しさしぶり(久しぶり)のPCネタになります。
我が家の水冷PC、「Ultimate Tera Storage Machine」も、初代の「Maximus IV Extreme」から約7年半、二代目の「RAMPAGE IV Black Edition」から約4年が経過し、そろそろ“びみょ~”な信頼性になってきました。
ここまでバックアップ用のストレージを作っておかなかったことが不思議なくらいですが、水冷PCが“バスタブ曲線”を上り始める前に、大容量のNAS(Network Attached Storage)を用意しておくことにしました。
BuffaloのSOHO・小規模オフィス向けのNAS、「TeraStation 1400D」です。2015年7月下旬に発売となり、現在はすでに販売終了となっているものです。
販売終了ということは、デッドストックが、“破格の値段”で手に入るということになります。(定価は、16TBモデルが234,036円、2TBモデルが96,336円)
ということで、いつものように、そのままでは使わず、改造してしまいます。0xF9F8
HGSTの「DeskStar NAS 0S04012-4」(8TB×4本)です。
その名のとおり、デスクトップNASシステム向けの高性能HDDで、RAIDを組むことを想定し、同一ロットの個体4本をセットにして販売しています。(購入価格:119,200円)
#現状、10TBのモデル(0S04037-4)もありますが、ちょいとまだ高いので、価格がこなれてきた8TBのモデルにしました。
#なお、10TBと8TBのモデルには、HDD内にヘリウムガスが封入されています。
TeraStation 1400Dの型番は「TS1400D0204」で、全体の物理容量は2TBのモデルです。
ドライブは、500GBのものが4本で、Toshibaの「DT01ACA050」が使われていました。
ドライブを固定している4本のビスを外し、「0S04012」(「HDN728080ALE604」のリテール品)と交換します。
ドライブの交換完了。
交換自体は、指紋を付けないよう手袋をして慎重に作業しても、30分と掛からず終わります。
BuffaloのTeraStation管理ツール、「NAS Navigator2」をインストールし、起動します。
交換したドライブ(HGST HDN728080ALE604)を認識していることを確認します。
物理容量としては約8TBですが、管理領域を除くと、約7.4TBが論理容量となります。
4本のドライブ全てを選択し、「RAID6」でRAIDアレイを作成しました。
ご存知のとおり、RAID6では、(物理本数 - 2本)分の容量となるため、物理容量としては約32TB(管理領域含む)ですが、論理容量としては約14.8TBとなります。
4本のドライブの同期が始まります。
完了までの「残り時間」が、リビルド当初、“約18,000分”と表示され、しばらくの後(動作が安定してきた頃)、“約5,600分”と表示されました。
「ほんとかよ?」と思っていたのですが、実際、リビルドに「丸4日間」掛かりました。(5,600 / 60分 / 24時間 = 3.9日)
#その間、四六時中、休むことなく「ゴリゴリ」いってました。0xF9C7
ストレージに合わせて、UPS(Uninterruptible Power Supply、無停電電源装置)も用意しておくことにしました。
Omronの正弦波出力UPS、「BW55T」です。(定価:31,104円、購入価格:16,787円)
昨今、台風の影響による突然の停電や、落雷による雷サージなどが、非常に気になるところです。
BW55Tは、TeraStationと専用のケーブルで接続することにより、停電と同時にシャットダウン信号を発出し、電源を供給しつつ、安全に本体を停止させることができます。
DENONのAVラック内に設置しました。
#これで、完ペキ。0xF9CF
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