(この記事は、現地2016年9月10日のものです)
ニュルブルクリンクの「北コース」(Nordschleife、ノルトシュライフェ)へ向かう途中で、やたらと路上駐車が多いポイントがありました。
北コース入口周辺を偵察した後、こちらも気になったので、戻ってみることにしました。
BMW M4 Coupeを路肩に駐車して、木立の中にできた小径を進んでいくと・・・、
北コースの一部が見えてきました。0xF9CF
どうやら、ここは、北コースの観戦ポイントの一つのようです。
標識もなにもないので、後から調べて分かったことですが、ここは、数ある北コースのコーナーの中でも、最も有名なコーナーの一つ、「ブリュンヒェン」(Brünnchen)のコーナーでした。
皆さん、バーベキューなどをしながら、コーナーを疾走していくクルマたちを眺めています。
(カーソルを画像の上に)
ブリュンヒェン・コーナーは、短い直線を挟む、2つの右コーナーから成っています。
画像右奥の1つ目のコーナーから侵入し、短い直線を挟んで、画像右手前の2つ目のコーナーを抜けて、画像左に脱出します。
いずれのコーナーも、直角に近い、きつい角度が付けられています。また、1つ目のコーナーが“下り”、2つ目のコーナーが“上り”となっています。
ツッコミ過ぎると“下り”でコースアウトし、ビビリ過ぎると“上り”でタイムロスするという、かなり高度なテクニックを要するコーナーとなっています。
それゆえ、ドライバーの力量を試させるという点で、数ある北コースのコーナーの中でも、クルマ好きが集まる観戦ポイントになっているのではないかと思います。
と、いうことで、しばらくここで、ドイツの走り屋たちのドライビングを眺めてみることにします。0xF9C6
Type 991 GT3。
Type 991 Turbo。
Type 991 Carrera。
Type 997 GT3 RS。
Type 997 Carrera。
と、いうことで、画像ではなかなか雰囲気が伝わらないと思いますので、動画でどうぞ。
こうして見ると、メーカーやエンジンの型式の違いによって、さまざまなエキゾーストノートがあることが分かります。0xF9F8
と、少し前まで、クルマがビュンビュン走っていたのですが、急に静かになり、しばらく来ないなぁ、と思っていたところ・・・、
あちゃ~。0xF9D0
静かになったのは、事故車両の搬出のため、北コースが一時的にクローズされたためでした。
北コースの入口付近に続き、ブリュンヒェン・コーナーを偵察したのは良いのですが、思っていた以上にペースが速く、しかも、事故ってるクルマを見てしまったため、だんだんと自信がなくなってきてしまいました。
どっ、どうしよう!?0xF9C8
(つづく)
〔地図情報〕
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