前回の続きです。
前回は、以前に作製した「セキュリティLED制御回路」を改造しましたが、ハードウェア的なバグが内在していたため、改修することにしました。
RAIDのアクセス状況を示す「LEDチカチカ回路」と同様、SMD(表面実装素子)を使って、プチ基板を作製しました。
子亀基板の上に、孫亀基板が載る形になります。
「LEDレインライト制御回路」の弐号機です。
回路を解析した結果を踏まえ、10Pのコネクタ(E10b)の7pinを、精密ドライバーを使って引き抜きます。
コンタクトピンは、BMW M3 Coupe(E92)や、Porsche 911 Carrera S(Type 997 Phase 2)と同様、AMP社(現TE Connectivity社)のものです。
7pinのスロットに、制御回路の入力(「ライト・スイッチ・ユニット」からのリヤフォグランプ信号)を挿入します。
引き抜いた信号線に、制御回路の出力(「ビークル・エレクトリカル・システム・コントロール・モジュール」へのレインライト信号)を接続します。
コンタクトピンのメスとオスを使っているのは、車両側のケーブルハーネスを切った張ったせず、必要に応じて完全に元に戻せるようにするためです。
コンタクトピン同士を接続した部分は、熱収縮チューブで絶縁しておきます。
信号線は、「ケーブルハーネス用フリース粘着テープ」(tesa社製)をスパイラル状に巻き、「インシュロック」(HellermannTyton社製)で結束しておきます。
純正のケーブルハーネスと、まったく同じ仕上げです。
と、いうことで、
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「FIA WEC レインライト」モードです。
FIAのレギュレーションに準拠し、4Hzで点滅(125ms点灯、125ms消灯)しています。
#公道上で点灯させると大迷惑なので、あくまでサーキット上で荒天時にだけ使用するということで。
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「ブレーキフラッシング」モードです。
追突防止のため、素早く3回点滅し、常時点灯になります。
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