先ごろ購入した、Snapmaker 2.0を使って、マイクロホンホルダーを作ってみました。
サーキットの走行動画などを、Panasonicの前後ドライブレコーダーに加え、SonyのAction Cam(HDR-AS300R)にて撮影することが多いのですが、Action Cam内蔵のマイクでは、さすがに、あまり良い音質で録ることができません。
Akrapovicのフルチタニウムマフラーが、あまりにも重低音過多で、AGCが利いても、飽和してしまうのです。
そこで、外部マイクとして、audio-technicaの「AT9900」(定価:9,900円、すでにディスコン)を使って音を拾っています。これを、車内にしっかり固定するため、マイクロホンホルダーを作製することにしました。
AutodeskのFusion 360でモデリングし、Snapmaker 2.0でミリングしました。
マイクロホンホルダーは、3つの部品から構成されています。
5mm厚と3mm厚のアクリル板を削り出し、組み合わせます。
このような感じで、片方の部品をAT9900に固定し、もう片方を、車両側に固定します。
スロットが切ってあり、上から差し込むことで、受け側にピッタリ収まるようになっています。これにより、エンジンからの微細な振動を受けても、容易に共振することがないようになっています。
(マイク本体には、もともと、「ピボットフローティング機構」という、外部振動ノイズを低減する仕組みが組み込まれていますが)
受け側は、2枚の部品を、アクリル樹脂用の接着剤で溶着してあります。素材として一体化しているため、経年変化などによって割れることは、まずないと思います。
マイクロホンホルダーの受け側を、バックパネルエンドトリムに、両面接着シートで固定します。
取り付け位置は、ちょうど、左右中心となるところにしています。
マイクロホンを、取り付けたとことです。
HDR-AS300Rは、サクションカップマウントを使って、助手席側のこの位置に取り付けています。
ちょうど、このような画角になります。
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