さて、彼の地に来ても、やはり気になるのは、現地のお巡りさん。いや、交通事情。0xF9C7
アウトバーンは、「速度無制限」と思われがちですが、意外や意外、かなりの区間が、速度制限区間となっています。
特に、インターチェンジの出入ランプ付近や、道路補修の工事区間などでは、厳しく速度制限が掛けられています。
#実際のところ、全体の3分の2近くが、速度制限区間だったように思います。
こちらは、以前に紹介した、BMW M4 Coupe(F82)の「ヘッドアップディスプレイ」。
フロントウィンドウに映し出されている「コニカミノルタ」のロゴを斜めにしたようなマークが、現在走行している区間が「速度無制限」であることを示しています。
速度無制限区間を快調に爆走走行していても、工事区間が近付くと、
このように、「130km/h」、
「100km/h」、
「80km/h」、
「60km/h」と、段階的に、大きく速度制限が掛かります。
しかも、数100mぐらいの距離で、いきなりどんどん下がるので、惰性で減速していくことができず、皆さん、ほぼブレーキング(またはエンブレ)しています。
さらには、この工事区間の車線規制が、「お前はシケインか?」と思うくらい、けっこう急に右に左に振られます。
#単に、突っ込み速度が速過ぎだ、というハナシも。0xF9C7
と、いうことで、彼の地の高速道路事情にも、だんだん慣れてきたと思っていたところ・・・、
いきなり、このような「物体」を発見!0xF9FC
急いで右に寄ってブレーキングしたのですが、
けっこう、あちこちにあるので、
どうやら、交通流測定装置のようでした。
#ふ~ぅ。0xF9C8
本物のオービスは、こちら。0xF9FC
#けっこう遠方から、目ざとく見つけていましたが。
こちらは、先ほどのオービスの少し手前。
道路補修の工事区間で、中央分離帯の狭い、片側2車線の対面通行となっていることから、速度制限は「60km/h」となっています。
ここで、速度無制限区間から、急激に制限速度が下がっていることに気付かず、漫然と走っていると、オービスの格好のエジキになってしまいます。
#彼の地でも、冴え渡る職人の動物的”勘”。(日本で鍛えたし)0xF9C7
と、思っていたその矢先、「Polizei」(ポリツァイ)の団体さんが・・・。0xF9FC
#Mercedesの覆面もいます。
こちらは、別のインターチェンジ。
「陰湿な取締り」で有名な、日本の“ケーサツ”(※吐き捨てるように発音0xF9D1)と異なり、遠目に見てもバレバレな状態ですが、
ある程度の速度が乗っていれば、ブレーキングする間もなく、あっという間に速度測定されていることでしょう。
#ここを乗り切るためには、「PCCB」(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)級の制動力が必要かと。0xF9F8
こんな感じで、流入ランプで張ってます。
しかしながら、これらのクルマを、Mercedesのワゴンと侮るなかれ。
速度違反者車を発見すると、ディーゼルの極太トルクに物を言わせ、静止状態から、飛んでもない勢いで加速していきます。0xF8C00xF9AD
最寄りのPAが、特設サイン会場。0xF9BE
Mercedesのワゴンのルーフ上にはLED表示板があって、「Kommen Sie hinter mir」(我の後に続け)と出ていました。
#どの国も同じですね。0xF9C7
あちゃ~。0xF9D0
集中取締り中なのか、いろいろな警察車両が出ています。
#くわばらクワバラ。0xF9C8
で、今回、最も肝を冷やしたのが、こちら。0xF9FC
Audi A6の覆面。
追い越し車線を爆走走行中、後方から「もの凄い速さで迫ってくるクルマがいるなぁ」と思っていたら、ルーフの上に突如“青い光”が見え、
「やばい!」と思ってとっさに右に寄ったところ(完全に「捕まった!」と覚悟)、そのままもの凄い速さで走り去っていきました。
#「ファ~フォ~、ファ~フォ~」という、ヨーロッパ諸国特有のサイレン音を残し、あっという間に見えなくなりました。
と、いうことで、クルマ好きの皆さま、彼の地でも、前方・後方には、十分気を付けて爆走走行しましょう!0xF9F8
(つづく)
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