またも、海外からオモチャが届きました。
米国、Ross-Tech社の、Audi(およびVolksWagen)専用のコンピュータ診断ツール、「Ross-Tech HEX-V2」です。
さっそく開封。
価格は、コーディングできる車両の台数により変わり、3台まで(Interface 3), 10台まで(Interface 10), 無制限(Professional Interface)とが、あります。
今回は、お金がないので、一番安い「Interface 3」を購入しました。
日本の代理店では、35,200円(税込、送料別)で販売されているようですが、Ross-Tech社から直接購入することで、199.00ドル+69.30ドル(送料)の、約29,000円で手に入れることができました。
FedExにて、オーダーしてから5日ほどで届きました。(早い)
下段が、「Ross-Tech HEX-V2」本体で、上段が、接続ケーブルです。
接続ケーブルは、太さはありますが、柔軟性があり、車内に持ち込んだ時の作業性も良さそうです。
コーディング用のノートPCを、セットアップします。
使用するノートPCは、2004年に購入した、「VAIO-Z」(PCG-Z1X/P)です。
これまで、メモリやHDDを強化したり、SSDに置換したりして、なんとか延命し、様々な実験で活躍してくれています。
さすがに、Intel Pentium M Processor(1.70 GHz)では、Windows自体が重い感じになっていますが、診断ツールを動かすぐらいなら、まだまだ使えます。
まずは、HEX-V2を車両に接続する前の、設定です。
Ross-Tech社のHPから、VCDS(診断ソフトウェア)の最新版を、ダウンロードします。
ソフトウェアを、インストールします。
この段階では、まだHEX-V2のケーブルは、接続しません。
HEX-V2のケーブルを接続し、VCDSを立ち上げます。
右下の「Options」を押します。
オプション画面にて、「Select Port」が「USB」になっていることを確認し、左中の「Test」を押します。
HEX-V2が正しく認識されていると、「Interface: Found!」とのダイアログが表示されます。
ここで、HEX-V2本体のLEDが、青色に点灯していることを確認します。
つづいて、左中の「Config」を押します。
コンフィグ画面にて、左上の「Update」のタグを選択します。
左下の「Recheck for Updates」を押します。
今回は、すべて最新版でしたが、HEX-V2のファームウェアなどのアップデートが必要な場合は、「Download Updates」を押します。
つづいて、左上の「Registration」のタグを選択します。
ユーザ登録に係る必要事項を入力し、「Change Customer Registration」を押します。
必要事項が正しく送信されると、「Registration request submitted successfully.」とのダイアログが表示されます。
「システムの処理に20分ほどください」と表示されていますが、10分ほどで、「リクエストが受け付けられました」とのメールが届きます。
さらに、10時間ほど後に、アクティベート用のIDが書かれたメールが届きました。
#すぐに承認されるかと思っていたのですが、人がマニュアルで確認しているようで、地球半周分、時間が掛かったようです。
左下の「Transaction ID」に、メールに書かれているIDを入力し、「Finalize Registration」を押します。
アクティベート用のIDが正しく認識されると、「Customer registration successful」とのダイアログが表示されます。
これにて、ノートPC側の設定は、完了です。
つづいて、HEX-V2を車両に接続した状態での、設定です。
(つづく)
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