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2006/09/23

 いよいよ、国内にもBMW 335i投入のアナウンスがありましたが、その席上、

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(写真は、BMW Japanさんから拝借)

【BMW 3シリーズクーペ 新型発表】高級車とプレミアムカーは違う
(2006年9月21日:Response.)

 ビー・エム・ダブリューは21日、東京・六本木の森美術館で新型『3シリーズ・クーペ』の発表会を行い、ヘスス・コルドバ社長は「高級車とプレミアムカーは違う」と力説した。

 コルドバ社長によれば、豪華、価格が高いだけではプレミアムカーになれないとのことで、プレミアムカーとして認めてもらうには3つの条件があるという。

 その3つとは---
   (1)まねがなく、一目でそれとわかること
   (2)本物であること
   (3)特別な歴史と伝統があること
---これらがそろって初めてプレミアムカーというわけだ。

 文字通りプレミアムカーは一朝一夕には確立することができず、1年や2年ではまだまだということなのだ。

 「価格が300万円台のクルマでも、私たちが開発するクルマはすべてプレミアムカーである」とコルドバ社長は強調した。

 まるで、先ごろフラッグシップモデルが発表された、どこぞの「和製高級車」との違いを意識しているようなご発言・・・。0xF9C7

 いやはや、痛快です。0xF9CF

〔関連情報〕
   ・【BMW 3シリーズクーペ 新型発表】シリーズ最高性能を誇り、登場
   ・【BMW 3シリーズクーペ 新型発表】専用デザイン
   (2006年9月21日:Response.)
   ・ビー・エム・ダブリュー、新型「3シリーズ・クーペ」を発売
   (2006年9月21日:Automotive Technology)

2006/08/06

 以前に、ヨーロピアンのエスプリを感じさせる、このような広告をご紹介しましたが、その続きです。

 自社ブランドのAD(広告)に、あえて他社ブランドを登場させて、自らのアイデンティティーやセグメントを際立たせるという、新しい手法です。

 幼稚で単純な日本のADでは、ここまではできないでしょう。0xF9D1

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Audiさん、2006年南アフリカカーオブザイヤーの受賞、おめでとう。

2006年ワールドカーオブザイヤー受賞者より

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BMWさん、2006年ワールドカーオブザイヤーの受賞、おめでとう。

2000~2006年、6年連続ル・マン24時間耐久レース優勝者より

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Audiさん、BMWさん、ビューティーコンテストの受賞、よかったですね。

2006年インターナショナルエンジンオブザイヤー受賞者より

 く~っ、いいですねぇ。お互い、一歩も引かない、みたいな。0xF9CF

 もっとも、BMWは、M5/M6用の5.0リッターV10エンジンで2年連続、M3用の3.2リッター直6エンジンでも6年連続の「インターナショナルエンジンオブザイヤー」を受賞していますが。0xF9F8

〔関連情報〕
   ・BMW, Audi, Subaru engage in advertising spat?
   (2006年8月2日:Leftlane News)

2006/08/03

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 だそうです・・・。

   「いや~ぁ、それほどでも~ぉ」(クレヨンしんちゃん風)0xF9CF

 えっ? 「キミのことではないっ!」って? あっ、そう。0xF9C8

 以下、二弦社「UCG」(2006年9月号)のキャプションより。

カッコいい男はいま、BMW

 BMWがカッコいいから、乗ってる男がカッコよく見えるのか?
 はたまた乗ってる男がカッコいいから、BMWがカッコよく見えるのか?
 なにはともあれBMWは男の憧れ。
 いまを輝きたいなら、いま乗るに限ります。

 “カッコいい”で言えば、BMWに乗っている女性の方は、めちゃめちゃ“カッコいい”と思います。

 特に、クーペとかロードスターとかの長いドアがど~んと開いて、長い御美足がど~んと出てきた時とか・・・。0xF9CB
(妄想が暴走ぎみ)

 ただし、ホイールがブレーキダストで真っ黒になったオバチャンBMWを除く。

 えっ? 差別的発言? いやっ、い~んです。(川平慈英風)0xF9C7

 で、ハナシを元に戻します。

 男が男の乗るBMWをいくら“カッコいい”と言っても、何の説得力もないので(逆にアブナイ)、先の自動車誌には、いまをときめく6人の女性モータージャーナリスト達が、「男と、男の乗るBMWを、ズバッと斬るっ!」みたいな特集があります。

 取り上げられているのは、325i M-Sport、550i、X5 3.0i、Z4 2.5i、645i、etc...。その中で、特に面白い記事がありましたので、少しご紹介します。

BMW 550i×スーザン史子 (一部抜粋)

 佐藤浩市扮する部長が、美人部下を助手席に乗せて走るシリーズもののCMがあるわよね。

   「部長もきっと、ピアス似合いますよ」
   「今日の部長、頭下げすぎです。でも、ステキでした」
   「私の夢は、ずっと部長の部下でいることです」

 佐藤浩一部長は、「ふっ、バカな・・・」なんて言いながら、まんざらでもなさそう。あれって、男の夢なんでしょう!?

