため、ドリルで穴を拡大しておきます。

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 安定化電源を使って、ユニットに組み込んだ状態でテスト点灯させたところです。写真左側が純正の状態(アンバーLED)で、右側がホワイトLEDです。

 純正のアンバーLEDも良いですが、ホワイトLEDも、なかなかに良い感じです。
(好きこのみの問題ですが)

 ということで、「今宵は、これまでにしとうございます」。0xF9C6

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