思い起こせば、今から4年7ヶ月前。
BBS Japanの超超ジュラルミン鍛造ホイール「RI-D」に、Continentalの「SportContact 6」の組み合わせを履きました。
今年1月の法定点検で、「もうそろそろ、履き替えないと・・・」と言われていたのですが、これまでずるずると先延ばしにしていました。
4回目の車検を来年1月に控え、この度、履き替えることにしました。
場所は、いつものこちら。
営業は、購入価格の高低に関わらず塩対応ですが、メカさんの腕はピカイチです。0xF9C5
ちなみに、Audi R8は、ジャッキアップポイントが特殊なため、専用の工具を使って、センター1点で上げています。
選んだ銘柄は、こちら。
Continentalの「SportContact 7」にしようと思ったのですが、リヤの「305/25ZR20」がラインナップされてなく、「SportContact 6」もディスコンになっていました。
#まぁ、「25」とかいう超偏平タイヤは、装着車も僅少だと思いますので・・・。
致し方ないため、FISCOでのスポーツ走行にも備え、Michelinの「Pilot Sport Cup2」を選びました。
周囲のタイヤと比べると、5本分はあるのではないかという極悪、いや極太さ。0xF9C7
フロントが「245/35ZR20 (95Y) XL N1」で、リヤが「295/30ZR20 (101Y) XL N1」になります。
品番の末尾に「N1」が付くのは、「ポルシェ技術承認タイプ」であることを示しています。
そう、Porsche 911 GT3などに装着されているタイヤと同じものです。
これまで装着していた「SportContact 6」を見てみると・・・、
スリップサインまであと僅か1.5mm程度で、アウト側にはひび割れも出ていました。
#よくこんなんで、FISCOを走っていたなと。0xF9FC
で、ですね、
せっかくタイヤを交換するので、今後のサーキット走行の安心を買うため、TPMS(Tire Pressure Monitoring System)を装着することにしました。
Air Safeの「AS-CV2」というモデルです。
取付については、別の記事にて紹介します。
まずは出来上がりました、リヤの極悪、いや極太タイヤ。0xF9F8
ご覧のとおり、トレッドパターンは、左右非対称で、アウト側はグルーブがなく、スリットも少な目になっています。サイプは、まったく入っていません。
また、「バイ・コンパウンド」といって、アウト側とイン側でコンパウンドの特性を変えてあり、アウト側はサーキットでのハイグリップを実現するため、柔らか目のものになっているとのこと。
右側の交換完了。
で、ですね、
ここで重大な問題、発覚っ!!0xF9FC
こちらは、リヤ。
SportContact 6の「305/25ZR20」では問題なかったのですが、Pilot Sport Cup2の「295/30ZR20」では、完全に“はみタイヤ”になってしまっています。
#いや、正直に言おう。SportContact 6でも、若干出ていたが。0xF9C7
こちらは、フロント。
SportContact 6では「245/30ZR20」で、Pilot Sport Cup2では「245/35ZR20」になっています。
誰が見ても、はみ出しているのは明らかで、これではお巡りさんにすぐに停められてしまいます。0xF999
まぁ、フロントに+10mm、リヤに+15mmのスペーサーを入れているので、これが原因なのですが・・・。
いちおう、注文前にタイヤの総幅を計算し、SportContact 6をPilot Sport Cup2に変更しても大丈夫だと思っていたのですが、予想以上にサイドウォールがもっこりしているようです。
履き替え前後の装着状態の比較をしてみます。
こちらは、フロント。
こちらは、リヤ。
履き替え前 | 履き替え後 1回目 | 履き替え後 2回目 | |
メーカー | Continental +Audi純正 | Continental +BBS Japan | Michelin +BBS Japan |
品 名 | SportContact 5P | SportContact 6 | Pilot Sport Cup2 |
フロント | 235/35ZR19 (647mm) | 245/30ZR20 (656mm) | 245/35ZR20 (680mm) |
リヤ | 295/30ZR19 (661mm) | 305/25ZR20 (661mm) | 295/30ZR20 (685mm) |
タイヤ外径を比較すると、Audi純正に比べ、フロントで+33mm、リヤで+24mm、大きくなっています。
さすがに、これだけ外径が大きくなると、ホイールアーチとのマージンが減って、パッツバツになっています。
特にフロントの変化が顕著で、車高を下げた訳ではないのに、イ~イ感じに低く構えて見えます。0xF9CF
で、ですね、
外径が大きくなると、当然ながら、速度表示に誤差が出ることになります。
「Ross-Tech HEX-V2」で、タイヤ外径をコーディングし直せばよいのですが、とりあえず、設定変更しない状態でどうなるか、算定してみます。
車検上の速度誤差の許容範囲は、上振れ方向は、「+6%」となっているようです。
上記のタイヤ外径からすると、計算上は、フロントで+5.1%、リヤで+3.6%となり、ギッリギリな感じです。0xF9C7
仮に、高速道路を、メーター読みで120km/hで走っていたとすると、実際には130km/h近くで走っていることになります。
したがって、オービスの手前をイ~イ感じに通過する際には、十分な注意が必要となります。0xF9CE
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