「Audi R8 V10 5.2 FSI quattro S-tronic」が届いてからだいぶ経ってしまいましたが、例のごとく、レーダー探知機を取り付けることにしました。
#地の底から湧き上がるようなトルクは、免許が何枚あっても足りなそうですので。0xF9F8
これで何台目のYupiteruか分かりませんが、SuperCat Z seriesの「Z280Csd」です。
前回の「Z800DR」同様、指定店専用モデルですが、例によって“ヒミツのルート”で購入しました。
Z280Csdは、ディスプレイ本体とアンテナで構成された「2ピースタイプ」となっています。
同時期に発売された「Z995Csd」は、熱線反射ガラスなどで車内にアンテナを設置できない車種などに向け、ディスプレイ本体、防水アンテナ、ジャンクションユニット、スピーカーで構成された「4ピースタイプ」となっています。
以前は「4ピースタイプ」を使っていましたが、ダッシュボード内の配線周りがゴチャゴチャしますので、今回は「2ピースタイプ」にしました。
さらに、Z995Csdのディスプレイは、対角「2.8インチ」ですが、Z280Csdは、ひと回り大きい、対角「3.6インチ」となっています。
こちらは、オプションの「OBD-IIアダプタ-」(OBDF12-RD)です。
OBDF12-RDは、欧州車をはじめとした輸入車に対応したOBD-IIアダプタ-で、すでにディスコンになっている貴重品です。
Porsche 911 CarreraS(Type997 Phase2)に取り付けていたものを、キャリーオーバーしてきました。
こちらも、OBD-IIポートをハックするために作製した、「OBD-II延長ハーネス」です。
ヒューズボックスなどに割り込まずとも、OBD-IIポートから、常時電源(BAT)とアクセサリー電源(ACC)を取り出すことができます。
#作製方法は、こちら。
このような感じで、「OBD-IIアダプタ-」と「OBD-II延長ハーネス」とを、組み合わせます。
ケーブルが露出している部分には、「ケーブルハーネス用フリース粘着テープ」(後述)を螺旋状に巻き、しっかり異音対策をしておきます。
その名のとおり、フリースのような柔らかい繊維が編み込まれていて、ケーブルハーネスの設置後、内装の内側などに触れたとしても、不快な異音を発生させることがありません。
こちらが、tesa製の「ケーブルハーネス用フリース粘着テープ」です。欧州の数々の自動車メーカーで純正採用されている、優れモノです。
左側が、車内の通常の部位に使用する「51608」で、右側が、エンジンルーム内などにも使用できる、耐熱性の「51036」です。(耐熱温度150℃)
このような感じで、運転席側のダッシュパネルトリムに、取り付けました。
ケーブルハーネスは、エアコンダクトの隙間から取り出しています。運転席の足下上部のため、ケーブルハーネスがぶらぶらしないよう、結束バンドで固定しています。
OBD-IIの赤いコネクタ(オス)は、通常時は、車両側のOBD-IIポートに差し込んでおき、定期点検などでディーラーに入庫する際には、コネクタを外しておきます。
ダッシュパネルトリムの裏側です。
「OBD-IIアダプター」は、両面接着テープを所定の大きさに切り出し、固定しています。
ケーブルハーネスの余長は、最終的には、インシュロック(結束バンド)で固定しておきます。
後付けの部位からは、「絶対に異音を出さない」という強い覚悟で、各部の“アタリ”をしっかり確認しておきます。
(つづく)
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