前回の続きです。
ドライブレコーダーの改造版の、リアへの取り付けが終わったところで、フロントにも取り付けます。
まずは、ルームランプを取り外します。
ルームランプユニットは、2ヶ所のツメと、2ヶ所のスプリングで固定されています。
#Audi R8のルームランプは、もともと実用性は期待していないものの、そうは言っても暗過ぎるため、そのうちBMW 530iやPorsche 911の時のように、爆光仕様に改造しようと思います。
セキュリティLED用のケーブルを、ルームライニングの内側に通します。
両面接着テープ(1mm厚)をリボン状に切り出し、ルームミラー基部に貼り込んでいきます。
アプリケーションシートを剥がし、セキュリティLED用のケーブルを固定していきます。
反対側の電源ケーブルも、同様に固定します。
引き出した2本のケーブルに、tesa製のフリース粘着テープを、スパイラル状に巻いていきます。
純正のケーブルハーネスと、まったく同じ処理です。
2本のケーブルを、ルーフライニングの内側、サンバイザーの上部を通し、Aピラーの上端まで引き回します。
Aピラーのアッパートリムを、取り外します。
アッパートリムは、青色□の位置にある、2ヶ所のクリップで固定されています。
上側のクリップを、アッパートリムを下方に引き下げながら取り外し、その後、下側のクリップを、アッパートリムを手前に引き出しながら取り外します。
#BMW M3 Coupe(E92)の時や、Porsche 911 CarreraS(Type 997)の時に比べれば、難易度はそれほど高くありません。
青色□が、クリップの位置です。
アッパートリムには、スピーカー(ツイーター)用のコネクタが接続されています。
アッパートリムを取り外す前に、コネクタ側面のツメを押して、コネクタを引き抜いておきます。
ちなみに、ツイーターは、標準で「BANG & OLUFSEN」のものが使われています。
#さすがは、4ケタ万円のクルマ。0xF9F8
2本のケーブルを、純正のケーブルハーネスに沿わせて、インシュロックで固定していきます。
三日月状のカバーパネルを取り外します。
カバーパネルは、2ヶ所のクリップで固定されています。
Aピラーのロワートリムを、取り外します。
はじめに、プラスチック製のクリップを、クリップリムーバーで取り外します。
つぎに、下側のクリップを、ロアートリムを上方に引き上げながら取り外し、その後、上側のクリップを、ロアートリムを手前に引き出しながら取り外します。
ロワートリムは、2ヶ所のクリップ(金属製)と、1ヶ所のクリップ(プラスチック製)で固定されています。
2本のケーブルを、そのままダッシュパネルトリム下部まで引き回し、純正のケーブルハーネスに沿わせて、インシュロックで固定していきます。
ケーブルを、終端します。
ダッシュパネルトリムを戻した際に、カタカタ音がしないよう、フリース粘着テープやインシュロックを駆使して、厳重に異音対策を施しておきます。
(つづく)
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