前回の続きです。
いよいよ、アルミメッシュを、サイドグリルに組み込みます。
手間ヒマ掛けて塗装した、彼の国の「トリコロール」です。
「横フィン」の形状に合わせてしっかりマスキングしたことにより、やたら細かく塗り分けられています。
#「縦フィン」を付けたら、見えなくなってしまいますが。
フォグランプユニットの“顔”が出る部分も、曲げを考慮し、正面から見た際に水平が出るよう、工夫してあります。
#無駄に労力を使っている気がする。0xF9C7
アルミメッシュの固定は、住友3Mの「車輌用両面テープ」を使います。
BMW M3 Coupeの「リヤスポイラー」や、Porsche 911 Carrera Sの「フロントリップスポイラー」の固定など、非常に重宝しています。
以前に型取りした形状に合わせて、両面テープを貼り込んでいきます。
エッジ部の処理も、抜かりなく。
嵌合になっている部分を除き、サイドグリルの周囲全体に、両面テープを貼り付けました。
アールのきついところは、型取りをしてから、シートタイプの両面テープを切り出し、貼り込んであります。
取付ステーを、固定します。
M5のボルト(計4ヶ所)は、ネジ止め剤の代わりに、多目的接着剤を塗ってから、締め込んであります。
さて、いよいよ、アルミメッシュを組み込みます。
まずは、サイドグリルの上端部から貼り込んでいきます。
アルミメッシュをそのまま指で押すと、指先が両面テープにくっ付いてしまいますので、画像のように、プラスチックのヘラを使って、しっかりと押し付け、固定していきます。
また、両面テープ(のアプリケーションシート)は、サイドグリルの周囲を一気に剥がすのではなく、アルミメッシュの位置を正確に合わせながら、パート毎に分けて貼り込んでいきます。
サイドグリルの全周を固定できました。
アルミメッシュの端点は、ヘラを使って、フレームのアールに合わせて曲げておきます。
あわせて、嵌合の部分も、フロントバンパー側と干渉しないよう、処理しておきます。
「縦フィン」を、元通りに組み込みます。
サイドグリルへのアルミメッシュの組み込み、完了しました。
工房では、チューニングショップなどでよく行われている「アルミメッシュを裏から押さえ付ける方法」ではなく、「縦の支柱との間に挟み込む方法」を採りました。
また、アルミメッシュの固定は、ホットボンドなどではなく、両面テープを使って、「サイドグリルの全周に固定する方法」を採りました。
これらの工夫により、アルミメッシュを、サイドグリルへ、がっちり固定することができました。0xF9C6
HIDフォグランプユニットを組み込んだところです。
いや~、長く掛かりましたが、やっと完成しました。0xF9CF
(つづく)
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