SOARISTO工房 Logo

Gran Turismo DD Proがやってきたっ!!

2024/02/10

 前回の続きです。

 またも、散在してしまいました。0xF9F8

Gran Turismo DD Pro (8Nm)

 Fanatecから、総計8個もの小包が。

 海外配送なので、1~2週間は掛かるだろうと思っていたのですが、注文してからわずか2日で届いてしまいました。しかも、ゆうパックで。

 注文後、確認のメールが来て、
   「配送手続きに入った。これ以降はキャンセルできない。追って追跡番号を知らせる」
とのことで、
   「配達日は、追跡番号が分かってから、奥さんのいない日にしよう」
と余裕をこいていたのですが、まさかの瞬達。0xF9C7

 どうやら、国内にストック拠点があったようです。

 と、いうことで、奥さんにブツブツ言われながら運び込んで、開梱。0xF9FC

Gran Turismo DD Pro (8Nm)

 まずは、ハンコン(ハンドルコントローラー)本体、「Gran Turismo DD Pro (8Nm)」です。

 フォースフィードバックが8NmのDDホイールベースに、Gran Turismo 7用のステアリングホイールやペダルなどがセットになっているものです。

 本当は、セット品ではなく、8NmのDDホイールベースを単体(89,999円)買い、好みのステアリングとペダルを組み合わせたかったのですが(後述)、現時点で、DDホイールベース単体が欠品(2024年4月2日以降配送予定)で、
   「そんなに長く待てないっ!!」
ということで、無駄を承知で購入しました。

 ちなみに、GT7公式HPに掲載されている「Gran Turismo DD Pro Premium Bundle」(128,900円)は、現時点では、Fanatec公式HPには掲載されていません。

 また「Gran Turismo DD Pro (8Nm)」も、GT7公式HPでは112,900円ですが、Fanatec公式HPでは106,300円と、少し安くなっています。

Gran Turismo DD Pro Wheel Base (8Nm)

 「Gran Turismo DD Pro Wheel Base (8Nm)」です。

 DD(ダイレクトドライブ)の名のとおり、この筐体自体が巨大なモーターになっていて、かなりの重量を持っています。(実測5.4kg)

 通常のモデルは、フォースフィードバックの出力が「5Nm」ですが、このモデルには、強化型(大容量)のAC/DCコンバーターが付属していて、「8Nm」の出力に対応しています。

Boost Kit 180 (8Nm)

 こちらが、その強化型のAC/DCコンバーターです。

 単品では、「Boost Kit 180 (8Nm)」(20,000円)となります。

Boost Kit 180 (8Nm)

 民生用としては、かなりの大容量で、DC出力は24V / 7.5Aの、180Wものパワーがあります。

Gran Turismo DD Pro Steering Wheel

 こちらは、Gran Turismo DD Proのステアリングホイールです。

Gran Turismo DD Pro Steering Wheel

 ステアリングホイールを裏返すと、樹脂製のQR(クイックリリース)が取り付けられています。

 正式には、「QR1 Lite Wheel-Side」というものですが、ステアリングホイールの可搬性と取り付け剛性の向上を狙って、金属製のものに交換しておきます。

Fanatec QR1 Wheel-Side

 「QR1 Wheel-Side」(6,500円)です。(なぜに2セットあるかは後述)

 樹脂製だった部分がアルミ製になっていて、剛性が向上している(らしい)です。

Gran Turismo DD Pro Steering Wheel with QR1 Wheel-Side

 トルクスドライバー(T25)でボルトを外し、「QR1 Wheel-Side」に交換したところです。

Fanatec CSL Elite Steering Wheel McLaren GT3 V2

 ついでに、こちらも購入しておきました。

 「CSL Elite Steering Wheel McLaren GT3 V2」(25,800円)と、「Button Caps and Sticker Set」(4,000円)です。

 これで、Gran Turismo 7を使って、事前に練習しておくことができます(謎)。0xF9F8

Fanatec CSL Elite Steering Wheel McLaren GT3 V2

 McLaren Automotiveの正式ライセンスを受けて製品化された、McLaren GT3のステアリングホイールのレプリカです。

 本物のCAD情報を元に作られているため、レプリカと言えど、再現性は抜群(らしい)です。

Fanatec CSL Elite Steering Wheel McLaren GT3 V2

 こちらも、ステアリングホイールの可搬性と取り付け剛性の向上を狙って、「QR1 Wheel-Side」を取り付けておきます。

Fanatec CSL Pedals

 つづいて、Gran Turismo DD Proのペダルです。

 「Gran Turismo DD Pro (8Nm)」では、2ペダルのものがセットになっています。

 単体では、「CSL Pedals」(10,500円)となります。

 アクセル・ブレーキとも、ペダルの傾きを磁気センサーにより検出するタイプで、アクセルとブレーキとで、若干、ペダルの大きさが違えてあります。

 「Gran Turismo DD Pro Premium Bundle」では、3ペダルのものがセットになっていますが、現時点では、こちらしか選びようがありません。

Fanatec CSL Pedals Load Cell Kit

 仕方がないので、Premium Bundleと同じ仕様にするため、「CSL Pedals Load Cell Kit」(18,900円)を購入しました。

 ついでに、「CSL Pedals Tuning Kit」(4,590円)も。

Fanatec CSL Pedals Load Cell Kit

 前述の「CSL Pedals」は、ペダルの傾きを磁気センサーにより検出するものでしたが、こちらの「CSL Pedals Tuning Kit」は、ペダルに掛かる踏力を圧力センサーにより検出するものになっています。

 よって、ブレーキペダルの操作を、より忠実に再現することができる(らしい)です。

Fanatec CSL Pedals Load Cell Kit

 「CSL Pedals」(2ペダル)に「CSL Pedals Load Cell Kit」を追加し、3ペダルとしたところです。

 もともと、ブレーキペダルだったものを、クラッチペダルの位置に移設し、ダンパー式のブレーキペダルを中央に新設しています。

 これで、単体の「CSL Pedals LC」(26,900円)と同一になりました。

 ハードウェアが揃ったところで、ソフトウェアの設定に入ります。

Fanatec Control Panel

 PCに「Fanatec Control Panel」をインストールし、Gran Turismo DD ProをUSBケーブルで接続します。

 まず先に、PCのドライバーの更新を確認し、アップデートしておきます。

Fanatec Control Panel

 つづいて、機器のファームウェアの更新を確認します。

 出荷時にインストールされていたバージョンよりだいぶ進んでいたため、すべての機器のファームウェアをアップデートしておきました。

Fanalab for Gran Turismo 7

 さらに、より細かい設定をするため、PCに「Fanalab」をインストールします。

 「PlayStation 5」の「Gran Turismo 7」用の設定ファイルを作ります。

Fanalab for Gran Turismo 7

 Fanatecのフォーラムにある、「Gran Turismo 7 (PS4/PS5) - Fanatec Recommended Settings」に基づき、各種パラメータを設定しておきます。

(つづく)

〔関連情報〕
   ・DIYホームゲーセンの構築

Trackback(0)

Trackback URL: https://www.soaristo.org/mt/mt-tb.cgi/1310

Post Comment