久しぶりの、このシリーズ。
前回から、10ヶ月以上も経ってしまいまして、じぇんじぇん、“週刊”になってません。0xF9C7
作製途中で、我が家の水冷PC、「Ultimate Tera Storage Machine」が急に不調となり、新たに「Dual CPU / GPU Machine」に作り直しているうち、あっという間に月日が経ってしまったのでした。
世界的な電子デバイスの品薄の中、このほど、やっとこさ完成しましたので、本来の「Tiny Phalanx」の作製に、復帰することにします。
前回は、ベースボードの後部、「Jetson TX2 Developer Kit」や「ArbotiX-M Robocontroller」の各種コネクタが集中している部分を、作製しました。
今回は、基台後面、上段のパネルを作製します。
基台後面、上段のパネルを、Fusion 360でモデリングします。
5mm厚のアクリル板を、Snapmaker 2.0 A350でミリング。
かなり複雑な形状が、削り出されました。
タミヤのサーフェイサーを吹いてから、「横須賀海軍工廠グレイ」(XF-91)で色付けします。
さらに、テプラ PROで、銘板を作り、貼り付けておきます。
リヤ上段パネル単体で、艤装します。
金メッキのRFコネクタ(SMA-J)が付いて、これだけでもメカメカしい感じになってきました。
右下のD-Sub(9pin)コネクタは、「CYBER STICK」(CZ-8NJ2)用のものです。
余談ですが、このほど、この「CYBER STICK」が復刻されるとのアナウンスが、電波新聞社からありました。(2022年6月24日)
時代に合わせ、USB接続方式に変更され、発売予定日は、2022年10月27日とのことです。
苦労して、4bitパラレルインタフェースを解析したのはなんだったのか、という気もしますが、まぁ、32年も前の筐体が、いまでも現役で動いているというのは、それはそれで価値のあることで。
リヤパネルを、組み込みます。
下段パネルは、左から「主電源スイッチ」、「ACインレット」、「空冷ファン」(吸気側×2)、「音声出力用スピーカー」となっています。
上段パネルは、左から「空冷ファン」(排気側×2)、「Wi-Fi用RFコネクタ」(×2)、「GNSS用RFコネクタ」、Jetson TX2用「USB3.0ハブ」、「制御用Micro USBコネクタ」、「HDMIコネクタ」、「GbEコネクタ」、「Cyber Stick用D-Subコネクタ」、ArbotiX-M向け「通信用Micro USBコネクタ」、uLCD向け「通信用Micro USBコネクタ」です。
Wi-Fi用アンテナを取り付けたところ。
まだまだ富士山三合目にも達していませんが、なんとなく装置っぽくなってきました。
起動を確認したところ。
とりあえず、これまでの振り返り。
自衛隊のヒト、来た!0xF9CF
(つづく)
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