(この記事は、現地2010年6月25日のものです)
さて、現地のBMWディーラーを偵察してみることにします。
ここは、カールス広場から少し歩いたところ。向こうに見えるのは、ミュンヘンの裁判所(Justizpalast)です。
さしずめ、ミュンヘンの霞ヶ関といったところでしょうか。
(ワールドカップ期間中なので、ドイツ国旗を掲げたクルマが、たまに走っています)
こんなクルマも、ふつーに走ってたりします。(こわっ)0xF9C7
こちらが、Uバーンのカールスプラッツ駅を出たところにある、BMWのディーラーさん。
外では、New 5 Series(F10/F11)の試乗会をしています。
お客さんが乗り込んで、つぎつぎに出て行きます。
別の方向から。
店内です。とても広く、開放的です。
カフェもあります。
地下まであります。
この日は、LEGO社(デンマーク)との協同イベントをやっていたようで、お子チャマが大量にいます。
ひととおり店内を見終わって、外に出たところ、ヤバいものを発見してしまいました。0xF8F2
テントの中に、M3 Coupeが設置してあるのですが、なんだかブンブンいってます。ボディーがガクガク揺れてます。0xF9AD
こっ、これはっ!! もしかして。
テントの周りをうろうろしていたところ、BMWなお姉さん(写真左端のブルネットの方)から、
- お姉さん: 「体験してみませんか?」
- 職人: 「えええっ、いいんですか???」
- お姉さん: 「どうぞ、どうぞ」
ってことで、ドイツの地に来て、M3 Coupeに乗ることになりました。0xF9CF
(といっても、シミュレーターですが)
ゲストカードに、ひととおりの情報を書き込み終えたころ、
- お姉さん: 「ドライバーズライセンスを見せていただけますか?」
- 職人: 「えっ? あのっ、日本の免許証しか持ってないんですけど」(と、免許証を見せる)
- お姉さん: 「あら、そうでしたか。わかりました。では、あなたが日本の良いドライバーであることを信用しましょう」
(あっ、すみません。決して“良い”ドライバーではないんですけど・・・。ま、いっか)0xF9C7
ってことで、さっそくチャレンジ。
係りのお兄さんが、ひととおりの操作方法を教えてくれます。
- お兄さん: 「ブレーキとクラッチを踏み込んで、シートポジションを調節してください」
- 職人: 「はい」
- お兄さん: 「ピットロードからスタートして、コースを1周して、チェッカーフラグを受けてください」
- 職人: 「はい」
- お兄さん: 「操作方法は、普通のクルマと変わりません」
- 職人: 「はい」
- 職人: 「日本でM3 Coupeに乗っているので、大丈夫だと思います」
- お兄さん: 「オォ~ォ、それではぜんぜん問題ないですね」
(いやいや、これがぜんぜん問題あったのでした・・・)0xF9C7
フロントウィンド全面にスクリーンが貼ってあり、そこにコースの情景が映し出されています。
アクセルやブレーキの感じは、実車とまったく同じです。(当たり前ですが)
ハンドルを切ると、実際にステアリングが動き、さらに、ボディーの下にアクチュエーターが設置してあり、ステアリングの動きやコースの状態に合わせて、ボディー全体がガクガク動きます。
これはかなり凝ったシミュレーターです。
んが、しか~しっ!! これは6速マニュアルなのでした。
6速マニュアルは、試乗会の時にしか乗ったことがなく、さらに周りには、すでに多くの人集りができ始めています。皆さん、モニターや車内に見入っています。
いくらPS3で練習しているとはいえ、極限の緊張状態の中で、華麗なドライビングをきめられる筈もなく・・・。0xF9FC
(クラッチ、重いよ~)
と、とりあえず完走。(脱力)
(お兄さ~ん!! 今度は、M-DCTの、持ってきといて~!!)0xF9C7
記念に、BMWなお姉さん達を、パシャ。0xF8E2
(写真慣れしているというか、決めポーズをしてくれました)
いや~、それにしても、ヨーロッパのお姉さま方、皆さんとてもお綺麗です。
- お姉さん: 「どちらからいらしたのですか?」
- 職人: 「日本です」
- お姉さん: 「それはそれは、遠くから」
- お姉さん: 「日本では、なにに乗られているのですか?」
- 職人: 「M3 Coupeです」(と、Xperiaに映した写真を見せる)
- お姉さん: 「オォ~ォ、それはすごいですね。日本では、とても高いのではないですか?」
- お姉さん: 「日本にはLEXUSがあると思いますが、なぜLEXUSに乗らないのですか?」
- 職人: 「えっ、あっ、あの、BMWのクルマが一番だからです」
- お姉さん: 「オォ~ォ、それはありがとうございます~!!」(ハグハグ)0xF9CB
(あっ、すみません、創作がありました。ハグはしてません)0xF9C7
ということで、またも、思い出に残る一日となりました。
〔おまけ〕
わずか数分間の体験だったとはいえ、職人的には、Le Mans 24時間耐久レースにでも出たような疲労感です。
ということで、すぐ近くのカフェに入って、
地ビールを。
ぷひゃ~!! 昼からビール、まいう~!!0xF9CF
本日の戦利品です。ノベルティーのグミ(みたいなもん)と、シミュレーター体験の時に腕に付けてくれたハンドタグです。
ハンドタグには、「Freude ist BMW」と書いてあります。直訳すると、「歓び、それはBMW」となるでしょうか。
本当に、楽しい体験でした。0xF995