前回の続きです。
またも、散在してしまいました。0xF9F8
Fanatecから、総計8個もの小包が。
海外配送なので、1~2週間は掛かるだろうと思っていたのですが、注文してからわずか2日で届いてしまいました。しかも、ゆうパックで。
注文後、確認のメールが来て、
「配送手続きに入った。これ以降はキャンセルできない。追って追跡番号を知らせる」
とのことで、
「配達日は、追跡番号が分かってから、奥さんのいない日にしよう」
と余裕をこいていたのですが、まさかの瞬達。0xF9C7
どうやら、国内にストック拠点があったようです。
と、いうことで、奥さんにブツブツ言われながら運び込んで、開梱。0xF9FC
まずは、ハンコン(ハンドルコントローラー)本体、「Gran Turismo DD Pro (8Nm)」です。
フォースフィードバックが8NmのDDホイールベースに、Gran Turismo 7用のステアリングホイールやペダルなどがセットになっているものです。
本当は、セット品ではなく、8NmのDDホイールベースを単体(89,999円)買い、好みのステアリングとペダルを組み合わせたかったのですが(後述)、現時点で、DDホイールベース単体が欠品(2024年4月2日以降配送予定)で、
「そんなに長く待てないっ!!」
ということで、無駄を承知で購入しました。
ちなみに、GT7公式HPに掲載されている「Gran Turismo DD Pro Premium Bundle」(128,900円)は、現時点では、Fanatec公式HPには掲載されていません。
また「Gran Turismo DD Pro (8Nm)」も、GT7公式HPでは112,900円ですが、Fanatec公式HPでは106,300円と、少し安くなっています。
「Gran Turismo DD Pro Wheel Base (8Nm)」です。
DD(ダイレクトドライブ)の名のとおり、この筐体自体が巨大なモーターになっていて、かなりの重量を持っています。(実測5.4kg)
通常のモデルは、フォースフィードバックの出力が「5Nm」ですが、このモデルには、強化型(大容量)のAC/DCコンバーターが付属していて、「8Nm」の出力に対応しています。
こちらが、その強化型のAC/DCコンバーターです。
単品では、「Boost Kit 180 (8Nm)」(20,000円)となります。
民生用としては、かなりの大容量で、DC出力は24V / 7.5Aの、180Wものパワーがあります。
こちらは、Gran Turismo DD Proのステアリングホイールです。
ステアリングホイールを裏返すと、樹脂製のQR(クイックリリース)が取り付けられています。
正式には、「QR1 Lite Wheel-Side」というものですが、ステアリングホイールの可搬性と取り付け剛性の向上を狙って、金属製のものに交換しておきます。
「QR1 Wheel-Side」(6,500円)です。(なぜに2セットあるかは後述)
樹脂製だった部分がアルミ製になっていて、剛性が向上している(らしい)です。
トルクスドライバー(T25)でボルトを外し、「QR1 Wheel-Side」に交換したところです。
ついでに、こちらも購入しておきました。
「CSL Elite Steering Wheel McLaren GT3 V2」(25,800円)と、「Button Caps and Sticker Set」(4,000円)です。
これで、Gran Turismo 7を使って、事前に練習しておくことができます(謎)。0xF9F8
McLaren Automotiveの正式ライセンスを受けて製品化された、McLaren GT3のステアリングホイールのレプリカです。
本物のCAD情報を元に作られているため、レプリカと言えど、再現性は抜群(らしい)です。
こちらも、ステアリングホイールの可搬性と取り付け剛性の向上を狙って、「QR1 Wheel-Side」を取り付けておきます。
つづいて、Gran Turismo DD Proのペダルです。
「Gran Turismo DD Pro (8Nm)」では、2ペダルのものがセットになっています。
単体では、「CSL Pedals」(10,500円)となります。
アクセル・ブレーキとも、ペダルの傾きを磁気センサーにより検出するタイプで、アクセルとブレーキとで、若干、ペダルの大きさが違えてあります。
「Gran Turismo DD Pro Premium Bundle」では、3ペダルのものがセットになっていますが、現時点では、こちらしか選びようがありません。
仕方がないので、Premium Bundleと同じ仕様にするため、「CSL Pedals Load Cell Kit」(18,900円)を購入しました。
ついでに、「CSL Pedals Tuning Kit」(4,590円)も。
前述の「CSL Pedals」は、ペダルの傾きを磁気センサーにより検出するものでしたが、こちらの「CSL Pedals Tuning Kit」は、ペダルに掛かる踏力を圧力センサーにより検出するものになっています。
よって、ブレーキペダルの操作を、より忠実に再現することができる(らしい)です。
「CSL Pedals」(2ペダル)に「CSL Pedals Load Cell Kit」を追加し、3ペダルとしたところです。
もともと、ブレーキペダルだったものを、クラッチペダルの位置に移設し、ダンパー式のブレーキペダルを中央に新設しています。
これで、単体の「CSL Pedals LC」(26,900円)と同一になりました。
ハードウェアが揃ったところで、ソフトウェアの設定に入ります。
PCに「Fanatec Control Panel」をインストールし、Gran Turismo DD ProをUSBケーブルで接続します。
まず先に、PCのドライバーの更新を確認し、アップデートしておきます。
つづいて、機器のファームウェアの更新を確認します。
出荷時にインストールされていたバージョンよりだいぶ進んでいたため、すべての機器のファームウェアをアップデートしておきました。
さらに、より細かい設定をするため、PCに「Fanalab」をインストールします。
「PlayStation 5」の「Gran Turismo 7」用の設定ファイルを作ります。
Fanatecのフォーラムにある、「Gran Turismo 7 (PS4/PS5) - Fanatec Recommended Settings」に基づき、各種パラメータを設定しておきます。
(つづく)
〔関連情報〕
・DIYホームゲーセンの構築
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