約3ヶ月前から計画を練ってきましたが、ついにこの日がやって来ました。
いよいよ、彼の地、ニュルブルクリンクへ向かいます。0xF9CF
まずはここ、「羽田空港国際線旅客ターミナル」からスタート。
#実は、これほど近くに住んでいながら、国際線ターミナルを使うのは、これが初めてだったりします。0xF9C7
近過ぎて、出発の3時間ほど前に到着してしまったため、しばしターミナル内を散策。
5Fの展望デッキ手前の、「TIAT Sky Road」にて、フライトシミュレーターを発見。
とりあえず、実物より先に飛んどきます。0xF9F8
こちらが、往路の飛行機。
羽田発~フランクフルト行き、ルフトハンザドイツ航空 LH4921便(ANA NH203便)。
羽田を、深夜0:50に飛び立ちます。
#羽田も便利になったものです。
行ってきま~す!0xF995
使用機材は、Boeing B777-300型機。
シベリア上空を飛行中。
羽田~フランクフルト間の飛行距離は、約9,780km。飛行時間は、約11時間10分。
間もなく到着します。
スターアライアンスメンバーのANAは、ターミナル1のコンコースBに到着します。
(ルフトハンザドイツ航空は、コンコースAに到着)
到着しました、「フランクフルト空港」(Flughafen Frankfurt am Main)。
24時間空港ですが、まだ早朝5:30過ぎのためか、人もクルマもまばらです。
とーぜんと言えばとーぜんですが、タクシーは普通にMercedesのEクラスだったりします。0xF9CF
フランクフルトからシュトゥットガルトまでは、ICE(InterCity Express)を使うため、空港に隣接した「フランクフルト空港駅」に向かいます。
とりあえず、「Bahnhöfe」と書いてある、鉄道のマークに従って、ずんずん進みます。
フランクフルト空港駅には、都市間を結ぶ「遠距離駅」(Frankfurt (Main) Flughafen Fernbahnhof)と、フランクフルト近郊を結ぶ「近距離駅」(Frankfurt (Main) Flughafen Regionalbahnhof)とがあります。
ICEは、遠距離駅から出ますので、「Fernbahnhof」を目指して進みます。
ずんずん。0xF9D8
それにしても、海外の空港は大きいと知っていたとはいえ、予想以上に広いです。
コンコースの途中にあった、「ドイツ鉄道」(Deutsche Bahn AG)のみどりの窓口。(みどり色ではありませんが)
チケットは、すでに日本で購入してあるので、ここでドイツ鉄道の路線図をもらっておきました。
フランクフルト空港の「遠距離駅」に着きました。
それにしても、でかいです。広角レンズに取り換えても、フレームに入り切りません。
しかも、鉄骨とガラスを多用した、メカニカルな、いかにもドイツらしいデザイン。0xF9CF
ドイツ鉄道の自動券売機。
各国語対応ですが、慣れるまでは買うのに時間が掛かると思いますので、チケットは事前に日本で買っておいた方が良いでしょう。
#出発の3ヶ月前から買えますし、便によっては“早割り”も効きます。
この日も、飛行機が到着する度に、あっという間に長蛇の列ができていました。
まだ7:00前ですが、小腹も空いてきたので、ここでドイツ最初の朝食を摂ることにします。
う~ん。なにもかもが、美味しそうです。0xF9F7
はてさて、お腹も満たされたところで、いよいよICEのホームに向かいます。
フランクフルト空港駅発~シュトゥットガルト中央駅行き、ICE 713便は、長距離駅の5番ホームから出ます。
お~ぉ!0xF9CF
いかにも、ドイツな駅の感じ。
駅名表示も、メカニカルな感じ。
と、いうことで、ここからのBGMは、こちらで。0xF9F8
(1977年リリース)
指定席を買っておいたので、プチ鉄道ヲタクとしては、機転を利かせ、停車位置を確認しておきました。
ICE 713便の21号車はと・・・、
おっ、この辺だ!
ICE 713便、8:09発、シュトゥットガルト中央駅(Stuttgart Hbf)行き、間もなく到着します。
来ました、来ました! ICEが滑り込んできました。
いよいよ乗り込みます。
ICE(の一部の車両)では、T-mobileのWiFiが使えます。
ちなみに、ドイツの鉄道は、発車時刻になると、発車ベルが鳴る訳でもなく、静かに自動ドアが閉まりますので、注意が必要です。
#いちおう、挟み込み防止のためか、ドアの近くで、小さなチャイム音がすることはしますが。
0xF9A4「タラン、タンタ、タ~ララン、タ~ラ~ン」(「世界の車窓から」のテーマで)
0xF8D7「今日は、ドイツ鉄道、フランクフルト郊外の車窓からお送りします」
広くて快適な車内。
指定席となっている場合には、このように座席の上に表示が出ます。(ちゃんと、「フランクフルト~シュトゥットガルト」となっています)
この辺りは、東海道線や横須賀線のグリーン車と同じですね。
ICEは、車両によっては、このように車両中央部に荷物置き場があります。
ドイツは、ヨーロッパの中では、比較的安全な国とはいえ、最近はいろいろな状況になっているようですので、心配性な職人は、荷物が見える位置に指定席を確保(指定料4.50ユーロ)しました。
のどかな田園風景の中を疾走するものと思っていたのですが、車窓は、割と近代的な工場が多いです。
#そういえば、「ルール工業地帯」というのを、小中学校の時に習ったような気がします。0xF9BE
こちらは1等車の先頭車両。
さすがにゆったりとした作りです。
1等車には、コンパートメントになった座席もあります。
こちらは食堂車。
#時間があれば、ここでミルヒカッフェー(Milch Kaffee)でも飲みたかったところですが。0xF8D1
そうこうしているうちに、ICEはこんな速度でぶっ飛んでいます。0xF9CF
おっと、検札のお姉さん達が巡ってきました。
ドイツの鉄道は、改札がありませんので、ICEの場合には、ほぼ必ず検札が巡ってきます。
事前に購入した場合には、オンラインチケットをプリントアウトしたものと、決済に使用したクレジットカードを見せます。
スマートフォンの場合には、ドイツ鉄道のアプリを入れておけば、オンラインチケットのQRコード見せることにより、同じことができます。
また、このアプリは、チケットの購入だけでなく、列車が発着するホームの番号や、乗り継ぎの列車が遅延している場合には、事前にメッセージで教えてくれるので、非常に便利です。
#特に、ドイツの鉄道は、たまに遅延することがあり、これにより発着するホームが、いつの間にか変わっていたりすることがあります。(実際にありました)
#大きな荷物を持ってホーム上であたふたしないためにも、インストールしておくことをお勧めします。0xF9A0
1時間15分ほどで、シュトゥットガルト中央駅(Stuttgart Hbf)に到着しました。
それにしても、まだ9:30過ぎですが、もの凄い日差しです。0xF9CF
と、その時、ハッと気付いたのですが、遠くの駅舎の塔の上に見えるのは・・・、
さすがは自動車産業の街、「シュトゥットガルト」。0xF995
駅舎の塔の上で、スリーポインテッドスターが、クルクル廻っています。
いや~、いかにもヨーロッパな駅の感じ。0xF9C6
広~い!
でか~い!
わ~い!
と、いうことで。
羽田を出てから約17時間、はるばる約10,000kmの距離を超えて・・・、0xF8C3
やってきました、シュトゥットガルトっ!!0xF9CF
(つづく)
〔地図情報〕
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