 ただし、ああいう状況って、マークXじゃ起きないはず・・・。だって、渋い男の代表・佐藤浩市が、天井に青い電飾ギラギラのセダンに乗るわけないもの(ゴメンナサイ)。

 でも、5シリーズならあるな。なんたって、デキる男のニオイがプンプンするから。

 たっ、確かに。しかし、さすがに、女性ジャーナリストらしい、辛辣なコメント・・・。0xF9FC

2006/06/03

 「日本の玄関口」として多くの海外渡航者を集める「新東京国際空港」(成田空港)ですが、昨日6月2日(金)より、「第一旅客ターミナルビル」がグランドオープンしたそうです。

 ってことで、さっそく、成田空港まで「クルマ」を見に行ってきました。0xF9AD

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 そう、「飛行機」を見に行ったのではなく、「クルマ」です。

アテンション・プリーズ! BMW の巨大キドニー・グリルが成田空港に出現
(2006年6月1日:BMW Japan)

 ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区、社長:ヘスス・コルドバ)は、BMWのダイナミックなブランド価値を消費者に訴求する市場攻勢の一環として、BMW製品の「顔」の中央に位置する「キドニー・グリル」(BMW車に共通するデザイン上の特徴であるフロントの縦格子のグリル;左右対称の腎臓の形に似ていることからの通称名)を模した大型ディスプレイ(高さ2.3m、幅3.8m)を製作、2006年6月2日(金)に営業を開始する成田空港第1旅客ターミナル南ウィング出発ロビーに設置します。「キドニー・グリル」の中には2台のテレビモニターが設置され、BMWのダイナミックな世界観を表現するプロモーション映像が常時放映されます。

 今回製作された「キドニー・グリル」は、去年の4月に発売開始し、2005-2006日本カーオブザイヤーを受賞した3シリーズのものをベースとしており、サイズは、空港内にある設置物としては最大となります。これに関し、BMWマーケティングを統括するピーター・ファン・ビンスバーゲンは、「このBMWのブランド・シンボルを抽出した巨大オブジェは、今後1年間設置される予定ですが、新生南ウィングの待ち合わせの名所として注目を集めることになるでしょう。この巨大ビジョンを活用し、音と映像でBMWらしいコミュニケーションを行いたいと考えています」と述べています。

   名称:     BMW キドニーグリル・ビジョン
   設置場所:  成田国際空港第1 旅客ターミナル 南ウィング出発ロビー内「Meeting Point」チェックインカウンターとショッピング&レストラン エリアを結ぶ通路近くに設置
   設置期間:  2006年6月2日(金)より1年間
   サイズ:   高さ 2.30m (照明部分を含む、ディスプレイは2.2m)
           幅 3.80m
           奥行き 1.34m

 ってことで、南ウィングの奥の方に、巨大キドニーを発見。0xF8F2

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 いやはや、たしかにデカいです。0xF9C7

 鼻の穴には、2台のテレビスクリーンが仕込まれ、「M5」のプロモーションビデオが流されていました。

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 3シリーズ(E90)の鼻らしいですが、強引に5シリーズ(E60)の鼻で遊んでみました↑。(画像をクリック)

2006/05/10

 最新刊、「Motor Magazine」 (2006年6月号)の第二特集は、18ページに渡って、
   「BMW 3.0スタイルの構造的探求」
というタイトルで、モータージャーナリストであり、「BMWドライバー・トレーニング」のチーフインストラクターでもある、こもだきよし氏が、BMWの新世代3リッター直列6気筒エンジン「N52B30A型」を搭載した、3台の3.0モデルのインプレッションをされています。

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 はじめに、新世代3リッター直列6気筒エンジン「N52B30A型」が、世界に先駆けて搭載した数々の新機構の詳細が解説されています。

 つづいて、このエンジンを搭載する3台の3.0モデル、
   130i M-Sport、330xi、530i
について、「共通する部分」、「共通しない部分」、「関連する部分」という点を切り口に、こもだきよし氏らしい、分かりやすい解説、インプレッションがなされています。

 以下、一部をご紹介します。

 5シリーズは、3シリーズより大きなボディだからそれなりに重量も増しているが、N52B30Aのたっぷりとしたトルクのお蔭で、軽快に走ることができる。特に低回転域からトルクが太いので楽だ。同じ3リッターでも前のM54エンジンと比べると、最大トルクの値は300Nmで同じだが、その発生回転数が3,500rpmから2,500~4,000rpmと1,000rpmも低いところで同じトルクが出ているからだ。

 そしてステップトロニックのマニュアルシフトモードを使ってワインディングロードを走ったときには、高回転域までパンチがあり気持ちよく吹け上がるのが楽しい。これも最高出力が170kWから190kWへと1割以上アップし、そのときの回転数は5,900rpmから6,600rpmまで引き上げられているからだ。6,750rpmからゼブラゾーンで7,000rpmからレッドゾーンが始まる。低回転からトルクがあり、高回転域の気持ちよく走れるゾーンも広がった。

 こうやってマニュアルシフトして走っていると、5シリーズのボディでもちょっとしたスポーツカーのように軽快に走ることができる。

   (中略)

 3台乗ってみると、どれもBMWだということはわかるが、どれも違う味付けになっていることもわかる。オールマイティな3シリーズあるが、ダイレクト感たっぷりの1シリーズもいい。でも5シリーズでも十分にスポーティな走りを堪能できて愉しい。

 同じ素材を使った料理でもまろやかもあれば、スパイシーもある。それぞれに個性があるから、どれが一番だと単純に決められない。それがBMWの3.0スタイルなのだ。

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 「M54B30Bエンジン」から新世代「N52B30Aエンジン」にスイッチされることを知り、正式価格の分からないままオーダーを掛け、ドイツ本国から輸送されてくるまで3ヶ月近く待った訳ですが、本当にこのクルマで、このエンジンで良かったなぁ~と、つくづく思います。0xF9CB

 さすがは、「バイエルン・エンジン製造会社」の工業的芸術作品です。0xF9CF

〔関連情報〕
   ・「Motor Magazine
   (モーターマガジン社)