またも、間が空いてしまいましたが、前回の続きです。
#訳あって、「前後ドライブレコーダーの取付」と同時並行で作業しているので、仕方ないのです。
“インテリジェント・スーパースポーツ”の三種の神器、レーダー探知機を取り付けます。
#Audi R8は、スーパーカーではありませんが、“スーパーカー”という響きがスーパー馬鹿っぽいので、ここでは使いません。0xF9D1
前回は、ダッシュパネルトリムの裏側に、Porsche 911からキャリーオーバーしてきた「OBD-IIアダプタ-」(OBDF12-RD)を取り付けました。
電源(OBD-II)周りの準備ができたところで、いよいよ、Yupiteruの「Z280Csd」(指定店専用モデル)を取り付けます。
Z280Csdは、ディスプレイ本体とアンテナで構成された「2ピースタイプ」となっています。
はじめに、GPS&マルチバンドアンテナを取り付けます。
アンテナの受信部が、精確に車両前方を向くよう、慎重に位置決めをします。ここでは、マスキングテープを使って、微調整しています。
アンテナのケーブルには、tesa製の「フリース粘着テープ」を、スパイラル状に巻いておきます。
さらに、フロントウィンドウ外縁の、“ぼかし”の部分ギリギリを狙って、「エプトシーラー」(発泡ゴム)を巻いておきます。
その後、ケーブルを、厚みのある直線定規などを使って、ダッシュボードとフロントウィンドウとの隙間に、押し込んでいきます。
低反発の発泡ゴムが隙間でじわじわと膨らみ、ストッパーの役割を果たしてくれることで、ケーブルが浮き上がってくるのを防ぐことができます。
この手法は、Porscheの時に編み出した技です。
いい感じで、取り付けられました。0xF9C6
つづいて、レーダー探知機本体を取り付けます。
まずは、「ダッシュボード取り付け用ブラケット」の位置決めをします。アンテナの時と同様、マスキングテープを使って、微調整しています。
ブラケットの取り付け位置は、ダッシュボードの2種類のパーツの境界のラインと、平行になるようにしています。
「Z280Csd」は、ディスプレイが対角「3.6インチ」と、これまでの製品と比べ、ひと回り大きくなっています。
加えて、Audi R8は、Aピラーがかなりスラントしたデザインであることから、フロントウィンドウとのクリアランスは、ギリギリな感じです。
#フロントウィンドウを掃除する際は、レーダー探知機本体を、一旦取り外さないといけないようです。
ブラケットを、両面接着テープで固定します。
つぎに、両面接着テープ(1mm厚)をリボン状に切り出し、ダッシュボードの2種類のパーツの境界の、ちょうど谷間になっている部分に、貼り込んでいきます。
ケーブルを、確実に固定するためです。
同様な手法は、フロントウィンドウへの「ドライブレコーダーの取付」でも、用いています。
このような感じで、取り付けられました。
レーダー探知機本体のケーブルは、ダッシュボード内部に引き込まれる境界ギリギリのところから、フリース粘着テープを巻いておきます。
アンテナのケーブルと、レーダー探知機本体のケーブルとを、Aピラーの付け根から、ダッシュパネルトリム下部に引き込みます。
ケーブルを、終端します。
ダッシュパネルトリムを戻した際に、カタカタ音がしないよう、フリース粘着テープやインシュロックを駆使して、厳重に異音対策を施しておきます。
こんな感じに、取り付けられました。
いつもながらに、すっきりまとまりました。0xF9C6
なお、Aピラーの「アッパートリム」、「ロアートリム」などの取り外し方の詳細は、こちらを参照ください。
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