Porsche純正グッズとしても採用されている、「ヘルメットバッグ」です。
ヘルメットに加え、万が一の衝突時に頸部を支持する「HANS」(Head and Neck Support)も収納することができます。
ということで、stand21さんの提供されている「Porsche公式レースウェアコレクション」を見に来ました。
Porsche Motorsport Collectionの「レーシンググローブ」。
右から2つは、従来の製品、「Daytona」(販売価格:30,000円、カラー:ブラック/レッド)です。
左から2つは、この春に発売されたばかりの新作、「Outside Seams II」(販売価格:32,000円)です。(新作なので、Webカタログにはまだ載っていません)
「Outside Seams II」は、その名のとおり、表(手の甲)と裏(手の平)の生地の縫い目が外側にきており、指を通した時のゴワゴワ感がありません。(「Daytona」の縫い目は内側)
Porsche Motorsport Collectionの「レーシングスーツ」。
こちらは、stand21のレーシングスーツの最高峰、「La Couture HSC」(販売価格:440,000円)です。(HSCは、「Heat Stress Control」の略)
FIAの公認を得ており(FIA 8856-2000)、このままFormula1やWEC(世界耐久選手権)などに出場することができます。
その名のとおり、オートクチュール(haute couture)で、いったん国内で採寸した後、フランス本国で職人が手縫いで縫製し、自分の躰にぴったり合ったレーシングスーツを“仕立て”てくれます。
高い耐火・耐熱性能を持った「アラミド繊維」が用いられ、表布と裏布の2レイヤー構造になっています。
生地は、後述の「ST121」と比べると布目が粗く、若干ゴワゴワした感じですが、その分、軽くて通気性が高くなっています。
オー特注~ルだけあって、お値段は張りますが(他のメーカーと比べると、倍半分以上の差!)、その品質は折り紙付きです。
差し詰め、「レーシングスーツ界のBBSホイール」という感じでしょうか。0xF9CB
Porsche Motorsport Collectionの「ヘルメット」。
「IVOS Double Duty Helmet」(販売価格:370,000円)です。
贅沢にも、フルカーボンのシェルの上から、Porsche Motorsportのカラーリングを施してあります。
こちらも、驚くほど軽くなっています。
「Double Duty」とは、オープンカーには“バイザー”を、クローズドカーには“ピーク”を取り付けることから来ているとのこと。(バイザーとピークは、いずれも付属)
とりあえず、着てみました。
こちらのレーシングスーツは「ST121」(販売価格:200,000円)で、アラミド繊維の3レイヤー構造になります。
前述の「La Couture HSC」と比べれば、若干軽さがなくなっていますが、それでも他のメーカーのトップモデル級の軽さになっています。
「レーシングブーツ」は、単体での写真を取り忘れましたが、「Daytona II New Design」(販売価格:52,000円)で、こちらもこの春の新作です。(Webカタログにはまだ載っていません)
「レーシンググローブ」は、前述の「Outside Seams II」(販売価格:32,000円)です。
この他に、耐熱・耐火のアンダーウェアもあります。(公式戦は、これらを着ないと出られません)
ということで、いい歳した大人が、レーシングドライバーのコスプレ(?)をしてみました。
#着ただけで、ラップタイムが短くなった感じ。0xF9F8
stand21さんの設立は、1970年。
#わたくしと同い年ということもあり、勝手に親近感を抱いております。
各種レーシングギアの開発には、「こちらの方々」が、携わられているとのこと。0xF9CB
〔おまけ〕
帰りしな、天現寺橋のところで、クラポーに遭遇。
〔おまけ2〕
前述の、「Daytona II New Design」です。
こちらも、買ってしまいました。0xF9C7
「Porsche」や「Michelin」のロゴは、すべてスーツの生地と同じ「ノーメックス」(アラミド繊維のDupont社の商標)という糸による刺繍です。
ちゅーこく人などにパクられないよう、ホログラムシートが縫い付けられており、一着一着がシリアル管理されています。
また、「Porsche Motorsport」のロゴが、胸のところで2つに分かれるようになっていますが、裏側に回り込んで刺繍されており、非常に丁寧な作りになっています。
左胸には、訳あって(後日記載)、「BBS Japan」さんのロゴを入れてもらいました。
こちらは“後入れ”なのでワッペンですが、そのままアイロンで熱を掛けて接着すると、「本来の耐火・耐熱性能が失われてしまう」ということで、少し工夫をしていただいています。
スーツに直接ワッペンを取り付けるのではなく、ワッペンの下に、一層、アラミド繊維の「当て布」をしてもらい、その周囲をノーメックスの糸で縫って、取り付けてあります。
ウェストには、イニシャルと血液型を入れてもらいました。
付属のスーツケースです。
表裏にポケットが付いており、表面にグローブとアンダーウェア、裏面にバラクラバ(目なし帽)とソックスを収納できるようになっています。
こちらにも、「Porsche Motorsport」のロゴが刺繍されています。
〔おまけ3〕
ついでと言ってはなんですが、
これまで、某・日本の自動車メーカーのつなぎを着ていたのですが、この機会に、Bilsteinさんのメカニックスーツも買ってしまいました。0xF9C7
(定価:18,360円、購入価格:13,600円)
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