"聴覚的に分からないなら視覚的に"ということで、スペクトル分析をしてみました。
〔エンジン音1のスペクトル分布〕
〔エンジン音2のスペクトル分布〕
さて、1と2の違いは?
"聴覚的に分からないなら視覚的に"ということで、スペクトル分析をしてみました。
〔エンジン音1のスペクトル分布〕
〔エンジン音2のスペクトル分布〕
さて、1と2の違いは?
で、何がしたかったかというと、これです。
〔エンジン音1〕
(右クリックでメニュー)
〔エンジン音2〕
(右クリックでメニュー)
皆さん、1と2の違いが分かりますでしょうか?
まずはじめに、TOYOTA 2JZ-GTEのエンジン音です。
いまとなっては、国内最後の「ストレート6+ツインターボエンジン」となってしまいました。
(右クリックでメニュー)
シーケンシャルツインターボの過給音が、い~い音してます。0xF9CE
吹け上がりが若干鈍いようにみえるのは、踏み込み量を加減したためであり、実際にはもっとビュンビュン回ります。
(ECUの変更によりレブリミットがカットされているため、気を遣ってます)
つづいて、BMW N52B30Aのエンジン音です。
2005年春から国内に投入された、BMWの誇る「新世代ストレート6エンジン」です。
(世界初マグネシウム合金エンジンブロック、第二世代バルブトロニック)
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「これってバイクのエンジン?」と思うくらい、鋭い吹け上がりです。0xF9CF
BMW独特の「ビ~ン」という音が特徴的です。この特徴は、高回転になるほど強くなります。まるでエンジンが「回せ、回せ!」といっているかのようです。
このエンジン音だけで、「Bimmerになって良かった~」と思えるくらいです。
#この歓びは、LEXUSでは味わえなかったでしょう、きっと。
2つのエンジンをざっくりと対照すると、2JZ-GTEが「弦楽器のような艶やかなエンジン音」、N52B30Aが「管楽器のような乾いたエンジン音」、となるでしょうか。