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Lighting (Audi) Archive

 以前の「FIA準拠・超高輝度LEDレインライト」の続編です。

 ドイツから、航空小包が届きました。

Audi R8 Rear Center Fog Lamp

 Audi R8の部品ですが、VolksWagenグループだけあって、同グループ各社のロゴが入った箱に入っていました。

Audi R8 Rear Center Fog Lamp
(画像は、天地逆さまです)

 画像のとおり、「リヤセンターフォグランプユニット」(部品コード:420 945 703)です。

 前回の続きです。

 前回は、以前に作製した「セキュリティLED制御回路」を改造しましたが、ハードウェア的なバグが内在していたため、改修することにしました。

Security LED Conrtol Circuit for Audi R8

 RAIDのアクセス状況を示す「LEDチカチカ回路」と同様、SMD(表面実装素子)を使って、プチ基板を作製しました。

Security LED Conrtol Circuit for Audi R8

 子亀基板の上に、孫亀基板が載る形になります。

 前回の続きです。

 前回は、「レインライト」を作るにあたって、「ライト・スイッチ・ユニット」に来ている「リヤフォグランプ」の信号を確認しました。

Security LED Conrtol Circuit for Audi R8

 こちら、以前に作製した「セキュリティLED制御回路」の回路図です。

 6年前に作った回路をしみじみ眺めて、考えを巡らせます。

 具合の良いことに、PIC(PIC16F819)のポートが、2つ残っていることが分かりました。

#プリント基板を作る際、空きポートをオープンにしておいて良かったなぁ、と。

 この2つのポートを、リヤフォグランプ信号の入力と、レインライト信号の出力に使うことにします。

 さっそく、カイゾーに掛かります。

Security LED Conrtol Circuit for Audi R8

 XHコネクタの5Pのものを取り外して、7Pのものに付け替えます。

 2P分は、プリント基板に差さらないため、足を伸ばしておきます。

 先週の「Audi Sport Super GT Experience Day」に参加していて、またもDIYネタを思い付いてしまいました。

#SOARISTO号の“光モノ”も、いろいろやり過ぎて、そろそろネタ切れの感がありますが。0xF9C7

 Super GT第6戦「富士GT450kmレース」は、台風の接近に伴う雨雲で、急にどしゃ降りになったり晴れたりして、タイヤ選びの難しい、波乱の展開となりました。


(クリックで再生)

 こちらは、Porsche 919 HybridとAudi R18 e-tron quattroとが壮絶なバトルを繰り広げた、2015年のWEC世界耐久選手権 第6戦「富士6時間耐久レース」の模様です。

 降りしきる雨の中でも、「レインライト」の視認性が高いことが分かります。

FIA WEC Rain Light
(画像は、auto sportさんより拝借)

 このレインライトは、同年の第2戦「スパ・フランコルシャン6時間耐久レース」のフリー走行にて、中嶋一貴選手のToyota TS040 Hybridが、オリバー・ジャービス選手のAudi R18 e-tron quattroに追突し、クラッシュするという事故を受け、同年の第3戦「ル・マン24時間耐久レース」の開催に間に合うよう、急遽、レギュレーションが改められたものです。

 前回の続きです。

 ブレッドボード上で期待する動作を確認したところで、いつものとおり、プリント基板を作製します。

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 A基板(カーテシランプ側)の回路図。

 裏面に、PICとDIPスイッチ、定電圧レギュレータ、定電流LEDドライバを載せています。こちらが、マスタになります。

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 B基板(ドアワーニングランプ側)の回路図。

 裏面に、定電流LEDドライバを載せています。こちらは、A基板からの制御信号に基づき点滅する、スレーブとなります。

 また、今回、A基板・B基板とも、ブリッジダイオードを追加しています。

 万が一、車種によって電源線の極性が入れ替わっていたとしても、回路を保護し、正常に動作させることができます。